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インタビュー

MACO(2015.11月号掲載 DI:GA interview)



MACO
2015.11.11 up

シンガー・ソングライターのMACOが11月4日、初のフルアルバム『FIRST KISS』を発売した。“MACOからみんなへのファーストキスと思って聞いて”と願う新譜、2016年に行う初の全国ツアーに向けた思いを聞く。


「好きな人とのキスは、いつも初めてしたような気持ちになる」。真っ直ぐに素直な気持ちを口にし、どきりとさせられた。
“恋をして笑ったり 愛を知って寂しくなったり”(『LOVE』)、“コップに当たる指輪の音が幸せだった”(『Kiss』)。感じた愛おしさ、切なさにスポットを当て、情景を曲に乗せ歌うことで、日常を輝かせていく。


浮かんだ言葉はメモに記す。言葉が降りてくる瞬間がある。刻まれた文字に目を落とすと、書き記したときの自分の感情がよみがえる。リアルな言葉は、聴き手が抱えた悩み、喜びなどの感情に沿っていく。悲しいときは支え、嬉しいときは幸せな気持ちを膨らませてくれるのだ。


12曲分のキスの花束。「好きな人と片思いか両思いか分からない。甘酸っぱい距離感の人には『Don't You Know I Love U』を。告白を決意した人に、エールと思って欲しいのは『君の背中に』。恋が終わった人には『マフラー』を聴いて欲しい」と思いを込める。「恋をしたことがある人には、『あぁ、そう分かる』と共感してもらえたらうれしいですし、まだ恋をしたことがない人には、『人を好きになるって、こんなに切ないんだ』と想像をしてもらえたらうれしい」。


洋楽好きな家族の影響で、幼い頃から歌うことが大好き。17歳の頃から本格的に音楽活動を始め、地元の北海道・函館で歌っていた。21歳のあるときに声をかけられ、函館から単身上京。洋楽の曲を日本語でカバーする中で、出合ったのがフジテレビの番組「テラスハウス」の主題歌として人気のテイラー・スウィフトの「私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない 〜We Are Never Ever Getting Back Together」。2013年12月に動画サイトでピアノ1本で歌う姿を公開すると、切ない歌声が話題を集め、再生回数が1300万回を突破する白熱ぶり。知らない人が自分を知っていることに戸惑ったこともあったが、「日本語で歌ったことで、洋楽を聴かなかった人にも曲の良さを伝えることができたことがうれしい」と笑う。


実力を買われ、2014年1月にアリアナ・グランデが初来日公演を行った「SOUND MUSEUM VISION」(東京都渋谷区)で500人を前に前座を務めた。函館から上京し、初めて東京で歌ったのが同地だったが、4曲を堂々と歌い上げた。


12月12日に東京・日本橋三井ホールで東京で初のワンマン公演。2016年2月からは初の全国ツアーで東名阪など5カ所をめぐる。「みんなと一緒に歌ったり、楽しめるライブにしたい。夢は大きく武道館のステージに立つこと」。歌姫の瞳が大きく輝いた。


インタビュー/西村綾乃


MACO -FIRST KISS- PREMIUM LIVE

2015年12月12日(土) 日本橋三井ホール
[SOLD OUT]
17:00 開場 / 18:00 開演 スタンディング ¥4,500(税込)

MACO -FIRST KISS- PREMIUM LIVE 公演詳細はこちら


アーティスト情報


MACO「FIRST KISS」
※初回限定盤
MACO「FIRST KISS」
※通常盤

1st FULL ALBUM「FIRST KISS」
(Delicious Deli Records)
NOW ON SALE
※初回限定盤(DVD付)、通常盤の2種


MACO (2015.11月号掲載 DI:GA interview)

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