——4thアルバム『BLACK』はとことん、ジャンルレスな1枚だね!
武瑠(Vo)「そう。今回も後に小説を書こうとしているから、お話の流れありきでアルバムを作っているんです」
Chiyu(Ba)「楽器隊としては、アルバムを作ったというより、今回は、1曲1曲を大事に作っていったっていうイメージだから、1曲1曲がより立ってるし、パンチ力が強いと思う。曲調もバラバラやし、その上、音色に関しても曲に合わせて選んでるから、よりジャンルレスに聴こえるんやと思う」
shinpei(Dr)「とにかく、シングル曲を目指して作っていた楽曲たちでもあったから、より色が濃いんですよね。また今回めちゃめちゃ曲が難しいんですよ。曲のクオリティ的には、かなり背伸びした曲たちが揃ってると思いますね。ライブで再現するのはすごく大変だと思うんですけど、頑張ります。」
masato(Gt)「ギターに関しては、機材の進化とかもあるし、それを自分達が使いこなせるようにもなってきたこともあって、その機材の最善の音というのを使って、イメージの再現性というみたいなのが、作り込めたような気がしますね。あと個人的には、武瑠から、この小説をいつか映画化もしたいっていう話しを聞かされていたので、お話に合うサントラ盤を作るイメージで制作にあたってました」
——SE的な楽曲も入ってるもんね。
yuji(Gt)「活動休止期間にいっぱい曲を作った中からも選んでいったんだけど、普通に歌詞の入った曲に仕上ていたモノをSEにしたりもしたんですよ。そんなのも斬新でしたね」
——お話の内容というのは?
武瑠「東京を舞台にしたクローンのお話。お話自体は10年前からあったんです。当時、テレビのニュースで、“死んだマウスから生きてるマウスを作ることに成功しました!”って言ってたのを聞いて、衝撃が走ったんです。例えば、俺が死んで、俺の細胞から俺を作ったら、中身も俺なのか?とか、いろいろと考えちゃって。パソコンをアップデートをするとか、整形中毒になるとか、みんなが自分で細胞をチューンアップするとか。まだ法律ではちゃんと許されていないけど、1割くらいの人達はもうやってるかもしれないという。つまり、今回のは、そんな1割のマイノリティの人達のお話。お話の中では、SuGが活動休止して、全員クローンになってチューンアップして復活してるっていう設定で小説とリンクさせてあるんです」
——どうして黒なの?
武瑠「SuGというバンドの音楽性も含めたところで、黒って一番カラフルだなって思ったんです。単色の黒じゃなくて、いろんな色を重ねて塗ってった黒なんです」
yuji「ライヴでもそんなSuG感を届けていけたらいいなと思ってます。今回ライヴは土日に当てているので、是非、遊びに来てほしいなと思います!」
2015年5月24日(日) | 柏Thumb Up | 16:30 開場 / 17:00 開演 | スタンディング ¥4,860(税込) |
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2015年5月30日(土) | 水戸LIGHT HOUSE | 16:30 開場 / 17:00 開演 | スタンディング ¥4,860(税込) |
2015年6月5日(金) | HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 | 18:00 開場 / 18:30 開演 | スタンディング ¥4,860(税込) |
2015年7月26日(日) | 渋谷公会堂 | 16:30 開場 / 17:00 開演 | 全席指定 ¥5,940(税込) |
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SuG (2015.4月号掲載 DI:GA interview)