9月にリリースされた『FACTOR』に続き、わずか2ヶ月で前作と同じ6 tracks EPという形態で『RESULT』をリリースしたAngelo。“要因”と“結果”というタイトルが付けられたコンセプチュアルな2作品は、2016年に結成10周年を迎えるAngeloの起爆剤となるはずだ。そのヘヴィでインダストリアルなギターサウンドをひっぱっていくKaryu(G)とギル(G)に、今のAngeloについて話を聞いた。
——『RESULT』はヘヴィで研ぎ澄まされた楽曲が楽しめるのと同時に、メロディックで今のAngeloの勢いがパッケージされた作品になったと思います。
ギル「Angeloは毎年アルバムをリリースしてきたんですが、フルサイズだとバランスを考えてバラードを入れたり、1枚を通してのストーリーを構成していくんです。今回のようなミニアルバムのサイズだとよりAngeloの攻撃性の高い曲を打ち出せる。その先駆けとして『FACTOR』はヘヴィな作品になったんですが、結果として『RESULT』はメロディアスでキャッチーな面も出せたものになりました。2枚に分けたことによって違う表現方法ができたことに満足しているし、その結果の先を見せるツアーに向けた最高の2枚が完成しましたね」
Karyu「同意見ですね。『FACTOR』がAngeloのダークサイド、ヘヴィさを追求した1枚なら、新しい感覚のキャッチーさ、プレイ面でもやったことがないことを取り入れているのが『RESULT』だと思います。楽曲面では自分自身はインダストリアルなジャンルが好きなんですが、そこにAngeloならではの芯のあるメロディが合わさることによって、自分が加入当初から思い描いていたものにやっと辿り着いた気がしてるんです」
——ギター面でチャレンジしたことは?
Karyu「間奏には昔からこだわっているんですが、今回、自分が作った曲は和音が多いですね。ギターが右と左で違うことをやっているんだけれど、混ざったときに1つの音階として成り立つとか」
ギル「2本のギターが違う動き方をしているのに1つのリフのような響き方をしている曲もあるし。例えるとギターでバイオリンとヴィオラとチェロを担う感じ。低音、中音、高音のトラックが混ざることによってのアンサンブルというか、そういう重ね方は増えてきてますね」
——では最後に年をまたぐ全国ツアー「THE RESULT FROM PHENOMENON」に向けての熱い想いをお願いします。
ギル「“PHENOMENON”は“現象”という意味ですが、“要因”によって引き出された“結果”がどういう現象を生むのか。想像する以上の光景で感情を呼び覚ますツアーになると思います。10周年の前段階というか2016年のAngeloも見据えた現象を起こすライブにしたいので期待してほしいし、とにかくついてきてほしい」
Karyu「個人的にAngeloの理想形が具現化されてきていると思っているので、現象を一緒に作っていきたいですね」
——今のAngeloは視界がクリアな状態にある気がします。10周年に向けてガンガン攻めていってくれるんだろうなと。
Karyu「僕自身もそう感じています」
ギル「ライブでは聴覚的にも視覚的にも五感を刺激して、それぞれが何かを得て帰ってもらえたら嬉しいですね」
2015年12月2日(水) | 柏PALOOZA | 18:30 開場 / 19:00 開演 | スタンディング ¥6,000(税込) |
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2015年12月25日(金) | TSUTAYA O-EAST 【FC公演】 |
18:00 開場 / 19:00 開演 | スタンディング ¥6,000(税込) |
2016年1月9日(土) | 赤坂BLITZ | 18:15 開場 / 19:00 開演 | スタンディング ¥6,000(税込) 2F指定席 ¥6,000(税込) |
2016年1月10日(日) | 赤坂BLITZ | 16:15 開場 / 17:00 開演 | スタンディング ¥6,000(税込) 2F指定席 ¥6,000(税込) |
2016年2月24日(水) | 新木場Studio Coast | 18:15 開場 / 19:00 開演 | スタンディング ¥6,480(税込) |
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Angelo (2015.12月号掲載 DI:GA interview)