“耽美エントRock”というテーマのもと、日本、アメリカ、イギリス、スウェーデンのクリエイターが参加したアルバム「OUT THE BOX」をリリース、ソロアーティストとしてのキャリアを華やかにスタートさせた堂珍嘉邦。現在行われている全国ツアーでも、激しくも美しい独自のロックサウンドをストレートに体現している。今回のツアーにかける思い、そして、今後の活動について聞いた。
——まずは3月からスタートした全国ツアー「堂珍嘉邦 TOUR 2013 OUT THE BOX」の手ごたえについて教えてもらえますか?
「アルバムに関しては、自分が制作に関わった曲ばかりだし、伸び伸びとやれてますね。余計なものがぜんぜんないんですよ、とにかく。すごく自然体でやれてるし、垢とか錆が取れていってる感じがするというか。たとえばパフォーマンスで迷うことがあったとしても、ライブの前の日にクラブで踊っただけで体の動きが良くなったり(笑)。頭で考えるというより、ヒラメキとかノリを大事にしながら楽しんでます。何より、自分で作った曲を大きな音で届けられるっていうのはすごい喜びだし…。あ、でも、ギター弾くのはちょっと緊張しましたね。初日とかはだいぶ堅かった(笑)」
——ギターを弾きながら歌う堂珍さんって、やっぱり新鮮ですよね。セットリストは「OUT OF THE BOX」の楽曲が中心?
「そうですね。あとはシングルのカップリング曲もあるし、カバー曲もやってるし。初めてバンドといっしょに演奏してるわけだから、(CD音源から)変化する部分もかなりあるんですよ。CHEMISTRY時代のソロ曲もやってるんですけど、フレーズやアレンジが少し違ってたり」
——ベースがMONORALのAliさん、ギターがPay money To my PainのPABLOさんという布陣もめちゃくちゃ強力ですよね。
「うん。アルバムの楽曲はPCで構築することも多かったんだけど、実際にライブをやることによって“バンドのグルーヴを活かした曲も作ってみたい”と思うようになって。たとえばバンドでジャムってみるのもいいだろうし。要はメンバーが“演奏していて楽しい”って思える曲ですよね。ライブ感をわかりやすく伝わる曲も必要だし、そういうほうが自分自身もラクですから」
——本来、バンドのボーカリストという立ち位置が合ってるのかも。オーディエンスのみなさんの反応はどうですか?CHEMISTRY時代の音楽性とはまったく違うし、驚いている方も多いと思うんですが…。
「自然に楽しんでくれてる人もいれば“どういうふうに盛り上がれればいいのかな?”っていう雰囲気の人もいて。自分としては“ここから始まる”っていう感じなんですよね。新しいリスナーの人たちに“いいじゃん”って言ってもらわないと意味がないので…。CHEMISTRY時代からのファンの人たちに対しても、“新しいところに連れていく”くらいの勢いでやらないとダメだと思うし。これからですよ、ホントに」
——ツアー以降の展開も楽しみです。
「次のシングルの候補曲もライブでやってるんですよ。どんどん新しい曲を作っていきたいですね、まずは」
2013年4月19日(金) | Zepp DiverCity Tokyo | 18:30 開場 / 19:00 開演 | 全席指定:6,800円 (税込) |
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受付期間:受付中〜4/14(日) 13:00 ※規定枚数になり次第終了いたします |
Debut Album「OUT THE BOX」
(DELICIOUS DELI)
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