やなぎなぎはsupercellのゲストボーカルとして脚光を浴び、2012年にソロデビュー。アンビエントやエレクトロニカなサウンドに、透明感のある歌声、イマジネーションをかき立てる歌詞で独特な世界を構築する注目アーティストだ。7月発売の1stアルバム『エウアル』がオリコン4位を記録。大きな期待感と勢いを実感させた。
「タイトルは裏表を意味する“uraue”を逆さまに読んだものです。表裏一体の世界を表現したくて。1曲目が『本当』、最後の曲が『嘘』だったり。私が歌うきっかけがネットにカバー曲をアップしたことだったので、川本真琴さんやYEN TOWN BANDなどのカバー曲CDも付けました」
アルバム名を冠した初の東名阪ワンマンツアーはもちろん完売。
「男性の方に加え、女性や学生の方もたくさん来てくださって、広がりを感じてうれしかったです。ライブはアルバムの世界を見せたいとセットリストもアルバムの曲順で、曲に合わせた映像や照明の演出も凝って。五感で楽しめる空間を作れたかなと」
11月20日には今年3枚目のシングル「アクアテラリウム」が発売。今話題のアニメ『凪のあすから』のED曲で、詞は自作、作曲は『機動戦士ガンダム00』主題歌などで知られる石川智晶を起用。
「(アニメは)陸と海、それぞれで暮らす中学生の交流を描く青春ファンタジーですが、退廃的な雰囲気もあって。そんな世界観が伝わる曲が書けるのは石川さんしかいないと。届いた曲に“ひ”という言葉を使ったコーラスが入ってて、でもそれが不思議と水中にいるような、素敵な曲になりました。『アクアテラリウム』が水中から見上げる情景としたら、c/wの『mnemonic』は地上から見る水面で対の関係になっています」
もう1曲のc/w「You can count on me」は初のライブチューン!
「最初は家で一人で完結する曲を作っていたけど、デビュー後はライブ等ファンの方に直接会える機会も増えて。それならみんなで盛り上がれる、ライブ有りきの曲があってもいいかなと。曲名を一緒に歌えるパートもあるのでぜひ!」
そして来年1月から『エウアル』アンコールツアーがスタートする。
「10月のワンマンツアーが有り難いことに満員だったので5ヶ所に増えました。前回ツアーにプラスして新たな『エウアル』の世界をお見せしたいし、『アクアテラリウム』も生で聴いてほしいです。東京と福岡はホールで、ホールも初挑戦。最終日の東京はデビュー日近くで、節目のライブにもなりそう。楽しみです!」
2014年2月22日(土) | 東京国際フォーラム ホールC | 16:30 開場 / 17:00 開演 | 全席指定 ¥5,000(税込) |
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受付期間:受付中〜12月6日(金) 13:00 |
NEW SINGLE「アクアテラリウム」
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1st ALBUM「エウアル」
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やなぎなぎ (2013.12月号掲載 DI:GA interview)