近年、自宅で楽しめる動画配信サービスが増えてきました。コロナ禍であることもあり、自宅で手軽に動画を楽しめるサービスの需要が増えているようです。
また、サブスクリプション契約で好みの作品を好きなだけ見られることも、動画配信サービスの魅力です。ただし、サービスによって取り扱っている作品数は異なるため、より自身に合ったサービスを見極めることが大切です。
今回の記事では、数ある動画配信サービスの中でもdTVについて詳しく紹介します。主にお伝えする内容は次のとおりです。
- dTVのサービス内容や特徴
- 視聴できる作品
- 実際にdTVを利用した方の口コミ
- 評判から見るメリットとデメリット
- 他のサブスクリプションとの比較
- dTVの登録手順
dTVへの加入を検討している方、他の動画配信サービスと比較したい方はぜひ参考にしてください。
dTVのサービス内容と特徴
dTVは、U-NEXTやNetflixなどと並ぶ動画配信サービスです。比較的メジャーな動画配信サービスのため、名前を聞いたことがある方も多いのかもしれません。
まずは、dTVのサービス内容や特徴について紹介します。dTVの運営元をはじめとする基本情報のほか、無料で視聴できる期間や取り扱い作品数、支払い方法などについても解説します。
エイベックス通信放送が運営、NTTドコモが提供する動画配信サービス
dTVは、映画やドラマ、アニメや音楽などのコンテンツを多数楽しむことができる月額制の動画配信サービスです。スマートフォンやテレビ、パソコンなど自身に合ったデバイスで、いつでもどこでも作品を楽しむことができます。
またdTVは、エイベックス通信放送が運営し、NTTドコモがサービス提供をおこなっています。
dTVの基本情報
dTVの基本的な情報は、次のとおりです。
| 運営会社名 | エイベックス通信放送（提供：株式会社NTTドコモ） |
| サービス開始日 | 2015年4月22日 |
| 無料期間 | 最大31日間無料 |
| 取り扱い作品数 | 120,000作品以上 |
| 支払い方法 | ・電話料金合算払い ・クレジットカード払い ・App Storeでの購入 ・Google Playでの購入 ・コンビニでのシリアルコード購入 ・gifteeでの購入 ・プリぺメイドカード ・dポイント充当 |
dTVは、エイベックス通信放送が運営、株式会社NTTドコモが提供しています。以前は、dビデオ powered by BeeTVという名称でしたが、2015年4月22日よりdTVへとリニューアルしサービス提供を開始しました。
初回登録限定で、最大31日間無料でdTVのサービスを楽しむことができます。無料期間中にサービス解約の申し出がない場合は、自動的に月額の請求がされるため注意してください。
また、契約回線1回線につき、初回限定の無料期間が1回のみ適用となります。無料期間中に解約をした場合は即時解約となり、残りの無料期間は無効となります。
取り扱い作品数は120,000作品以上あり、最新作品の視聴も可能です。ジャンルはドラマやアニメ、映画、音楽などがあり、多くの方々が楽しめる作品が多数配信されています。
dTVの支払い方法は、クレジットカード払いが基本です。また、dカードをお持ちの方はdポイントで支払うこともできます。
さらに、ドコモユーザーの場合は電話料金合算払いが利用できます。こちらは、毎月の携帯電話料金と合算して支払う方法です。現金や銀行振込での支払いは対応していないため、ドコモユーザー以外の方はクレジットカードが必須となります。
dTVで視聴できる作品とは？
続いては、dTVで視聴できる作品について紹介します。dTVでは、ドラマや映画、アニメなどの映像作品のほか、音楽も楽しむことが可能です。
dTVでは非常に多くのコンテンツを提供しているため、好みの作品を見つけやすいでしょう。dTVで視聴できる詳しい作品等について、具体的に解説します。
月額550円（税込）で映画、ドラマ、アニメが見放題
dTVでは、月額550円（税込）の定額で動画の視聴が可能です。料金は他の動画配信サービスと比較しても安価であり、手が出しやすい料金といえます。
dTVで提供している主なジャンルは、次のとおりです。
- アニメ
- 国内ドラマ
- 海外ドラマ
- 邦画
- 洋画
- 韓流作品
- 華流作品
- 音楽
- レンタル
他にも、スポーツの試合やリアルドキュメント、授賞式など、話題のコンテンツも随時配信をしています。
最新映画のレンタル作品もある
前述で紹介したレンタルは、dポイントなどを利用して作品のレンタルをおこなうことです。また、クレジットカード払いやdカード払い、レンタルクーポン等にも対応しています。
レンタル作品には、最新映画やドラマ、海外作品など豊富な作品が用意されています。追加でレンタルをしても価値のある作品ばかりのため、気になる作品がある場合はぜひレンタルで楽しみましょう。
dTVのレンタル料金は、映画1本あたり330円（税込）〜550円（税込）です。また、ドラマやテレビアニメの場合は1本あたり165円（税込）〜330円（税込）です。
画質の選択ができ、標準（SD）と高画質（HD）には100円程度の差があります。作品によっては、画質の選択ができない場合やレンタル料金が同じ場合もあるため覚えておきましょう。
dTVに関する口コミと評判
dTVでは、お得な料金で複数の作品がいつでも楽しめることが分かりました。また、レンタルを利用すると最新の作品も併せて楽しむことができます。
続いては、dTVにまつわる口コミや評判を紹介します。他の動画配信サービスと比較して、良い評判と悪い評判それぞれについて解説します。
dTVの良い口コミと評判一覧
dTVにまつわる良い口コミには、好みの作品が多い、見たい作品が配信されていたなどの意見が多くあげられていました。せっかく月額費用を支払うのであれば、好みの作品をなるべく多く見たい方は多いはずです。
dTVでは、他の動画配信サービスで配信していないオリジナルの動画、最新の作品などが随時視聴できます。そのため、コンテンツ内容に満足している方も多いようです。
dTVの悪い口コミと評判一覧
dTVにまつわる悪い口コミには、好みの作品がなかった、決済方法が少ない、割引が適用とならなかったなどの意見がありました。
作品の好みは人によって異なるため、dTVに好みの作品が配信されていないと感じる方もいるでしょう。
また現時点で、ドコモユーザー以外の方は支払い方法がクレジットカードのみです。そのため、クレジットカードを持っていない方は契約ができず不便という声も寄せられていました。
さらに、割引可能な対象作品が限られており、視聴したい作品は対象外だったとの声も多かったです。
口コミと評判からみるdTVの6つのメリット
ここからは、口コミや評判からみるdTVのメリットについて解説します。dTVの主なメリットは、次の6点です。
- 初回登録で31日間無料で体験できる
- 韓流、華流、海外ドラマの作品が充実
- dTVアプリでダウンロード再生、倍速再生ができる
- 子育て世代向けのアニメ、歌も豊富
- dポイントで有料作品を視聴できる
- オリジナル作品が充実
初回登録時に無料で31日間視聴できることは、非常に大きなメリットです。お試しで視聴ができるため、期間中に好みの作品があるかどうかを吟味もできます。
また、海外作品が豊富なことでも知られています。とくに韓流や華流のドラマ数が多いことから、海外ドラマをよく視聴する方、もしくは海外ドラマを中心に視聴する方にもおすすめです。
dTVには、視聴専用のアプリがあります。こちらのアプリを利用し、ダウンロード再生や倍速での再生もできます。
子ども向けのコンテンツも豊富なため、子育て世代にもおすすめできるサービスといえます。さらに、dポイントで有料作品が視聴できる点、オリジナル作品が充実している点もメリットです。
初回登録で31日間無料で体験できる
dTVは、初回限定に限り31日間無料での体験が可能です。ただし1回線につき1契約限りのため、一度退会してから再度契約する場合はこの限りではありません。
初めてdTVを利用する方は、お試しとして約1か月間無料でdTVを利用できます。期間中に作品のラインアップを見たり、実際に視聴したりできるため、実際に契約したときの使い心地が体験できます。
韓流、華流、海外ドラマの作品が充実
dTVでは、韓流、華流、海外ドラマの作品が充実しています。そのため、海外のドラマや映画を見たい方にぴったりのサービスといえます。
他の動画配信サービスでは、日本国内のドラマや映画の作品数が多く、海外のドラマや映画の本数は少ないものもあります。とくに韓流や華流の作品が好みの方は、多くの作品を楽しむことができるはずです。
dTVアプリでダウンロード再生、倍速再生ができる
dTVをスマートフォンで視聴する場合は、dTVアプリの利用が便利です。dTVアプリでは、ダウンロード再生や倍速での再生ができます。
ダウンロード再生では、自宅などWi-Fiがある環境下で動画をダウンロードしておくと、出先や電波が弱いところでもスムーズに視聴ができます。また、ダウンロードすると視聴時にデータ通信量がかからないため、通信量の節約にもつながります。
ドラマや映画をなるべく時短で視聴したい方は、倍速再生が便利です。再生速度は自由に変えることができるため、好みの速度で再生ができます。
子育て世代向けのアニメ、歌も豊富
スマートフォンなどの端末で、子どもに動画を見せている方も多いのではないでしょうか。dTVでは、子ども向けのアニメや音楽なども豊富に用意されています。
そのため、子供の好きなアニメや楽曲など選択肢が豊富なため、子供向けの動画や音楽の視聴に便利です。大人だけでなく、小さな子どもも一緒に楽しめるサービスといえます。
dポイントで有料作品を視聴できる
dTVでは、dポイントを支払いにあてることができます。毎月の月額費用はもちろん、レンタルの有料作品にかかる支払いにおいても同様にdポイントが利用可能です。
dポイントは、ドコモ関連サービスを利用して支払いをおこなったり、加盟店で買い物をしたりすると貯まります。買い物でポイントが貯まっていくため、dポイントを利用すれば実質お金をかけずにレンタル作品を視聴できます。
オリジナル作品が充実
dTVでは、オリジナル作品も多数提供しています。作品数はおよそ260作品であり、ジャンルはバラエティからドラマ、映画までさまざまです。
dTVのオリジナル番組は非常に評判も高く、おもしろい、クオリティが高いとの評判も多いです。そのため、オリジナル作品を視聴するためにdTVを契約している方もいます。
口コミと評判からみるdTVの5つのデメリット
dTVには多くのメリットがありますが、反対にいくつかのデメリットもあります。dTVの主なデメリットは、次の5点です。
- 新作が少ない
- 再生が止まることがある
- 同じアカウントで同時に視聴ができない
- 支払い方法は2種類のみである
- 4K、フルHD対応の作品はあまりない
dTVでは随時新作も提供していますが、新作が出る頻度が少ないなどの声もあがっています。最新作品は有料レンタルでも視聴できるため、どうしても視聴したい作品がある場合はレンタルがおすすめです。
また、視聴環境によっては再生が止まることもあります。ダウンロード再生を利用したり、通信環境のよいところで再度通信を試みたりすると、スムーズに再生できるようになるかもしれません。
dTVでは、同じアカウントにて同時に別媒体で視聴はできません。スマートフォンとテレビでそれぞれ異なる作品の視聴はできないため、注意してください。
さらに、支払い方法が少ない、4KやフルHDなど高画質で提供をおこなう作品があまりないという声もありました。それぞれのデメリットについて、具体的に解説します。
新作が少ない
dTVでは、随時新作を提供しています。しかし、新作がなかなか出てこない、新作の作品数が少ないなどの声もあがっています。
dTVでは主に、新作を有料レンタルで提供しています。そのため、最新の映画やドラマなどは、dTVの月額契約のみでは視聴できず、不満に思う方もいるようです。
どうしても最新作を視聴したい場合は、有料レンタルで視聴するようにしましょう。有料レンタルでは、dポイントも利用できるため、実質無料でレンタルができるケースもあります。
再生が止まることがある
視聴している通信環境によっては、再生が止まったり映像が一時停止したりすることもあります。また、環境によって画質が安定しにくいこともあります。
いつも視聴している環境で再生が止まりがちであれば、一度通信環境を見直してみましょう。また、どうしても再生が止まってしまう場合は、dTVのヘルプセンターを確認してみてください。
同じアカウントで同時に視聴はできない
dTVでは、同じアカウントで同時に視聴ができません。そのため、家族や友人とアカウントをシェアするのには向いていないサービスといえます。
dTVは月額550円（税込）と非常に安価なため、シェアはせず一人一人契約するとよいでしょう。複数デバイスでの登録はできるため、タイミングに応じてスマートフォンやテレビなど、好みの媒体で映像の視聴が可能です。
支払い方法は複数選択可能
dTVの支払い方法は、ドコモの回線契約があるかないかで選択肢が選べます。
ドコモの回線契約があるユーザーの方は、月々の通信料金と合算して支払う、電話料金合算払が選択できます。
dポイントを月々の支払いにあてることもできますが、その場合でも別に支払い方法の登録が必要です。
ドコモの回線契約がない方は、クレジットカード払い （VISA、MASTER、JCB、AMEX）やApp Store、Google Playでの購入などの支払い方法を選択できます。
支払い方法が複数ある点は大きなメリットですが、支払い方法により月額費用が異なるため注意が必要です。Google PlayもしくはApp Storeで契約した場合、GoogleやAppleに支払う手数料が加算されるため月額650円（税込）となります。
ドコモ以外のスマートフォンユーザーかつクレジットカードを持っていない方は、dTVの契約ができません。
4K、フルHD対応の作品はあまりない
dTVでは作品によって画質を選択できることがあります。ただし、4KやフルHDなど高画質で視聴できる作品があまりなく、デメリットと感じる方もいるようです。
とはいえ標準画質でも問題なく視聴はでき、画質自体も比較的良好です。ただし、画質にこだわりがある方は別の動画配信サービスを利用するほうがよいかもしれません。
dTVと他社動画配信サービスを比較
dTV以外にも、非常に多くの動画配信サービスがあります。ここでは、dTVと他社動画配信サービスの比較をします。今回比較する動画配信サービスは、FODプレミアム、TELASA、U-NEXTの3つです。
それぞれの比較表は、次のとおりです。
| dTV | FODプレミアム | TELASA | U-NEXT | |
|---|---|---|---|---|
| 月額費用 | 550円 | 976円 | 618円 | 2,189円 |
| 配信作品数 | 約120,000作品 | 約20,000作品 | 10,000本以上 | 約260,000作品 |
| 無料お試し期間 | 最大31日間 | 最大14日間 | 最大14日間 | 最大31日間 |
月額費用は、dTVがもっとも安く550円（税込）、もっとも高い動画配信サービスがU-NEXTの2,189円（税込）です。U-NEXTは配信作品数が非常に多いため、それを踏まえた料金設定です。
また、無料お試し期間はdTVとU-NEXTが最大31日間、FODプレミアムとTELASAが最大14日間です。無料お試し期間が長いと、複数の作品を楽しめます。
比較からみる！dTVがおすすめな方
dTVがおすすめな方の特徴は、次のとおりです。
- なるべく安価で多くの作品を楽しみたい方
- 無料お試し期間でしっかりと使い心地を確かめたい方
dTVは月額費用が安価であるにも関わらず、120,000作品以上と多くの作品を提供しています。そのため、なるべく安価で多くの作品を楽しみたい方におすすめです。
また、dTVでは初回限定で31日間無料お試しが可能です。そのため、契約の前にしっかりと使い心地を確かめたい方にもおすすめできるサービスといえます。
dTVの登録方法
ここからは、実際にdTVを登録したい方に向けて、dTVの登録方法を解説します。dTVの登録手順は、次のとおりです。
- 公式サイトからまずは無料体験をはじめるをタップ
- dアカウントを発行するをタップ
- メールアドレスの登録、情報を入力
- dアカウントと手続きの完了
それぞれの詳しい手順について、具体的に解説します。
1：公式サイトからまずは無料体験をはじめるをタップ
最初に、dTVの公式サイトにアクセスします。画面に、まずは無料体験をはじめると表示されるため、そちらをタップしてください。
いつまで無料で体験できるかの期限を確認できます。無料体験期間終了後は自動的に月額費用へと移行になるため、何日まで無料になるのかをしっかりメモしておきましょう。
2：dアカウントを発行するをタップ
続いては画面が遷移するため、dアカウントを発行するをタップしてください。すでにdアカウントをお持ちの場合は、情報をフォームに入力します。
3：メールアドレスの登録、情報を入力
初めて登録する場合は、メールアドレスを入力してください。その後必要な基本情報を入力します。
4：dアカウントと手続きの完了
情報の入力が終了したら、dアカウントの発行とdTVへの加入手続きが完了します。
dTVに関するよくある質問
最後に、dTVに関するよくある質問について回答します。ここで回答する質問は、次のとおりです。
- dアカウントを忘れてしまった場合の問い合わせ先を教えてください
- 31日間の無料お試し期間はいつまでに解約が必要ですか
- 月額費用650円（税込）と550円（税込）の違いは何ですか
その他、疑問点や不明点がある場合は、dTVの問い合わせ窓口へ連絡しましょう。
dアカウントを忘れてしまった場合の問い合わせ先を教えてください
dアカウントのID/パスワードをお忘れの方・ロックがかかってしまった方のページから、当てはまる項目をクリックしてください。それぞれの解決方法が記載されています。
31日間の無料お試し期間はいつまでに解約が必要ですか
無料お試し期間のみで終了したい場合は、お試し期間の最終日までに解約しましょう。最終日以降の解約になると、月額費用が発生してしまいます。
月額650円と550円の違いは何ですか
dTVの公式サイトから契約をした場合は、月額550円（税込）で利用が可能です。しかし、iPhoneのdTVアプリやAndroidのdTVアプリで契約をした場合、AppleやGoogleの手数料が上乗せされるため月額650円（税込）となります。
視聴できる作品数や内容に変わりはないため、dTV公式サイトからの契約がお得です。
まとめ
今回の記事では、dTVのサービス内容や特徴のほか、視聴できる作品や実際の口コミ等について解説しました。dTVは、安価で多くの作品が視聴できる動画配信サービスです。
また、口コミや評判からみるメリットとデメリットを参考にしたり、初回限定の無料お試し期間を利用したりしながら、気になる方はぜひ登録してみましょう。
※本記事の情報は2022年10月時点のものです。
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