武瑠(Vo)、yuji(Gt)が曝け出すSuGの10年、そして、“ラスボス”日本武道館に挑む決意!

2017.03.0915:00

インタビュー/武市尚子

──2017年にSuGはバンド結成から10周年を迎える訳だけど、最初から確固たるバンドコンセプトを持ってスタートしたバンドではなかったんだって?

sug_takeruそうなんです。SuGは普通のバンドと違って、バンドを組んでから徐々に自分たちのスタイルを模索しながら、自分たちの個性が徐々に固まっていったバンドだったんです。1年目なんてmasatoしか曲を作れない状況で、自分たちがどういう音楽をやっていけばいいのかすら分かってなかったから。2年目くらいからなんとなく始まっていったというか、yujiが曲を作り始めたのがそれくらいだもんね。
sug_yujiそう。事務所の人に言われて、最初はオモチャのピアノを買って作ったんです。インディーズの頃は何も分からない状態だった。メジャーデビューするくらいのタイミングでやっと、音楽をやってるって言えるようになった感じで。
sug_takeruそうだね。それくらいの時期から、やっとスイッチが入ったって感じだったよね。
sug_yujiそう。そもそも、何も分からないままに始まってるから。

 

武瑠:よく、インディーズの頃は好きなことが出来てたけど…って聞くけど、ウチらは真逆で。メジャーに行ってからやりたかったことがカタチに出来るようになったんです!

 

sug_takeru自分のやりたい音楽が半分、売れるための研究が半分。ヴィジュアル系というシーンの中では、自分が好きな音楽はウケないんだなって分かったらから、そこをなんとかミックスしていけないかって、ずっと模索してたんです。なんとかこの状況を抜け出さなくちゃ!って。よく、インディーズの頃は好きなことが出来てたけど、メジャーになって好きなことが出来なくなったって聞くけどウチらは真逆で。メジャーに行ってからやりたかったことがカタチに出来るようになったんです!だから、普通のバンドとは真逆だと思うよね(笑)。
sug_yujiうん、真逆だね(笑)。
sug_takeru1年2年経ったくらいの頃には、“ここに居たら好きなことが出来ないな”って思うようになって。

──そう思い始めた頃には、具体的に、メジャーに行ったら“こういうことがやりたい”っていうことがあったの?

sug_yujiやりたいことを表現するにはお金がかかるものでもあったからね。映像にしろなんにしろ、個人レベルで出来るような構想で考えていたので。
sug_takeruヴィジュアルシーンで流行っているリズムとは違うリズムが好きだったり、音楽性がコアではなかったから、もっと広い人に聴いてもらわないと、このまま終ってしまうなって。それまでも作ろうと思ってきたけど、作れなかったし、試してやってみたんだけど、全然ウケなかったりして。だから、ヴィジュアルシーンと、いろんなニーズに合せたテイストの曲も作っていかなくちゃいけないなって思ったというか。
sug_yujiギターのコードも知らなかったくらい、インディーズの頃は何も分からない状態だったんだけど、メジャーデビューするくらいのタイミングでやっと音楽をやってるって言えるようになった感じで。10周年だから曝け出そうってことで、『ARCHIVES』(メンバーセレクトの39曲+ライブ映像を収めた10周年記念ベスト盤※SuG ショップ限定販売、現在予約終了)に入ってる曲たちも振り返ってやろうって気持ちになってますけど、でなくちゃホント、振り返っちゃダメなくらいですからね(笑)。そこだけ引き出しちゃったら、ヤバイからね(笑)。
sug_takeru全然ダメ(笑)。

 

yuji:一歩目をあんまり考えたら、進まないっていうか。若い奴は無知であれ!って思うからね(笑)。めちゃめちゃ頑張った結果がこれだった(笑)。

──あははは。それが8年前くらいの話でしょ?それが、いまや、武瑠もyujiもメインコンポーザーな訳だからね。

sug_yujiなんかね、雪だるま式なのかも。転がり出したら、勢いが付くんじゃないかなって。一歩目をあんまり考えたら、進まないっていうか。
sug_takeru俺は、いまだにアレンジャーを入れないと、思い通りに完成させられないけど、ベーシックを作るのは、誰でも作れるのかなって思いましたね。だからね、これからバンドを始めようと思ってる人は、諦めないで始めてほしいなって思う。ホントに。本当に一生懸命だったからね、自分たちのショボさも分からず(笑)。自分の小粒さを分からないから頑張れたんだと思う。
sug_yujiそう!無知こそ力。無知こそ無限の力なり。無知であれ!だと思うよ。若い奴は無知であれ!って思うからね(笑)。めちゃめちゃ頑張った結果がこれだった(笑)。基礎練習しながら本番試合してったって感覚。

sug_takeruそうだね。俺らはそうだったね。10代で砕かれてたら、今、僕らはここに居ないですからね(笑)。

──やはり10年って歴史が深いね(笑)。ところで、今、話に出た『ARCHIVES』というのは、3月8日にリリースしたベストアルバム『MIXTAPE』と同日発売のSuG ショップ予約限定の集大成盤ね。

sug_yujiそう。ドラムループでリズムを打込んで、クリーンで乗っかってて、メロが入ってなくてラップが入ってるみたいな曲とかね(笑)。なんかね、本当にそういうレベル。
sug_takeruそういう手探りの状態を重ねていったんだよね。そんな中からマシな作品を選んで出してたって感じだったもんね。

──『ARCHIVES』の中で1番古い曲は、どの曲なの?

sug_takeru「LOVE SCREAM PARTY」かな。人生で初めて作った曲だから。まぁ、みんなで作ったに近いんだけど、大元のメロディーと歌詞とリズムとやりたいことだけを詰め込んだデモテープを持っていって作った。
sug_yuji初期衝動そのものだよね。この時しか作れなかった、謎のパワーを感じるよね。逆に今作れないもん。
sug_takeru初めて作ったから、自分の好きな音楽とかが入っているんだけど、研究しながら書いてたんで、このシーンでこのままやったら絶対に売れないから、と思って、こういう歌詞とこういうメロディーと、ってすごく考えながら入れていったんです。自分のもともとの感性だけで書いたら、こうはならなかったと思う。

──最初にこの曲を聴いたリスナーの反応はどうだったの

sug_takeruすごい反応がありましたよ!
sug_yujiその頃、自分たちのファンってそもそも少なかったんで、そこまでの大反響ってことではなかったけど、動員がちょっとずつ増え出した頃でしたね。
sug_takeruすごく響いた手応えはあったよね。いろんなものをリサーチしながらの1年だったんで、刺さった感触があったというか。まずね、この頃って、対バンが多かったから、ライヴを意識した曲じゃないと勝てなかったっていうのも、すごく大きなとこだったと思う。
sug_yujiそうそう。当時のバンドってみんな、対バンを意識した曲作りをしてたと思う。でもね、今、こうしてベストとかで昔の曲を振り返って改めてじっくり聴いてみると、もっとやり方あるでしょ〜って思うとこもあって面白い(笑)。

 

武瑠:自分自身が好きなファッションもコロコロ変わる方だから、思いついた旬なものをやりたいって思って作ってた。だからこそ、変わり続けてきたバンドだったんだろうなって思います。

sug_takeruそうだね(笑)。ここまで狙ったんだったら、そこからもうちょっとこうした方が良かったのに、とか、そこがウケたんだったら、こういうふうにしてみれば良かったのに!とかね。その頃は狙いつつも、思いついた旬なものをやりたいって思ってただけだったから。だからこそ、変わり続けてきたバンドだったんだろうなって思います。
sug_yujiだから、ファンがこの10年ですごく入れ替わってたりもするんですよ。本当に昔から来てくれてる人たちは居るんだけど、やることが変わる度にファンが入れ替わっていく感じだった。
sug_takeru自分自身が好きなファッションも、俺はコロコロ変わる方だから、あんまり違和感なかったというか。服の好みってそんなに変わらないっていうけど、俺の場合、自分のそのときのブームで常に変わってきたから。去年くらいからかな?やっと“自分ってこういう服が好きなのかも”って感じるようになった。だからね、いつも“個性”がどうこうって言われるんだけど、まったく分からないんですよ。
sug_yuji自分も音楽に関しては、バンドを始めてから、好きなものが変わって行く度に、自分が作る曲も変わっていった。だから、やっと最近分かったのかも。自分が本当に好きな音楽は、小学校、中学校の頃に好きだった音楽だったんだなぁ~って思うというか。

 

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