ライブ、イベント、コンサートのチケット情報・先行予約・一般発売・当日券ならDISK GARAGE(ディスクガレージ)

トップページ

主なカテゴリ

PAPARE DI:GA

My Little Lover (2012.11月号掲載 DI:GA s.p. interview)

My Little Lover


スペシャルゲストに小林武史を迎えて送る、アコースティックライブ!

2007年よりスタート、今やMy Little Loverのライフワークにもなっているアコースティックライブ“acoakko Live”。毎年“テーマ”に沿った手作りの温かみあるステージセットに、akko、古川昌義氏(G)、森俊之氏(Key)の3人編成により、“アーティスト、akko”が存分に堪能できるライブ。今年は、12月18日SHIBUYA-AXにて開催!なんとスペシャルゲストも!“acoakko”を始めたきっかけや魅力、過去ライブの演出、またスペシャルゲストについても聞いてみた。

──もともとどのようなきっかけで“acoakko Live”を始められたんですか?

「バンドのライブとは別にアコースティックのライブもやりたいと思い、現メンバーの古川昌義さんと森俊之さんと私の3人で始めたんですけど、想像以上に面白くて毎年やることになりました。ツアーをやりながら、次のアイディアを思い付くことが多くて、「それは今回出来なかったから来年やろう!」みたいな感じを繰り返してます」

──バンド編成とは違う、3人でやることの面白さって何ですか?

「ギターとキーボードがメインだから、普通そこにパーカッションとか入れたくなるんですよ。最初、彼らからも『パーカッション入れない?』って言われましたが、もともと彼らが持っているグルーヴがすごく良かったので、私はあえて入れたくなかったんです。3人だからそれぞれのやることが増えるけど、たった3人でどこまでできるかみたいな、チャレンジしている部分もあって、そこが最高に面白いんですよね。音数が少ない分、すべての音が届きやすいし、私の声が持ってる倍音がより響いて聴こえるので、そこも楽しんで頂きたいところです」

──リハーサルの時間や作業的にも通常のバンド編成とは違いますか?

「その年のテーマと季節感を考えて私のほうで選曲し、みんなに相談する形でアレンジしていきます。スタジオで音を出しながら、例えば私が『この曲ではタンバリンを鳴らしていいかな〜?』とか。そこは通常のライブとそんなに変わらないですね。ただ、私の都合でリハーサル開始時間がかなり早いんですね。バンドのときは午前10時から始めるので、みんなすごい眠そうな顔して来ます(笑)。acoakkoの場合は、森さんに『10時は無理だからせめて1時間遅くして』と言われまして(笑)、11時音出しです」

──それでも早いですね(笑)。

「でも『akkoちゃんとリハーサルやるとすごい健康になる』って喜ばれますけどね(笑)」

──ステージセットも毎年テーマに合わせて趣向を凝らしたセットなんですよね。

「舞台監督が自ら作ってくれてます。例えば去年は、“Little☆Prince night!”っていうタイトルだったので、『星の王子様』をイメージした、大きな星型のシャンデリアを作ってくれたんですけど、本当に素敵でした。(笑)一昨年は、『お部屋の中でリラックスした感じでやりたい』と彼が言い出し、お家からル・クルーゼの鍋を持って来てくれたり(笑)。あと会場にあるソファーが可愛いと『ステージで使っていいですか?』と動かしたり、スタッフのお母さんのお店で売っているクリスマスツリーをもらって来たりと、いろんなところから持ち込んで部屋の中の雰囲気を出してくれましたね(笑)。すごくセンスが良くて、私の感覚にも近い。しかも毎年進化してるから、毎回私自身もすごく楽しみですし、やっぱりスタッフの愛情を感じますよね」

──そういえばakkoさんも歌以外に、いろいろな楽器を演奏されるんですよね。

「最初はグロッケンとピアニカくらいだったのが、鍵盤が増え、ギターが増え…今はもう楽器に囲まれてる状態で、『あ〜幸せだな〜と(笑)。グロッケンなんかは、まさに音を楽しんでる感覚ですね。鍵盤はもともと弾けましたが、ギターはテレビ番組の企画ですごくいいギターを買ってもらったのがきっかけで弾き始めて、無理やりacoakkoに持ち込みました(笑)。ギターを弾く曲もちょっとずつ増やして頑張ってますが、なかなか難しいっす(苦笑)」

──acoakkoでは毎回、新しいことに挑戦していこうみたいな気持ちもあるんですか?

「ありますね。やっぱりずっと成長をしていきたいので、目標は必ず掲げています」

──そこから次のリリースやライブ等に反映したりすることも?

「あります。ギターを弾くようになってから曲作りを始めたり。ピアノって体の遠くで弦が鳴るけど、ギターはボディの近くで鳴るからすごく響きがダイレクトに伝わり、本当に気持ちよくて、『ギターってこんなにいい物だったんだな〜』と改めて実感しています。そこから想像力が膨らみ出して、ギターで曲を作り始めたんです。でも最近は、やっぱり弾き慣れた鍵盤で作ることが多くなってますけど(笑)。あと、ジャズピアノも1年くらい習ったのかな?お陰でコードの理解力が随分とあがりました。それもacoakkoを続けてきて、そこに新しい何かを持ち込みたいと常に思っているから、結果曲作りにも反映しているのだと思う」

──ちなみに、MCも通常のライブとは変わったりしますか?

「そのときに私が感じてる何かは必ず話すようにしています。あるときは、ちょうど読んでる面白い本をみんなに紹介したり。具体的に何かしら心に残って、それを持ち帰ったときにそれぞれの生活に響くといいなっていう願いを込めてますね。acoakkoは椅子席があるので、ゆったりと話すことを心掛けています」

──さて、今年は12月18日SHIBUYA-AXで開催されますが、スペシャルゲストもいらっしゃるんですよね!

「はい、小林武史さんがキーボードで参加してくれることになりました。すごく嬉しいしめちゃめちゃ楽しみですね。せっかく武史さんがキーボードを弾いてくれるので、“これぞマイラバ!”って実感する曲ばかりを選曲したいなと。武史さんの意見はもちろん、周りのスタッフの意見も聞きながらセットリストを決めていこうと思ってます。ステージセットも今までの舞台監督が担当してくれるので、“小林さんが出るんだから!”って気合い入れてくれると思います(笑)。acoakkoは、マイラバのイメージとはまた違った世界を楽しんでいただけると思うので、是非一度、足を運んでみてほしいですね。年末を締め括る気持ちのいいライブにしたいと思っています」

●インタビュー/牧野りえ


INFORMATION

■LIVE
My Little Lover Live#9 acoakko party
12/18(火)SHIBUYA-AX
●11/25 ON SALE

My Little Lover オフィシャルサイト

DISK GARAGE.com アーティストページ

<PR>

ページトップ