J太郎と「夏フェス」―。山奥のフェス会場でお腹を空かせて発狂寸前のJ太郎を救ったのは、あの大物アーティストだった・・・ 【杉作J太郎の音楽電気風呂 第3回】

2016.07.2418:00

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J太郎MV

杉作J太郎を襲ったアラバキフェスでの悲劇

青森の『夏の魔物(AOMORI ROCK FESTIVAL)』や、仙台の『ARABAKI ROCK FEST』にも行きましたが、僕は全部吉田豪と(J&GO)とのトークでの出演ですね。そんなにフェスに参加することもなくて、お客さんとして行ったこともないんじゃないかなあ。屋外でワァッと人が集まっているところに行った記憶はありません。

『ARABAKI~』は、ものすごい記憶に残ってるんですよ。フェスの場所って大抵そうなのかもしれませんが、普段は何もない山の中でやるから、目印がないんです。
あれがコンサート会場だったら地図にも出ているし、カーナビにも出るだろうし。車だから、もう……道に迷っちゃいましてねえ……。真っ暗なところで、おまけに僕らの出番が夜中の1時か2時だったんですよ。

ちょうど夏で、『ニコニコ超会議』が有明のほう(ビッグサイト)であって、その出番が終わってその足で向かったので、仙台に着いた時にはとっぷり日が暮れてたんですよ。それで、完全に道に迷ってしまいましてね。当時、僕の車に付いていたのが古いカーナビで……まぁ新しくても会場は表示されないでしょうけど。
それで、現地にいる劔(樹人)くんと電話をしまくりながら、やっとのことで現地に着いたら、お腹がペコペコだったんですよ!もう道に迷ったのと、「急いで行かないと間に合わないかもしれない!」っていう焦りがあったんで、ビッグサイトを出てから何にも食べずに仙台まで車を運転したんです。

でも、会場に着いたら、食べ物があると思っていたらもう夜中で終わってたんですよ(笑)! それで一気に僕の不満が爆発というか、「あぁ、食べ物ないのか!」っていう失望感と、「うわぁ、どうしよう!?」っていうのでね、若干テンションが下がったというか……狼のようになってましたね。

杉作J太郎

男の墓場プロダクション局長、現代芸術マガジン編集長、東映チャンネル放送委員、映画「チョコレートデリンジャー」製作中!著書「ボンクラ映画魂完全版」発売中(徳間書店)