——去年の9月23日をもってドラムのミナセが脱退して半年後にライブを再開したダウトだけど、半年間それぞれどうしていたの?
威吹(Gu.)「予め、半年間という期間をあけてバンドを見直そうって話しだったんです。その上で、それぞれソロで活動したりしてましたね。セッションに参加したり、誕生日ライブやったりとか。すごくいい勉強期間になったとは思いますけど、やっぱり1人でライブしてると、ステージ上でアイコンタクトする相手もいないこともあって、改めてバンドの良さというのを感じた期間でもありましたね」
玲夏(Ba.)「正直なことを言うと、ダウトっていうバンド名に縛られるのが嫌だったり、その肩書きを邪魔だなって思っていた時期があったんです。もちろん、それはバンドを辞めるとか、ダウトが嫌いとかそういうことではなく、気持ちの問題で、バンド名にすがりたくないっていう思いが強かったりもしたんですけど、この半年間という期間を設けたことで、ファンの子たちが自分に何を求めているのかを再確認出来た気がするんです。それに、自分自身も、すごくバンドというモノを改めて好きになれましたしね」
——いい話だね。今のところドラムはサポートで?
威吹「はい。やっぱりメンバーを入れるってすごく大事なことでもあるので、そんなに簡単に出来ることでもないから、当面はサポートでやっていこうと思ってます。ずっと一緒にやってきたドラマーとサポートドラマーでは癖も個性も違う訳で。そこも前向きにとらえれば、いい刺激になっていると思うので」
玲夏「この期間もちゃんとプラスに変えていこうと思ってるんですよ。望んだことではもちろんなかったし、オリジナルメンバーのまま続けられるのが一番良かったと思うんですけど、そこでいつまでも立ち止まっていられないし、この現実もちゃんと自分達のために使っていけたらいいなと思ってますね」
——4月からは勢力的にイベントライブにも参加して、8月13日からはダウト、vistlip、R指定での3マンツアーも始まるね。
玲夏「昔から仲のいいバンドでもあって、ずっと“いつか一緒に面白いことしたいね”って言われていたので、やっと実現出来たのもあるので、3バンドでおもいっきりかきまわして来たいと思います。興味なかった人達も、面白いことやってたら、向こうから興味示して寄って来てくれると思うんで、ヴィジュアル系のバンドが3バンド集まってるんだから、そこを武器にとことん面白いことやってやろうかなと思ってます」
威吹「ヴィジュアル系っていう枠だけに小さくまとまるんじゃなく、日本のマーケットとして楽しめる空間に出来たらなと思って『JAPANIZM MARKET'15』っていうタイトルにしたんです。8月29日のファイナルの新木場Studio Coastでは、会場の外を使っていろんな催しをしたりもしたいなと思ってますので、是非遊びに来て下さい!」
2015年4月5日(日) | オリンパスホール八王子 | 14:00 開場 / 15:00 開演 | 指定席 ¥6,480(税込) |
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2015年8月8日(土) | TSUTAYA O-WEST | 17:00 開場 / 17:30 開演 | スタンディング ¥4,320(税込) |
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2015年8月29日(土) | 新木場Studio Coast | 15:30 開場 / 16:30 開演 | スタンディング ¥4,860(税込) |
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ダウト (2015.4月号掲載 DI:GA interview)