3月19日に、通算9枚目のアルバム『TO BE OR NOT TO BE』をリリースしたナイトメア。メンバー全員が1作品の中で作詞を手掛けた楽曲など、新たなるナイトメアの方向性を感じる新作は、4月3日からスタートするツアーをどのように変化させていくことになるのだろう?YOMI(Vo)とメインコンポーザーの咲人(Gt)に話しを訊いた。
——『TO BE OR NOT TO BE』を引っ提げたツアーが4月3日の三郷市文化会館を皮切りに、6月15日に東京国際フォーラム ホールAまで20本で行われる訳ですが。
咲人「個人的には、だんだん飾らなくなってきているから、わりと剥き出しなライヴになるんじゃないかなと」
——そういうライヴが似合うアルバムでもあるからね。YOMI的にも前作の『SCUMS』と前々作の『NIGHTMARE』に比べ、すごく自然に歌えているように思うけど。
YOMI「そうだね。前作2作は、自分の限界を出し切ってる感じだったんだけど、今回は余裕を持って歌えてる感じかなと。それもあって、おのずとライヴもノビノビできるんじゃないかなって思ってますね」
——今作は、7年前くらいのナイトメアを彷彿させる楽曲たちもあったように思うけど、そこに対しての意識は?
咲人「当時持ってたガムシャラさとかはあるのかなと。バンドが結成10周年を迎えて一回りして、原点回帰というと安っぽいんだけど、昔あった良さみたいな“ヴィジュアル系と呼ばれる感覚”を、敢えて避けようとしなくてもいいのかなって思ったというか。本来自分たちは、こういうことをやりたいと思ってバンドをやっていたよね、っていうところを再確認してもいいのかなと。例えばメイクが薄くなったり、衣装がシンプルでカッコ良くなっていくという流れはよくあることなんだけど、ある意味そうなっていったら、セオリー通りというかね。だからこそ、敢えてそこに逆らってみてもいいのかもって。個々のスキルも違うし、今、昔っぽいことをしても、昔のままにはならないから」
——成長がそこに加わるからね。
咲人「そう。けど、過去に逆行していこうっていうことではなく、この先もいろいろなことに挑戦していきたいと思っているし、俺は個人的に“なんでそんなことやるの!?”っていうところに挑んでいきたいと思っているし。今回のアルバムは暗いけど、次はすごく明るいモノになっているかもしれないしね」
YOMI「そういう意味では、日々進化していけるバンドでありたいなと思いますね。今回のアルバムタイトルは、“生きるべきか死ぬべきか”っていう意味を持つモノでもあるので、ライヴ1本1本に対して、そういう意識を持って、自分の限界を出し切るツアーをしたいなと。ファイナルの東京国際フォーラム ホールAでは、いつも以上に自分たちらしいライヴを魅せられたらなと思ってます」
2014年4月3日(木) | 三郷市文化会館 大ホール | 18:00 開場 / 18:30 開演 | 全席指定¥5,500(税込) |
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2014年4月5日(土) | 栃木県総合文化センター | 16:30 開場 / 17:00 開演 | 全席指定¥5,500(税込) |
2014年4月6日(日) | 鎌倉芸術館 大ホール | 17:00 開場 / 17:30 開演 | 全席指定¥5,500(税込) |
2014年4月12日(土) | 前橋市民文化会館 | 17:00 開場 / 17:30 開演 | 全席指定¥5,500(税込) |
2014年4月13日(日) | 市川市文化会館 大ホール | 16:30 開場 / 17:00 開演 | 全席指定¥5,500(税込) |
2014年5月3日(土・祝) | オリンパスホール八王子 | 16:30 開場 / 17:00 開演 | 全席指定¥5,500(税込) |
2014年5月4日(日・祝) | 相模女子大学グリーンホール(相模原市文化会館) | 16:30 開場 / 17:00 開演 | 全席指定¥5,500(税込) 立見禁止席¥5,500(税込) |
2014年6月15日(日) | 東京国際フォーラム ホールA | 17:00 開場 / 18:00 開演 | 全席指定¥5,500(税込) |
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受付公演:6月15日(日)東京国際フォーラム ホールA 受付期間:受付中~4月24日(木) 23:00 ※規定枚数になり次第終了 |
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(HPQ)
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ナイトメア(2014.4月号掲載 DI:GA interview)