3月に6枚目のシングル「ありがとう」をリリースした新山詩織が、7月に自身2度目となる全国ツアーを開催することが決定した。デビューから2年。「これまで出会い、励ましてくれたたくさんの方々へのありがとうを歌に込めたい」と言う彼女に改めてワンマンライブにかける思いを聞いた。
――2ndライブツアーが決定しました。
「最近はわりとアコースティック形式のライブが多くて。だから、新山詩織のライブというと、アコギを弾きながらがっつり歌う雰囲気というイメージが強い方が多いと思うので、弾き語りのライブで私を知ってくれた方に、これまで見せたことのない自分の姿を出せたらいいなと思ってます」
――それはどんな姿だと言えばいい?
「自分はもともとロックが好きで、バンドが好きなんだっていう気持ちを届けられたらいいなと思いますね。理想としては、完全に私の音楽だけの世界に連れ込んで、どんな曲調であってもどっぷりと浸ってもらえるような、日常を忘れられるライブを作っていきたいです」
――東京は恵比寿リキッドルームでの公演となってます。1stツアーからは倍のキャパシティーです。
「前回よりたくさんのお客さんと、同じ時間と空間を過ごせることがなにより楽しみです」
――どんなライブにしたいですか?
「デビューからずっと応援してくださってる方々は、こういう流れでくるかな?って予想してたりするかもしれないんですけど、そういう人たちをいい意味で裏切りたいですね。私のライブに初めて来てくれる方には、『新山詩織、すげえな』って言われるようなライブにしたい。じっくり聞かせるところは丁寧に言葉を伝えて、挑発的にいくところはいって。壮大なライブにできたらいいなって思ってます」
――挑発的な新山さんがまだ想像できないんですが……。
「きっと、みなさんそうなんだろうと思うんですよね(笑)。でも、今回のツアーでは、さっきも言ったように、裏切りたいなっていう気持ちが強くて。アコースティックもあるけど、エレキもかきならすし、<新山詩織はこんなもんじゃない!がっつりやるぞ!!>っていう意気込みも感じてもらいたい。とにかく新たな面を知ってもらいたいなと思ってます」
――現在、制作中だというニューアルバムにも新しい面は現れてそうですか?
「そうですね。歌詞の面でも、1stアルバム『しおり』とは違って、5枚目のシングル『絶対』の頃から、明らかに新しい私が出てるなって思うんですね」
――歌詞の登場人物がひとりじゃなくなってきてますよね。
「そうですね。これまでは自分の心の中でもがいてる、葛藤や迷い、吐き出したい思いが全面に出ていたけど、いまはひとりじゃなく、相手が存在していて。自分に対してだけではなく、誰かを思いながら書いた歌詞が多くなってきたので、いままでの私の作品にはなかった新鮮な気持ちが詰まっていると思うんですね。それに、曲調の幅も広がった1枚になりそうだなと思っていて。これまでにないノリの曲やちょっと尖ったアップテンポの曲もあって、はやくライブでやってみたい曲が多いので、いまから楽しみにしていて欲しいです」
2015年7月18日(土) | LIQUIDROOM(恵比寿) | 17:30 開場 / 18:00 開演 | スタンディング ¥4,500(税込) |
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新山詩織 (2015.5月号掲載 DI:GA interview)