音楽ストリーミングサービスは、毎月定額で音楽が聴き放題になる便利なサブスクリプションです。
CDを購入したりレンタルしたりする手間もなく、1タップですぐに音楽が再生できます。
また、さまざまな楽曲が聴き放題なので、好きな音楽のジャンルや楽曲も増えるかもしれません。
音楽ストリーミングサービスの種類によっては、複数のユーザーでアカウントをシェアできるものや学生向けの安いプランが提供されていることもあります。
音楽ストリーミングサービスにはさまざまな種類がありますが、その中でもSpotifyは多くの人々が利用しているサービスです。楽曲数が多く操作も簡単なので、幅広い世代の方々から愛用されています。
さらに、Spotifyでは任意の楽曲における歌詞も表示ができます。歌詞を見ながら音楽を聴きたいときにも、わざわざインターネットで調べる必要はありません。
今回の記事では、Spotifyで歌詞を表示させる方法やうまく表示されない場合の原因と対処方法を紹介します。
また、「シンガロング機能」というSpotify独自の機能についても解説します。
Spotifyをより使いこなしたい方、歌詞を見ながら音楽を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。
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Spotifyで歌詞を表示する方法

まずは、Spotifyで歌詞を表示する具体的な方法について解説します。歌詞を表示させる方法は、使用している端末によって異なります。
ここでは、「iPhone」「Android」「PC」の3種類における歌詞表示の方法を紹介します。それぞれの手順にしたがって、ご自身の端末で操作してみましょう。
iPhoneの場合
iPhoneの場合は、次の手順で歌詞を表示します。
- Spotifyを開く
- 歌詞を表示したい楽曲を再生
- プレイヤー画面を開く
- 画面を下にスライド
- 歌詞が表示
Spotifyで音楽を再生したら、プレイヤー画面を開きます。
プレイヤー画面とは、曲名やジャケット画像が表示される画面です。画面下部には横長のバーが表示されています。
この画面を下にスワイプすることで、1タップで歌詞が確認できます。また、現在再生されている箇所の歌詞は色が変わるので、どの部分が再生されているかも一目瞭然です。
洋楽や外国語で歌われている楽曲でも分かりやすく、すぐに目で追うことができるので便利です。
また、歌詞が表示されている画面をタップすると全画面表示もできます。
Androidの場合
Androidの場合は、次の手順で歌詞が確認できます。
- Spotifyを開く
- 歌詞を表示したい楽曲を再生
- プレイヤー画面を開く
- 画面を下にスライド
- 歌詞が表示
基本的には、iPhoneと同様の操作をすると歌詞が確認できます。プレイヤー画面からスワイプするだけですぐに歌詞が確認できるので便利です。
また、Androidの場合も歌詞の全画面表示が可能です。プレイヤー画面からスワイプして表示された歌詞をタップすると、歌詞が全画面で表示されます。
全画面表示からプレイヤー画面に戻りたいときは、右上に表示されている×印をタップするとすぐに戻れます。
PCの場合
PCで歌詞を表示したいときは、次の手順で行いましょう。
- Spotifyを開く
- 音楽を再生
- 画面右下にあるマイクのアイコンをクリック
- 歌詞が表示
PCの場合は、画面の下部に再生バーが表示されます。再生バーの右側にマイクのアイコンがあるので、そちらをタップすると歌詞が確認できます。
また、PC版は歌詞画面の背景を変更できます。背景を変更するには、画面右下のオプションをクリックして「ON」にしてください。
背景画像は複数個選択できるため、自分好みにセレクト可能です。
楽曲が進むにつれてどんどんと背景が変わっていくようにも設定できるので、視覚的にも楽しみながら音楽が視聴できます。
シンガロング機能の使い方

Spotifyには、「シンガロング機能」というものがあります。これは、楽曲のボーカル音量のみを下げてカラオケのように再生できる機能です。
ボーカルの音量を完全に消すことはできません。しかし音量を限りなく小さくすることは可能なので、自分が歌うときにボーカルが邪魔になることはないはずです。
シンガロング機能を利用すれば、自宅や任意の場所でもカラオケが楽しめます。歌うことが好きな方は、ぜひこちらの機能も活用してみてください。
シンガロング機能の使い方は、次のとおりです。
- 歌詞を全画面表示にする
- マイクボタンをタップ
- ボーカルが消え、シンガロング機能に変更
シンガロング機能が使えない場合は、次の原因が考えられます。
- シンガロングに未対応の楽曲である
- アプリのバージョンが最新でない
全ての楽曲がシンガロングに対応しているわけではないので、楽曲によってはシンガロング機能が使えないこともあります。
また、アプリのバージョンが最新でない場合はSpotifyの機能が一部制限されることもあるので注意しましょう。
歌詞を全画面にする
まずは、プレイヤー画面をスワイプして歌詞を全画面表示にします。PCの場合は歌詞表示の画面のままでOKです。
マイクボタンを押す
歌詞を全画面表示にしたら、スマートフォンの場合は左下、PCの場合は右下にマイクのアイコンが表示されます。
このアイコンをタップすると、ボーカルの音量を下げてシンガロングができるようになります。
シンガロング機能に未対応の楽曲は、マイクのアイコンが表示されません。そのため、アイコンが表示されない場合は不具合ではないので覚えておきましょう。
Spotifyで歌詞が表示されない原因

上記の操作をしてもSpotifyで歌詞が表示されない場合、何らかの原因がある可能性があります。
どの楽曲の歌詞も表示されないバターンもあれば、一部の楽曲のみ歌詞が表示されないケースもあります。
Spotifyの歌詞が表示されないときは、原因を究明することで対処することができます。歌詞がうまく表示されない場合、次のような原因が考えられます。
- Spotifyのバグ・エラー
- 歌詞提供サービス「プチリリ」のバグ・エラー
- オフラインになっている
- 著作権の問題
- 通信環境の問題
- 歌詞がない・まだ歌詞提供されていない
Spotifyのシステムにエラーが起こっている場合、一時的に歌詞の表示ができなくなることがあります。その場合はシステムエラーが解消されるまで時間を置き、再度試してみましょう。
もしくは、Spotifyに歌詞を提供している「プチリリ」側で不具合が起こっているかもしれません。この場合も、うまく歌詞が表示されないエラーが起こることがあります。
また、Spotifyをオフラインで使用している場合は歌詞の表示ができません。この場合は、オンラインにすることで歌詞が表示できないトラブルが解消されることがあります。
意図的にオフラインで使用しているわけではなくても、通信環境が悪くインターネットに正しく接続できていない場合もあります。正しくインターネットに接続できているかどうかを確認してください。
楽曲によっては、著作権の問題で歌詞が表示できないものもあります。作曲者あるいは作詞者が歌詞の掲載を許可していない場合、Spotifyでも歌詞の表示ができません。
あるいは、そもそも歌詞がないインストゥルメンタルの楽曲であったり、新しい曲で歌詞がまだ提供されていなかったりする可能性も考えられます。
これらの原因について、それぞれ詳しく解説しましょう。
Spotifyのバグ・エラー
一時的に、Spotifyのシステムがエラーやバグが起こっている可能性があります。
歌詞が表示されない以外にも何らかの不具合がある場合は、バグやエラーの可能性が高いでしょう。
システムに不具合が起こっていると感じたら、Spotifyの公式サイトやSNSを確認してみましょう。全体的な不具合が起こっている場合は、何らかの発信をしている可能性が高いです。
システムに不具合が起こっている場合、ユーザー側から何らかの操作をして解消できることはありません。不具合が解消するまでしばらく待ってみましょう。
歌詞提供サービス「プチリリ」のバグ・エラー
Spotifyは、歌詞提供サービス「プチリリ」の提供で歌詞表示を行っています。そのため、プチリリのシステムが不具合を起こしたり、連携がうまくいかなかったりしていると歌詞が表示されなくなる可能性もあります。
こちらもSpotifyのシステムにエラーが起こっている場合と同様、ユーザーから何らかの働きかけをすることは難しいです。エラーが解消されるまで時間を置き、再度アクセスしてみてください。
オフラインになっている
Spotifyの歌詞はインターネットを経由して表示されているため、Spotify自体がオフラインになっていると歌詞が表示されません。そのため、歌詞表示機能を利用したい場合はSpotifyをオンラインで利用する必要があります。
歌詞がうまく表示されない場合、端末がインターネットに正しく接続されているかどうかを確認してください。
また、Spotifyのアプリ自体もオフラインの設定になっていないかどうかを確認してみましょう。
オフラインモードの解除方法
スマートフォンやタブレットでSpotifyを利用している場合、オフラインモードは以下の手順で解除します。
- ホームボタンをタップ
- 設定をタップ
- 再生をタップ
- オフラインモードをオフにする
- 完了
PCでSpotifyを利用している場合、以下の手順でオフラインモードを解除します。まずはMacの場合です。
- Spotifyを開く
- 画面上部のAppleメニューから「Spotify」をクリック
- オフラインモードをオフに切り替える
- 完了
続いて、Windowsの場合は以下の手順で解除します。
- Spotifyを開く
- 画面上部のWindowsメニューから「ファイル」をクリック
- オフラインモードをオフに切り替える
- 完了
どの端末でSpotifyを利用しているかによって操作方法が異なるので、正しい方法でオフラインモードを解除してください。
著作権の問題
楽曲によっては、著作権の観点から歌詞を表示していないものもあります。これは、楽曲の著作者が歌詞の公開を許可していない場合です。
プチリリに歌詞が掲載されていない楽曲はSpotifyでも歌詞が閲覧できません。一部の楽曲だけ歌詞が閲覧できないという場合は、プチリリに掲載されているかどうかを確認してみましょう。
通信環境の問題
通信環境に問題がある場合、オフラインモードがオンになっていなくてもインターネットに正しく接続できていない可能性があります。端末自体が正しくインターネットに接続できているか確認してください。
通信環境は、スマートフォン端末の右上を確認したり、PCの設定から確認したりできます。また、他のアプリやサービスが正しく使えるかどうかも併せて確認してみましょう。
歌詞がない・まだ歌詞提供されていない
そもそも歌詞がないインストゥルメンタルの曲の場合、表示される歌詞がないのでSpotifyでの歌詞表示もされません。
視聴している楽曲がインストゥルメンタルの楽曲ではないか、歌詞がある楽曲かどうかを改めて確認してみましょう。
また、新しく発売された楽曲の場合は歌詞提供がまだである可能性もあります。その場合は、歌詞提供がされるまで待ちましょう。
Spotifyで歌詞が表示されない時の対処法

Spotifyで歌詞が表示されない場合、以上のような原因が考えられます。歌詞提供がされていない場合やシステムエラーの場合は対処できませんが、原因によっては対処できることもあります。
Spotifyで歌詞が表示されず、通信に何らかの不具合がある可能性があるときは、以下の方法を試してみましょう。
- アプリや端末を再起動
- 電波状況の確認
- アプリのアップデート
Spotifyのアプリや端末自体を再起動することで、不具合が解消されて歌詞表示ができるようになるケースもあります。
軽微な不具合が起きたときはいつでも試せる方法なので、不具合があった場合はひとまず再起動を試みましょう。
また、電波がきちんと入っているかどうかも確認すると良いでしょう。山の中や地下などは、端末に電波が届きにくくなります。
アプリが最新のバージョンでない場合は、サービスが正しく利用できないケースがあります。アプリのアップデートを試してみると、不具合が解消される可能性もあるので試してみましょう。
それぞれの対処方法について、詳しく解説します。
アプリや端末を再起動する
歌詞が表示されない、楽曲がうまく再生できないなどの軽微な不具合がある場合は、一度アプリを再起動してみましょう。
また、通信環境に問題がないのにインターネットへの接続状況が悪い場合は、端末本体を再起動するのがおすすめです。
一度アプリや端末を再起動すると、不具合を起こしていたシステムがリセットされて正しく作動するかもしれません。
歌詞が表示されない以外にも何らかの不具合があった場合は、一度アプリや端末の再起動を試してみてください。
電波状況の確認をする
Spotifyはオフラインの状態だと歌詞が表示できないので、電波が正しく受信できているかを確認してください。
通信状況が不安定な場所にいたり、Wi-Fiの接続が不安定だったりした場合は歌詞表示ができないこともあります。
電波が正しく受信できていない場合は、場所を変える、接続するWi-Fiを一度切断するなどして対処しましょう。
特にWi-Fiは通信の不具合が比較的起こりやすいので、再接続すると問題が解消されるかもしれません。
端末がオフラインになっていると、そもそも楽曲の再生自体ができないこともあります。
ただし、既にダウンロードしている楽曲は再生が可能です。
アプリのアップデートをする
アプリが最新版でない場合は、最新のバージョンにアップデートしてください。古いバージョンのアプリだと、歌詞表示以外にもSpotifyの機能が正しく利用できない可能性があります。
最新のバージョンにアップデートされているのに歌詞表示がされないなどの不具合が起こる場合は、通信環境など他の原因がある可能性があります。
そのため、通信環境や端末の状態を改めて確認することをおすすめします。
Spotifyで歌詞がズレる・間違っている・おかしい時の対処法

歌詞が表示されていても、再生箇所とハイライト部分の歌詞がズレていたり、間違っていたりすることがあります。また、別の楽曲の歌詞が表示されるなどのエラーが起こることもあります。
そういった場合は、以下のような方法で対処しましょう。
- プチリリメーカーで正しい歌詞を作成し投稿
- Spotifyに報告
歌詞が間違っている場合は、Spotifyに歌詞を提供しているプチリリ側の歌詞が誤っている可能性が高いです。
そのため、プチリリの歌詞を作成する「プチリリメーカー」というアプリを使用して歌詞を修正しましょう。
歌詞が修正できない場合、Spotifyに報告すると対処してくれる場合もあります。具体的な箇所や問題のある部分など、詳しいエラーの状況を報告してください。
これらの対処方法について、詳しく解説します。
プチリリメーカーで正しい歌詞を作成し投稿する
プチリリは、「プチリリメーカー」という専用アプリで歌詞の作成が可能です。そのため、同期する歌詞を自分で作成・修正して投稿し直すことができます。
歌詞に誤っている部分がある場合は、プチリリメーカーをダウンロードして正しい歌詞を投稿しましょう。そうすることで、歌詞の誤りやズレを修正することができます。
ただし、楽曲によっては歌詞が修正できないこともあります。その場合は、Spotifyに直接報告してください。
Spotifyに報告する
歌詞の修正ができない場合は、誤っている箇所を具体的にSpotifyへ報告しましょう。報告を受けたSpotify側が確認し、正しい状態に修正します。
Spotifyに報告する方法は、カスタマーサポートへの問い合わせがおすすめです。専用の問い合わせフォームがあるので、楽曲名やエラーの箇所を具体的に報告しましょう。
Spotifyには日々たくさんの問い合わせがあるので、対応までは時間がかかる可能性もあります。
問い合わせを行った後は、修正されるまで気長に待ちましょう。
まとめ

今回の記事では、Spotifyで歌詞を表示させる方法やうまく表示されない場合の原因と対処方法、シンガロング機能について紹介しました。
Spotifyにはさまざまな便利機能があるので、非常に多くのユーザーから利用されているサービスです。
Spotifyでは、プレイヤー画面から1タップで歌詞表示ができる便利な機能があります。また、再生箇所がハイライトで色が変わるため、どこの部分を歌っているかどうかもすぐに分かって便利です。
また、Spotifyにはシンガロング機能というものがあり、ボーカルの音量だけを絞ることも可能です。カラオケのように楽曲が再生できるので、気持ちよく歌うこともできます。
歌詞が正しく表示されない場合は、端末の通信環境やアプリのバージョンを確認してみましょう。再起動などを試しても不具合が解消されない場合は、別の端末で試してみてください。
また、歌詞が誤っている場合はプチリリメーカーから自分で修正できます。その他不具合がある場合は、Spotifyのお問い合わせフォームからカスタマーサポートへ連絡しましょう。
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※本記事の情報は2022年5月時点のものです。
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<参考サイト>
Spotify公式サイト
プチリリ公式サイト