J太郎と「夏フェス」―。山奥のフェス会場でお腹を空かせて発狂寸前のJ太郎を救ったのは、あの大物アーティストだった・・・ 【杉作J太郎の音楽電気風呂 第3回】

コラム | 2016.07.24 18:00

杉作J太郎が感じるフェスに“ミュージシャン”として参加しない肩身の狭さ

あと、おしゃべりで行きますと肩身が狭いんですよ。だって他はみんなミュージシャンですからね。ほとんどの人は音楽が好きで集まっているわけですよ、お客さんも。そこへ出て行って、ただの話を聞かせるっていうね(笑)。
それも、音楽に特化した話でもなんでもないわけですよ。いつも決めてないけど、大抵はでたらめなエロい話ですよ。そこは「肩身狭いな」って感じだったんですが、ただ『ARABAKI~』はお客さんが温かかったですね。何を言っても怒らないんですよ。笑って拍手してくれるんですよ、夜中の2時くらいに(笑)。

その日は僕らが最後の出演者だったんで、寝る人もいたみたいですけど。まあ寝る前の「ラジオ深夜便」みたいな。だから、よく寝れたんじゃないかと思いますよ、そういう意味でね(笑)。
あんまりにぎやかな音楽を聴いても目が覚めるし、逆に静かで心が震えるような音楽を聴いても目が覚めちゃう。たぶん一番いいのは、何を言っているか分からないお喋りですね。

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杉作J太郎

男の墓場プロダクション局長、現代芸術マガジン編集長、東映チャンネル放送委員、映画「チョコレートデリンジャー」製作中!著書「ボンクラ映画魂完全版」発売中(徳間書店)