その存在自体が衝撃的!!すでに海外の様々なフェスに出演し、このミステリアスで妖艶なルックス、ポストニューウェーブ、ニューロマな世界観を持った耽美でジャンルレスなダンス・ロックで話題沸騰中のVANIRU(ヴァニル)は、ボーカルのLEONEIL(レオニール)とギターのYUTO(ユート) からなるユニット。日本でも信者急増中の彼らが11月4日に3rd NEW SINGLE「DEAD OR DANCE」を発売。10月には単独公演、12月には招待制フリーライブを開催する。
――LEONEILさんは普段からミステリアスな雰囲気に包まれている方なんですね。
YUTO(Gt)「はい、この通り(笑)。たまたまバーで相席になって彼と出会ったんですが。僕にとっても今までの人生で出会ったことがないようなミステリアスな人でした。この人間的な衝撃と、あとは、レオさんが作ったデモを聴いてもそれと同じようなものを感じて。僕のなかで、すべてがガラッと変わりました。彼と出会って。ミステリアスって人を変えるエネルギーだと思うんですよ」
――それでVANIRUも浮世離れした存在に?
LEONEIL 「うーん。。みんな音楽をやっている人たちは個々の世界観があって、それぞれアートを発信している訳ですから。自分たちだけが浮世離れしてるとかは考えた事ないですね」
――なるほど。音楽的にはニューウェーブやニューロマなどに影響を受けてるんですか?
LEONEIL「ジャンルとかも考えてないですね。自分がカッコいいと思ったものを作ったら、こういうものでした」
YUTO「“Dem Phänomen sprang(現象を飛び越え)”というのがVANIRUのスローガンで。最初にレオさんからこれを聞いたときは分からなくて“難しいな”と思ったんです。でも、僕らがドイツで初ライブをやったとき、そのスローガンを実感できたんです。お客さんは誰も僕らのこと知らない状況で、魂の交歓じゃないですけど、波動を感じられたんす。こうして僕らはいろんな現象、垣根を音楽で越えて行けるんだと実感できました。それをレオさんは“精神的宇宙”という言葉で言ってるんです」
――精神的宇宙とはどういうことですか?
LEONEIL「ここにいながらそこにいけるよ、ということ」
――VANIRUの音楽、ライブを体感しているときは自由な精神状況になれるということ。(そっちの世界に)いっちゃっててもいいということですよね。
LEONEIL「そう。だから、VANIRUのショウでは自由に踊って、楽しんで下さい。みなさんが感じたままに。楽しんでるかどうかは、目を見れば分かるので」
――そんなVANIRUを体感できる単独公演が控えていますが。
YUTO「まず10月の公演は、曲的にはアルバムの曲から最新曲までを使って起伏のあるライブを作りたいです」
LEONEIL「イベントと違って時間も長いので、VAINIRUのディープなところ。あらゆるVANIRUを見せていけたらいいなと」
――ここでは新曲「DEAD OR DANCE」も?
YUTO「ええ。お楽しみに!」
――12月18日SHIBUYA REXで行う招待制フリーライブは?
YUTO「こちらもいろいろ考えてますので、お楽しみに。僕がレオさんと出会って影響を受け、こう価値観が変わっていったように、誰にとっても何が変わるきっかけになるか分からないと思うんです。どこにきっかけが転がってるか分からない。VANIRUがそういったきっかけを作れたらいいなと思ってます」
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3rd NEW SINGLE「DEAD OR DANCE」
(IBARA MUSIC/DISC UNION)
11月4日(水) SALE
DISK GARAGE.com VANIRU アーティストページ
VANIRU オフィシャルサイト
VANIRU (2015.10月号掲載 DI:GA interview)