――昨年の夏は、ヘヴィ・メタルをテーマとしたミニアルバム『SENDIE KAMOTSU』を引っさげての活動だったけど、今回は?
千葉(Vo.)「今回はね、妖怪だよ。戦隊モノどが時代劇どがメタルどがいろいろどやっできだがらね、今度は何ぬすよっがねっでいろいろど考えで、妖怪ぬすだの。妖怪ブームもきでるすな。最近『妖怪ウォッチ』の新すいゲームソフトも発売ぬなっだす。千葉さんのお兄ちゃんが好ぢなんだよ、そのゲーム(笑)。ま、そんなこんなで、メンバーど、“あんだ、こっちの妖怪のがいいんでないの?”っで言いながら決めでったの」
サティ(Gt.)「もおね、大変だったんだよ。千葉さんとギガフレアの悪いとこなんだけど、著作権ギリギリのところでやろうとすんだよね(笑)。今回も危ない危ない(笑)」
千葉「王珍々なんか権利ギリギリだど思うげどな〜(笑)」
――キョンシーは妖怪では無いしね(笑)。
千葉「あんだ、それを言うなら、ギガフレアの狼男も妖怪ではないがらな(笑)」
――またこれも似たようなバンドが居るからギリギリだよね(笑)
サティ「そう。だからあんまり突っ込まないで……。でも、俺の傘小僧とフルフェイスの猫又は、れっきとした妖怪だけどもね(笑)」
千葉「あど、クリさんは(マニュピレーターのKURIHARA)も百目だがられっきとすた妖怪だがらな。千葉さんも天狗だがら、れっきとすた妖怪だよ。なんで天狗にすたがっで?それは鼻がちんちんみだいだがら♥」
――…………。歌詞にも出て来るしね。
千葉「そうそうそう。“天狗になったら鼻ちんちん”でしょ。そごぬはね、大事なメッセージが込められでるんだよ。天狗ぬなっだらダメだよ、天狗ぬなっただら、千葉さんが、ちんちんを鼻ぬくっつけに行ぐがらね!っでいうメッセージが込められでんの」
サティ「つまり、謙虚に生きなさいっていう教えってことね」
――サティさん、フォローどうもありがとう……。ところで、「妖怪大演奏」の作曲はサティさんですが、まさにイントロから空気感が妖怪ちっくで。
千葉「そうそうそう。最初のひるぅるぅぅぅ〜って音とか、ぼよよ〜んって音とがな」
サティ「あのぼよよ〜んって音は、500円くらいで買ったんだ。口琴っていう民族楽器なんだけど、あれ、なかなか難しいだよ。レッド・ホット・チリ・ペッパーズとかも使ってるんだな、あれ」
千葉「おぉ〜。千葉さんぬは妖怪の音ぬすか聞ごえないげど、国際的なんだねぇ〜。千葉さんは、あの音聴ぐどジャンプすたぐなるんだな〜。どいうごどで、9月12日の大阪がらトゥアー『妖怪大仙奏』が始まるがら、みんなで遊びぬ来で一緒ぬジャンプすてくれだら、千葉さんうれすぃです!」
2015年9月26日(土) | 豊洲PIT | 17:00 開場 / 18:00 開演 | スタンディング ¥5,800(税込) |
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仙台貨物 (2015.8月号掲載 DI:GA interview)