世界に発信できる日本を代表するカルチャーとして、さらには現在の音楽シーンを支える一つのジャンルとして確立されてきた“アイドル”。そのアイドルに特化した夏フェス、そのなかでも、音楽性に重点を置いた<@JAM EXPO 2015>が昨年に続き今年も横浜アリーナで開催。@JAM総合プロデューサーである橋元恵一氏と、このフェスのナビゲーター役をつとめる期間限定ユニット・晏美蘭から東京パフォーマンスドールの小林晏夕、(callmeのMIMORIは欠席)Cheeky Paradeの溝呂木世蘭を招き、@JAM EXPO 2015について訊いた。
――去年との一番の違いは?
橋元「去年と較べて特別新しいことをやる訳ではないんですが、今年は運動会をやめました。運動会をやっていた場所にキウイステージを移動して、キャパをパワーアップしたんです。全7ステージそれぞれの特性を再考して“このステージに出たい”と思ってもらえる魅力あるステージを1つづつ作り、ステージごとに特性がある音楽パフォーマンスを見られるようにしたいと思ってます」
――より音楽に特化したフェスにしようと?
橋元「はい。出演者も今年は120組に増えるんですが、このグループすべて僕はライブを観に行きました。僕が実際に見て太鼓判を押せる人だけを出す。そこはこだわっていて、他のフェスと違うところだと思います」
溝呂木「これが@JAM EXPOのいいところなんですよ!!橋元さんがこういう考え方をお持ちなのでイベントにアットホーム感がにじみ出るんです」
小林「だから、ファンの方も初めて見たグループや自分が知らない曲であってもノってくれるやさしさ、温かさがあるんですよね」
――毎年期間限定ユニットがCDを発売し、音楽活動するのもこのフェスの特長だと思うんですが。今年の“晏美蘭”が歌う楽曲は?
小林「『girls@party』というタイトルで、ファンの方たちと私たち3人でパフォーマンスしたらすごくはしゃげる曲になっています」
溝呂木「フリも歌詞も曲調もこの題名の通り、女の子のパーティーソングですね」
――さらに@JAMテーマソングは毎年メンバーが変わるユニット“@JAM ALLSTARS”が歌唱。
橋元「この曲が毎年フェスのバトンをつないでいく存在なんですよ。今年は3バージョンのチケットを発売するんですが、すべてのチケットにこのCD(非売品)を付けます」
――このフェスが多様化したいまのアイドルの音楽を知るきっかけになるといいですね?
小林「はい。だから、アイドルとか興味ない方にもぜひ一度来て見て欲しいですね」
溝呂木「負けてないですから、ロックフェスに(笑顔)。いまのアイドルは自由で、昔のアイドルの概念は当てはまらないですからね」
橋元「音楽性の高いグループが増えていて、ロックバンドが曲を書くグループ、ラップを歌うアイドルもいますから」
溝呂木「見れば絶対好きなグループがいます!」
2015年8月29日(土) | 横浜アリーナ | 9:00 開場 / 10:00 開演 | CD付指定席 ¥8,000(税込) CD付スタンディング ¥7,000(税込) |
---|
晏美蘭「girls@party」
(Zepp Live Inc.)
NOW ON SALE
DISK GARAGE.com @JAM EXPO 2015 アーティストページ
@JAM EXPO 2015 オフィシャルサイト
@JAM EXPO 2015総合プロデューサー 橋元恵一 × 小林晏夕(東京パフォーマンスドール)、溝呂木世蘭(Cheeky Parade)from@JAMナビゲーター晏美蘭 対談 (2015.8月号掲載 DI:GA interview)