Dragon Ash “音楽とバンドが大好き” 純粋な想いだけで走り続けた20年、自信みなぎるバンドの現在地

──ここから、ライブの話をしていきたいんですけど。5月5日に出演し、トリを務めた「VIVA LA ROCK」では「MUSICA」の編集長である有泉氏の考えたファンには垂涎のセットリストでライブの臨んだじゃないですか。特に「Iceman」と「陽はまたのぼりくりかえす」と「Viva la revolution」が同じライブのセットリストに組み込まれるのは異例中の異例だと思うんですけど。

Kj　まあ、あのセットリストは俺たちから出るアイデアではないよね。「陽はまたのぼりくりかえす」と「Viva la revolution」を同じライブでやるのはだいぶひさしぶりだね。自分たちの意思ではああいうセットリストにはならない。それはそれっていうか。あれは20周年だからこういうセットリストでやってほしいと望んでくれた「VIVA LA ROCK」と有泉ちゃんの心意気へのアンサー。いい悪いではなく、望まれたことをやるっていう。

桜井　自分たちではどういう曲で客が感動するのか解析するのは難しいからね。たとえば俺らがハイスタのライブを観て、「うわーっ！」ってなる感覚は客としての視点があるからで。だから「Iceman」をやるとこんなに喜んでくれるのかっていうのは演奏してみて初めてわかることで。

Kj　でも、うれしいよね。喜んでもらえるのは。

──ツアーもすぐに始まりますが、どんな内容にしたいと思ってますか？

Kj　現段階では本当に何も決めてないけど、大掛かりなことは何もしないと思う。今、またDragon Ashに対して沸々と自信が湧いてるから。このバンドは本当に負けないなって思うんだよね。そういう自信を持ってツアーに臨めると思う。

──横浜アリーナ公演に関しては？

桜井　長いツアーを経て、横アリでどういうライブをしたいかというビジョンが見えてくると思うしね。だからこそ、ツアーの1本1本のライブがすごく楽しみですよ。

Kj　20周年の総括ライブみたいな内容にはならない。いつも通り攻めたライブをする。デカいハコでも、小さいハコでも、凛とした状態で戦えることがカッコいいから。

■Dragon Ash Album 「MAJESTIC」ティザー

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