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PAPER DI:GA

山崎あおい(2014.1月号掲載 DI:GA interview)



山崎あおい

2014.1.8 up

札幌出身の現役大学生シンガーソングライター、山崎あおい。その透明感あふれる歌声と共に、彼女が今表現したい様々な色を持った1stアルバム『アオイロ』が1月8日にリリース。3月26日には渋谷CLUB QUATTROにて1stワンマンライブツアーのファイナルを飾る!


——デビューアルバム『ツナガル』から約1年半、今作『アオイロ』は“1stアルバム”という位置づけですね?


「『ツナガル』は中学・高校の頃に作った曲をまとめた形だったんですけど、今作の『アオイロ』は今自分が聴いてもらいたい曲とか、シングルでは見せられなかった面とか、いろんな曲を入れられたんですね。自分の中で自信作ができたなと思って“1stアルバム”としました」


——デビュー後、楽曲制作の意識もだいぶ変わりましたか?


「“曲を書けば聴いてもらえる”っていうイメージを持って作れるようになりました。それが楽曲を完成させるエネルギーになっていますね」


——例えば“これはデビュー前には書けなかったな”と思う楽曲は?


「『レイコさん』はタイトルからしてふざけてる感じなんですけど(笑)、友達のお母さんをモチーフに書いた曲なんです。ライブでもすごく盛り上がってくれて。ヘンに自分で型にはめてた部分を取っ払って、やりたいこと全部やってみてもいいのかなと思って作った1曲ですね。あと、今までは落ち込んでいる人を励ます曲とか、“でも私は大丈夫、負けないから”みたいな前向きな曲が多かったんですけど、環境が変わっていく中で、無理やり前向きな結末に持っていかなくてもいいんじゃないかなと思うようになって。共感によって励まされるところもあるなと思って作ったのが『カランコロン』です。私としては新しい視点から書いてみた曲ですね。それから今作には、中学生の頃に書いた『Blue days』も収録しているんです。私も二十歳になって、自分でもだんだん大人になってきていると感じていて。中高生の頃に書いた曲を音源で出せる最後のチャンスかなと思い、今自分が聴いてほしい中学生の頃の曲も入れました」


——どの曲もその時々の場面や心境がリアルに描かれていますが、歌詞が持つ力はもちろん、山崎さんの真っ直ぐで透き通った歌声によって瑞々しく切り取られているなと感じました。


「例えば息の量でも聴いている人の気持ちが変わると思うので、レコーディングでは声のニュアンスを大切にして歌いましたね」


——3月には1stワンマンライブツアーが行われ、ファイナルは渋谷CLUB QUATTROですね!


「デビューから1年半、念願叶ってようやくワンマンツアーができるのですごく気合い入っています。音源を聴いていいなと思って来てくれる方ばかりだと思うんですけど、生で声を聴くとまた違うと思うんですね。“やっぱライブいいよね”って言ってもらえるステージにしたいです。私はいつもアコギを弾きながら歌うスタイルなんですけど、新しい挑戦としてエレキも弾いてみたいなと思っています」


インタビュー/牧野りえ


ファーストワンマンライブツアー2014~アオイハル~

2014年3月26日(水) 渋谷 CLUB QUATTRO 18:00 開場 / 19:00 開演 全自由 ¥2,800(税込)
一般発売日:3月2日(日) ON SALE
ファーストワンマンライブツアー2014~アオイハル~ 公演詳細はこちら

GET TICKET抽選先行受付

受付期間:受付中〜1月16日(木) 18:00


アーティスト情報


※初回限定盤

1st ALBUM「アオイロ」
(Colourful Records)
●1月8日(水) ON SALE



山崎あおい(2014.1月号掲載 DI:GA interview)

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