フルアルバムとしては2年4ヶ月ぶりとなる2ndフルアルバム『WORLD MAKER』を9月24日にリリースした、女性5人組ロックバンドexist†trace。ライブを通して成長を遂げたexist†traceの“今”が凝縮された本作を引っ提げ、12月14日TSUTAYA O-WESTにて「ONE MAN SHOW 激情スパイラル FINAL -WORLD MAKERS-」を開催!ジョウ(Vo)とmiko(Gt&Vo)、Mally(Dr)の3人に話を聞いた。
――『WORLD MAKER』はバラエティに富んだライブ感あふれる作品ですね。
miko「1stフルアルバムからの間にツインボーカル体制になったりと状況が変わっていく中で、試行錯誤しながら自分たちが本当にやりたい音楽をより突き詰めていったんですね。新曲ができたらライブでどんどんやってみて、“これは違うな”“これは私たちらしいな”って試していく中で見つけていったものが『WORLD MAKER』に集約されたと思います」
ジョウ「ファンのみんなと一緒にライブで育ててきた曲が多かったので、初めて聴く人にもできるだけexist†traceのライブの感じをそのまま伝えられるように歌おうと思いました」
Mally「個人的にも音楽に対しての取り組み方とか、レコーディング姿勢とか、いろんな面ですごく成長できたアルバムなんです。前は漠然と目の前にある曲に対して最善を尽くす感じだったんですけど、今は聴いて楽しめるように録らなきゃいけないと思うようになったことで、ライブ感を意識したリズムや揺れを敢えて積極的に取り込みましたね」
――また、exist†traceの特徴の1つであるツインボーカルも、楽曲に広がりや疾走感を出していますね。
miko「ジョウと私の良さって違うので、それぞれの良いところを活かしつつ、“ツインボーカルだからこうじゃなきゃいけない”っていうことをあんまり考えずに作った曲が多いですね」
ジョウ「今となっては、mikoのハーモニーがないとちょっと寂しくて、2人で歌うのがexist†traceなんだなって思いますね。例えば『ダイアモンド』とか、もしカラオケに収録されたら絶対に2人じゃないと歌えないですからね」
miko「1人で歌ったら死んでしまう(笑)」
ジョウ「Bメロに入る前に息絶えるね(全員爆笑)」
――さて12月14日にはTSUTAYA O-WESTでワンマンライブが開催されますね!
Mally「過去にexist†traceを観たことがある人にも是非もう1回来てほしいんですよ。『MONTHLY ONE MAN SHOW 激情スパイラル』の集大成でもあるけど、exist†traceのスタートからの集大成という気持ちでもあるので。この日は有給なり何なり取って。仮病…もう仮病でもいいです!(全員爆笑)今のexist†traceの姿を観てほしいんですよね」
ジョウ「今、Mallyが“今の自分達を見てほしい”って言いましたけど、この7ヶ月連続ワンマンと『WORLD MAKER』の完成を経て、今まで以上に熱く輝けている自信があるから言えるんです。かなり力が入ってますね!」
Mally「個人的にはドラムソロとか…やりたいなって(照笑)」
miko「ここで言っちゃったらやるっきゃない!(笑)O-WESTはステージも高くて一番後ろからも観やすいし、ステージも広くてメンバーも自由に表現できると思うので、そこも是非とも観てほしいですね」
2014年12月14日(日) | TSUTAYA O-WEST(旧Shibuya O-WEST) | 17:00 開場 / 17:30 開演 | スタンディング ¥3,500(税込) |
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exist†trace(2014.11月号掲載 DI:GA interview)