デビュー30周年、ついにZIGGYが始動。今のZIGGYが謳う、熱くリアルなロックスピリット!

2017.03.0215:00

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──「CELEBRATION DAY」は、どういうでき方をした曲ですか。

それがよく覚えてないんですよ(笑)。自然とパズルが組み合わさるみたいに、だんだん寄り集まって、固まっていった感じなんですよね。アッパーのエイトビートで作ろうということは決めていて、それは自分の声の伸びやかさや、メロディが生きる受け皿だと思ってるんですけど、それが一番出せるものを作ろうという意識はありました。ハノイ・ロックス、モトリー・クルー、エアロスミスとか、大好きなんですけど、特にハノイ・ロックスはパンク寄りで、性急なエイトビートが多かったんですよ。そのビートをベーシックに置いて、抒情的なメロディ、ドラマチックな音を使うという手法を使って、徐々に組み合わさっていったと思いますね。

──歌詞は、森重さんが歌う理由みたいなことを、明確に示していると思います。

“形あるものに答えを求めずに”とか、自分自身が思うことですよね。自分たちが縛られている日常の中には、形を伴うものがどうしても必要になっていて。ただそれを超えるものとして、マインドや、ミュージックや、そういうものがあってほしいという願いがある。自分は俗物だから、形あるものを欲することはもちろんあるけど、そのもっと上にマインドやミュージックがあってほしいし、あると思ったから、ティーンエイジャーの頃から、音楽をやるのが何よりもかっこいいと思ったわけで。

──タイトルもハマッてますね。これはやっぱり、レッド・ツェッペリン「祭典の日」からですか。

そうそう。過去にもブラック・サバスねたで、『NEVER SAY DIE』とか『HEAVEN AND HELL』とかもあったし。

──ちょいちょい入れてきますね(笑)。ロック好きがニヤッとする感じの。

でも、むしろ「CELEBRATION DAY」から派生する視覚的なイメージが音に転化していく感じが、自分の頭の中にあったんですよ。それはもらったイメージじゃなくて、頭の中で変換されたものなので。ツェッペリンみたいな幻想的な世界観ではなくて、もっとリアルな感じで、パンクの表現方法に近いかもしれないですね。抒情的でドラマチックではあるけれど、ビート的にはよりストリート感が強いと思います。

──カップリングも紹介してください。「赤の残像」は、さらにアップテンポの曲で、ピアノがすごくいい味を出していて。

「赤の残像」は、“英雄の死にざま”ということを、このところずっと思っていたんですよ。歴史上の人物で名を成した人は、誰もが羨望に値するし、人間の欲求を具現化した人として名前が残るだろうけど、それは本当に幸福なのだろうか?と。自分は音楽の世界で頂点を極められたか?というと、まだまだ先輩もたくさんいらっしゃるし、若くて頑張ってる人もたくさんいるし、自分も頂を目指すひとりの登山者に過ぎないと思っているんですけど。そこで頂点に立った人たちは、本当に幸福を感じていたんだろうか?ということが、大いなる自分の疑問で。自分が仮にそこに立てたとしたら、どんな思いがするんだろう? それが自分の望む道なんだろうか?と考えたりするんですね。自分はそこに立ったことがないからわからないけど、仮説として、もしかしたら、そこじゃないところに自分自身の求める場所はあるのかもねと思ったりもするんです。もしそうであっても、いいんじゃないか?と。

──ああ。なるほど。

もう1曲これと対になる曲があるんですけど、それはぜひ次のZIGGYのアルバムに入れたいなと思ってます。「赤の残像」では、英雄のエネルギッシュな部分を表現しているんですけど、そこに伴う第三者からは見えない憂鬱や苦悩を、もう1曲のほうで感じてもらえればいいんじゃないかと思ってます。

──3曲目の「静寂の音がただ青すぎて」。これは一転して、ミディアム/スローのじっくり聴かせるタイプの曲。

ソロの曲は、一対一の人間関係をもとにした目線の歌がけっこうあるんですけど、これはそうではなくて、自分が大局を見渡せる場所にいて、歌っているような気がするんですよね。ポエムのようなニュアンスだと思います。曲としては、コード進行も含めて、良い感じでコンパクトにまとめて、しかも一筋縄ではいかない道も用意して、それが違和感なく聴こえるような作りにしてます。大仰なバラードはアルバムのほうに取っておいて、「CELEBRATION DAY」のカップリングとしては、ウェイトを軽くしたい思いもあって、短くてライトな感じに仕上げました。聴いたあとの読後感として。

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ZIGGY TOUR 2017

4月2日(日) 新横浜NEW SIDE BEACH!! [SOLD OUT]
4月7日(金) 名古屋SPADE BOX [SOLD OUT]
4月9日(日) 神戸VARIT. [SOLD OUT]
4月13日(木) 金沢Million City
4月15日(土) 博多DRUM Be-1
4月16日(日) 熊本DRUM Be-9
4月21日(金) 札幌KRAPS HALL
4月23日(日) 仙台CLUB JUNK BOX
4月28日(金) 大阪BIG CAT
4月29日(土・祝) EX THEATER ROPPONGI [NOW ON SALE]
サポートメンバー:G.カトウタロウ / Ba.Toshi / Dr.CHARGEEEEEE... / Key.佐藤達哉

MICHAEL SPRING JUMPING CIRCUS 2017

4月17日(月)~23日(日) 赤坂BLITZ
※ZIGGYは19日(水)に出演決定!

関連リンク

RELEASE

「CELEBRATION DAY」
(SPACE SHOWER MUSIC)
3月22日(水) SALE

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