ここにきてChageの活動が活発化している。まず、9月から10月にかけて行われた「ChageLiveTour2014 ~ equal ~」で歌われた新曲「equal」のライヴ音源を、いち早く11月5日に配信開始。年末には自身初となるディナ−・ショ−を開催し、さらに2015年1月14日には、ツア−を収めたBlu-ray/DVDがリリ−スされる。
「こないだのツア−はMULTI MAX (マルチマックス)時代の曲が中心でしたが、バンドの演奏も最高で、僕自身、そのグル−ヴをお客さんと一緒に楽しんだ感じでしたね。その時、ライヴ本編の最後に歌ったのが“equal”という新曲だったんです。実はツア−前、作詞家の松井五郎が“これはChageとファンのために書いた”って、一編の詞を持ってきた。それがもう、僕の言いたいことの痒いところに手が届く、“孫の手”みたいな内容で、書きかけてはいたけど先へ進めず悶々としていた曲が、一気に書き上がったんですよ。この曲があったことで、今の自分を伝えられて、本当に良かったです」
そして今回のツア−は、日程終了とともに終り、ではなかった。彼はステ−ジで得たものを糧に、2015年への更なる展開を考えたのだ。
「1月17日から二日間、『Chage fes.』というのをやるんです。なぜやろうかと思ったのかというと、昨年から自分の周りでいろんな出来事があり、何か行動を起こしたくてしょうがない心境になったんです。がむしゃらにでも、“ともかく音楽をやろう”、という気持ちになった。ツア−中はファンの方達から沢山の笑顔を、そしてバンド・メンバ−からは演奏で“愛”をもらったし、それはどんな励ましの言葉より嬉しかった。そしてあの時、お客さんと共に掴んだものが確かにあったんですよ。それが熱いうちに、次のものへ投入して具体化していけたらいいな、ということから決めたことだったんです」
自らの名前を冠したこのフェスは、いったいどんな内容になるのだろうか。その際、彼が音楽とともにライフワ−クとし長くつづけているある事が、大きな手助けともなった。
「僕はずっとラジオをやっていて、ゲストの方々がたくさん来てくださるし、“そのうち、また会おうね−”と挨拶して別れるものの、なかなかそれが実現しない。じゃあ、自分で土台を作ってみようかな、というのも動機のひとつだった。内容に関しては、いま、スタッフを含めて考え中ですが、あまりガチガチに決め込まないで、当日、現場で生まれてくるものもあるものにしたいです。会場の豊洲PITはもちろん下見に行ってきましたが、お客さんもとっても観やすい造りだし、面白いことがいっぱい出来そうです。僕自身はね、緩急混ぜつつゲストの方達とも絡みつつになるでしょうけど…。でも12月にディナ−・ショ−を初めてやって、1月はこれでしょ。“ま−、色々なことやるなぁ”って思ってる方もいらっしゃるでしょうけど、ここからが新たな“Chage元年”なんですよ。ともかく、前に進まないと始まらないですから」
2015年1月17日(土)18日(日) | 豊洲PIT | 16:00 開場 / 17:00 開演 | 指定席 ¥8,888(税込) スタンディング(指定席後方) ¥7,980(税込) |
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Blu-ray/DVD「ChageLiveTour2014 ~ equal ~」
(ユニバーサルミュージック合同会社)
1月14日(水) SALE
※同日にライブ音源全曲配信スタート!
ライブ音源「equal」
iTunesにて先行配信中!
DISK GARAGE.com Chage fes. 2015 アーティストページ
Chage fes. 2015特設サイト
Chage オフィシャルサイト
Chage fes. 2015 (2014.12月号掲載 DI:GA interview)