東京体育館で活動休止前ラストライブを行うナイトメア。 16年の活動を振り返る、YOMI&咲人ロングインタビュー!

2016.08.0112:00

ナイトメア_03

インタビュー/武市尚子

──2000年の結成から16年。ナイトメアのライヴの魅力って、どこにあると思う?

YOMI(Vo) 難しいね。改めて聞かれると難しい。どこなんだろうね?

── 一言では言えないだろうからね。でも、きっと1番最初にライヴをしたときの気持ちからは、絶対に変化があるわけで。最初はどこに重点を置いていたかとか、そこから今はどう変化していったかっていう目線で考えるとするなら?始めの頃、ライヴをする上で1番気にしてたところって?

YOMI 自分はやっぱり歌かな。上手く歌えたと思えたライヴは、自分的に手応えがあったというか、満足感があったというか。あくまでも自分だけを見てた気がする。最初の頃は、常に“歌を上手く歌えるようにならなくちゃ”とか、MCとかでのトークに関しても、“もっと個性が欲しいな”とか、ボーカリストとしてどう見せていくかってことを1番に考えていた気がする。

咲人(Gt) なんだろうな。そういう目線で考えるとするなら、いかに自分が主役になるかってとこだった気がする。そこは今も同じだけどね。メンバーって、メンバーという存在であることはもちろんなんだけど、良きライバルでもあるから。俺の認識なんだけど、それぞれ対抗意識があるから、自分が“これをやったら反応があるかも!”と思ってやったこと以上のことを他のメンバーにやられたりするともっと頑張らなくちゃって思えるというか。それで向上してきたところもあったんじゃないかなって思う。音楽的な面で言うなら、いろんな人から影響は受けているけど、自分たちにしか出来ないこととか、自分たちでしか創り出せないことを、なんとか創りだしてきたんじゃないかなと思うよね。でも、最初の頃は右も左も分からないからね。それに特にナイトメアは、最初の方は急展開だったから。いつの間にか東京でワンマンやってたみたいな状態だったし。それもあって、あんまり自分で自分の状況がよく理解できてなかったとこもあって。

──自分の置かれている状況を自分自身で把握出来たのは、いつ頃だったと記憶してる?

咲人 そうだな、俺は、メジャー行って、アルバム3枚くらい出してからくらいだったと思う。それくらいからやっと自分の置かれている状況を理解出来た気がする。

──ライヴにしたら、何本目くらいなんだろうね?

咲人 いやぁ、結構な本数やってからだと思うよ。

──なるほどね。それなりに時間がかかったんだね。でも、ナイトメアのライヴの魅力は演奏力的な面でのライヴ自体ももちろんのこと、YOMIのくだけたMCもひとつのフックとなったんじゃないかな?あの時代って結構作り込んだスタイルのバンドも多かったと思うし。

YOMI そうだね、そこまでくだけたトークをする感じのバンドはいなかったからね。

──ある意味異端的存在だったよね。あれは最初からだったの?

YOMI ううん。だんだんって感じ。最初は俺も二枚目になりたかったからね。でも、やっていくうちに、自分は二枚目なキャラのボーカリストではないなって気付いたし、二枚目の方向でいくよりも、素を出していく方向性の方が周りとは違う個性が出していけるんじゃないかなって思ったんだよね。そう思ってから、だんだん自分でそういう方向に持っていった感じだったかな。1年目2年目は探ってた感じだったね。だから、ある日突然くだけました!っていうんじゃなく、今のスタイルになったのは、じわじわって感じかな(笑)。

──メンバー的にはそういう方向性に関してどう思ったの?

咲人 その時代その時代で好みも違うし、いいなって思っているものも変化していくんだけど、YOMIがそうしたことを受け入れたってことは、それがいいって感じてたからだと思う。

YOMI まぁ、でも葛藤はあったと思うけどね。バンドとしてのカラーもあるし。俺もずっと葛藤はあったよ。ボーカリストとして本当にこれでいいのかな?ってね。だからずっと悩みながらやってたところはあったと思うからね。16年間やってきた今は、やっと“これで良かったのかな”って思えてるけど、やっぱ当時は相当悩んでたと思う。もしかして、ずっと正当派な感じでやってきてたら、もっとカリスマ性のあるバンドになれてたかもしれないけどね(笑)。もしくは、もうとっくにダメになってたかもしれないしね。

咲人 16年やってきて、唯一分かったのは、中身の無いバンドは、何をやってもダメになるってことかな。やっぱり、スタイルだけでは残れないってこと。そこはすごく身に染みて感じる。キャラクターだけで売ったとしても、そういうのはやっぱりすぐに剥がれ落ちるというかね。そういう意味でも、やっぱりそこを実感してからは、とにかく自分を磨こうという努力は欠かした事が無かったから。

──たしかに。メッキはいつかは剥がれるからね。でも、ナイトメアのライヴは本当にいつ見ても平均点が高いなっていう印象なんだよね。初日感もあまり感じないし、“いや、やっちゃったな今日……”っていうライヴを見た事がない。

YOMI ホント!?それ、たまたま調子のいいライヴばっか観てんじゃない(笑)?

咲人 自分的には、ここ最近やっと初日っぽくないライヴが出来るようになってきたなって思うよ。

YOMI そうだね。ここ最近な気がするよね、自分たち的には。でも、観てくれてる人にそう言ってもらえるのは嬉しいけど、特に何が変化したわけでもなく。なんなんだろうね?

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NIGHTMARE LIVE 2016 NOT THE END

2016年11月23日(水・祝)東京体育館
15:00 開場 / 16:00 開演
10月2日(日)SALE

ディスクガレージ先行受付(抽選)

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受付期間:2016年8月3日(水) 12:00~2016年8月11日(木) 23:59
※受付詳細はお申し込みページでご確認下さい。

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