フォーリミ渾身の傑作アルバム誕生!!初の日本武道館も決定!制作、上京、ライブへの思いを、GEN、KOUHEIに訊いた。

インタビュー | 2016.09.14 18:00

──フォーリミのライブにはお客さんにはもちろんクラウドサーフしたい人もいるだろうし、じっくり曲を聴きたいと思ってるお客さんもいると思う。いろんなリスナーの要望に応えられるバンドになっているとこのアルバムを聴いても思います。

KOUHEI 僕らもライブでいろんな景色を見たいと思ってるんです。

GEN 僕らの音楽的なスタイル自体が変わってると思うんですけど、これだけいろんなタイプのお客さんがいるっていうのもおもしろいですよね。ダイブするお客さんもいっぱいいて、それを見て『この文化は何?』って思ってるお客さんもいっぱいいると思う。じつはそういう状況を皮肉ってるのが9曲目の『discord』なんですけど(笑)。

──この曲の歌詞の筆致はシニカルですよね。

GEN パンクキッズとサブカル女子の確執や軋轢を裏テーマにしていて。『discord』の歌詞で〈なんで 喋るくじら 捕らえられている〉というフレーズがあるんですけど、最初は〈食べるくじら〉にしようと思ってたんです。それは日本の捕鯨文化とシー・シェパードの対立になぞらえているんですけど、違う文化を持つ者同士がなぜ互いを理解しようとしないのかということにずっと疑問を持っていて。これってライブのお客さんにも言えることだなって。ひとつ思うのは、ライブハウスの文化を知ってもらうことが、僕らのこういう感覚を理解してもらうことの近道なのかなということを思ってます。

──その積み重ねは「YON FES」にも続いていくだろうし。ブッキングするアーティストの多様性だったり、お客さんが音楽を幅広く楽しもうとする姿勢だったり。

GEN そうですね。僕はリスナーとしてヒップホップも大好きだし、バンドとしても絶妙にメロコアともパンクともラウドともギターロックとも仲よくやっていて。音楽の多様性を理解する架け橋になりたいと思ってますね。そういう存在にならなきゃいけないと思ってるし。

──ツアーに向けての意気込みはいかがですか?

KOUHEI まずは対バンツアーで対バン相手とバリバリやり合って、そこで培ったものをワンマンツアーで表現したいと思います。対バンツアーに関しては、前回の『AIM』のツアーは対バン相手が先輩のバンドばかりだったんですよ。今回は同世代や後輩のバンドも呼ぼうと思ってるので。でも、後輩にただチャンスを与えるなんて偉そうな発想ではなく、こいつらだったら俺らのライブを食いにかかるかもしれない、そういう覚悟を持ってきてほしいというメンツばかりですね。対バン相手がそういうライブをしてくれたら、僕らはそれをさらに超えるいいライブができると思うので。先輩と対バンしたときとはまた違う成長ができるんじゃないかと思ってます。

GEN ワンマンツアーはいい意味で期待に応えつつ、裏切りつつ『その曲やるの!?』とか逆に『その曲はやらないの!?』という内容でもいいと思っていて。対バンツアーは基本的に『eureka』の曲がセットリストの中心になると思うんですけど、ワンマンは尺も長いのでいろんな曲ができるので。セットリストは対バンツアーとガラッと変わると思います。そのあたりも期待してほしいですね。

──そして、来年の2月11日(土)には初の日本武道館公演も決定しました。まだ先ですが、最後に武道館についてひとこといただけたら。

GEN 正直、僕らは長らくインディーズバンドとしてメロディックパンクシーンで活動してきて、武道館を目指していたわけじゃないんです。でも、ツアースタッフ、マネージャーを含む事務所スタッフ、レーベルスタッフはみんな東京の人なんです。だから、みんなの夢を背負い、叶えるつもりで武道館に立ちたいと思います。

 

■2nd Full Album “eureka” trailer

 

■「Warp」(Official Music Video)

 

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以下URLよりメールにてご応募ください。応募〆切は2016年9月30日(金)23:59まで。

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