——最新アルバム『DISCOVERY』を完成したNorthern19。今作からは10周年を経ての新たな覚悟や意気込みをすごく感じました。
笠原健太郎(Gt/Vo)「昨年10周年を迎えて、久々に会えた友達もいれば、辞めていたバンドマンもいて。時間は進んでいるんだというのを感じる中、10年間バンドをやれていることにもすごく感謝して。自分たちだから歌える歌を歌いたかったから、今作は“俺たちはまだ頑張っていくよ”という表明でもあるし、“これを聴いて賛同してくれるなら一緒に頑張ろう”ってメッセージも明確に打ち出せたと思っていて」
——1曲目「START AGAIN」とか、そういう気持ちが歌やサウンドに真正直に出てます。
笠原「曲というのは自然と生まれてくる物が一番良いと思ってるんですが、この曲もすごく良い形でメロディと歌詞が合致して。今回のアルバムはそういう曲が多くて、自然と降りてきた物がそのまま完成へと導いてくれた感があって。迷いもなかったし、迷う余地すらないほど自然と曲が出来ていったんです。昔は自分の課したハードルを超える曲が出来なくて悩んだこともありましたけど、11年目にしてこういう作品が出来て、“まだまだやれんじゃん!”という自信にも繋がりましたね」
——勢いある前半から、激しく切なくエモーショナルにと様々な表情を見せてくれるので、すごく人間味のある作品にもなりました。
笠原「人に気付いて欲しい面も見られたくない面もあると思うんですけど、その両方を素直に歌いたいと思うし。頭で考えず、肩肘張らずに歌えるようになってきたと思います」
——今作の向こう側を指し示す「GLORIA」の希望溢れるラストも本当に美しいです。
笠原 「『GLORIA』こそ、曲を作ってる記憶がなくて。曲作りの後半で出来たんですけど、無意識で一気に出来たんです。実は最後の1行が『START AGAIN』の1行目と一緒なんですけど、それが浮かんだ時は“今作が何かに導かれて作れた作品だったんだろうな”と思って鳥肌が立ったし、なんだか嬉しくて。今作は届く人にはきっと届くと信じてるし、手にした人はずっと聴き続けて欲しいし、自分たちにとってすごく重要な作品になったと思っていて。音楽的なアプローチでもメロディックパンクを基盤に多様性のある作品になったし、芯のあるソングライティングが出来たと思うので、本当に自信を持ってみんなに届けられる作品になりました」
——7月からはそんな新曲たちを生で届ける、リリースツアーがスタートします。
笠原「今回はアルバム発売も楽しみですけど、ツアーが本当に楽しみで。『START AGAIN』と『TONIGHT, TONIGHT』はすでにライブでやってるんですが、自分たちでも演奏しててグッとくるし、刺激的で。届けたい曲がまだまだあるので、ツアーはぜひ遊びに来て欲しいし、僕らはこのツアーを経てもっと大きくならなきゃいけないと思っているんで。アルバムリリース後の僕らにも期待して下さい」
2014年8月14日(木) | 千葉 LOOK | 18:00 開場 / 18:30 開演 | スタンディング ¥2,500(税込) |
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2014年9月9日(火) | F.A.D YOKOHAMA | 18:00 開場 / 18:30 開演 | スタンディング ¥2,500(税込) |
2014年9月10日(水) | 水戸 LIGHT HOUSE | 18:00 開場 / 18:30 開演 | スタンディング ¥2,500(税込) |
2014年10月3日(金) | HEAVEN'S ROCK Utsunomiya | 18:00 開場 / 18:30 開演 | スタンディング ¥2,500(税込) |
抽選エントリー期間:受付中〜6月8日(日) 23:00 |
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5th Album「DISCOVERY」
(WIRED ReCORDS)
●6月25日(水) SALE
DISK GARAGE.com Northern19 アーティストページ
Northern19 オフィシャルサイト
Northern19(2014.6月号掲載 DI:GA interview)