LEGO BIG MORL、10年かけて『心臓の居場所』を見つける──終了した10周年プロジェクトと、11年目の現在を訊く

2017.06.1118:00

LEGO BIG MORL

インタビュー/兵庫慎司

PHOTO:RUI HASHIMOTO(SOUND SHOOTER & STINGRAY)
@2017年3月28日(火)新木場Studio Coast

ベスト・アルバム『Lovers, Birthday, Music』、ツアー、フェスやイベントへの出演を経て2017年3月28日新木場スタジオコーストでワンマンを行い、その翌日にニュー・アルバム『心臓の居場所』をリリース──精力的に結成10周年プロジェクトをやりきったLEGO BIG MORL、息つく間もなく次は『心臓の居場所』のリリース・ツアーが6月から始まる。10周年プロジェクトの活動とスタジオコーストを終えての気持ち、そして次へと向かう意気込みについて、4人に訊いた。

──10週年イヤーが3月28日の新木場スタジオコーストで終了しましたが、どんな気持ちになったか、どんなことを考えたか、教えていただけますか。

アサカワヒロ(Dr)
ライブ自体は、すごくやり心地がよかったというか。10年間通して……昔の古い曲とかもやったので。過去のことも思い出しながらやれましたし。お客さんの反応も……懐かしい曲をやると、表情で「あ、昔から知ってくれてるな」ってわかりますし。
あとは、リズム隊でセッションをやって。ライブ終わってお客さんから「あれがすごい楽しかった」と言ってもらえましたし……1曲目から最後まで、場面展開がすごいいろいろあって。ドラムを叩いているところから見える景色も、すごいよかったですし。なんか、1日通して……「これから前に進むぞ」って感じの、すごいいいライブができたな、っていうのはあります。
10周年イヤーで、ベスト・アルバムを出して、ツアーを回ったんですけど、そのツアーもすごいよくて。11年目が見えてきた時に、いろいろあったけどこのメンバーでずっと続けられてよかったなっていう思いもすごいありますね。
カナタタケヒロ(Vo&Gt)
変な言い方かもしれないですけど、いちばん逃げなかったライブができたかなあと思うんすよね。俺、けっこうライブ中、よけいなことを考えちゃうんで。バンドのグルーヴだったり、自分の歌だったり、メンタルの部分でいろんなことを考えちゃうクセがあるんですけど。あの日は……とにかく自分が前を向けてたなあ、と思って。
そうすると……「俺らのことを好いてくれてる人たちって、こんなにたくさんおったんや」っていうふうなことに、あの日は気づけたし。久々に満足感というか、これからもやっていこうって思えるような、次につながるものを強く感じられた日でしたね。 団結力というか、結束力というか、そういう部分もあの日を境に、さらに絆が深まったというか。自分たちのパワーが、あの日を境にレベルアップしてると思うんで。ひき続きこのままいいテンションで、ずっとやっていけたらなと思いますね。
やっぱり、あの3月28日に向けての1年間やったなと思います。徐々に徐々に士気が高まっていって、気ぃついたらほんまに3月28日やったんで。その1年間が、ほんまに濃くて、充実してて。曲作りに対しても、熱量が復活してきたというか。やっぱり波ってあると思うんですけど、いい波に乗れたなあと思うんすよね。だから『心臓の居場所』っていうアルバムもできたと思うし。
タナカヒロキ(Gt)
区切りっていう言葉はなるべく使わんようにはしてましたけど、結果、いろんな意味でそういう日になったと思うんで。あの日は……最後『あなたがいればいいのに』という曲を、どんだけ圧倒的に鳴らして、「次のツアーで待ってます」ってことを伝えられるか、って思ってたので。
本編は、「1年間ありがとう」ってことと、今までの僕らのベスト的なことをやるつもりで、そこは表現できたかなと思うけど、最後の「次のツアーで待ってます」っていう思いは……その6月からのツアーが始まらないと、俺らもわかんないから。圧倒できたかどうかが6月にわかるな、と思いながら、しみじみと打ち上げしてましたけど(笑)
この1年間は……今キンタ(カナタ)は「いい1年間」っていう、そっちの側面をしゃべってたけど、その水面下ではバッタバタしてたこともいっぱいあって。曲作りとかライブは大丈夫なんですけど、表現する上での士気は高まってたんですけど……たとえば、マネージャーが辞めるとか。でも、1年という長い時間を使って、そういうバタバタを整理できた感が、やっと今しているので。
ライブとか曲作りとかは、ハナから自信があるんですけど、そういう水面下のところもリンクできたLEGOが、6月からのツアーでどう動けるかなっていうことが、とても楽しみです。
ヤマモトシンタロウ(Ba)
ライブ自体は、10周年というテーマを掲げて1年がスタートした中で、それをどう表現していこうか、どう披露しようかっていうことを、本番までに考えたりとかしてたんですけど。
でも、そういうことじゃなかったな、というか。ステージに立って、「今日ここに来てくれた人たちによって、10年間生かされてきたな」って思ったし。その感覚はたぶん、10年やらんとわからんかったな、というか。そういう意味では、言葉では言い表せないような、理屈を抜いた意味で特別な日になりましたね。「あ、こういう感じになるもんなんやな」っていうのがやってみてわかった、っていうのが正直なとこです。なので……お客さんに対してもそうですし、音楽にも、LEGOにも感謝したというか。自分はそういう内面的なところで、すごい感じるものがありました。
あと、この1年は……ふり返る機会は、この10周年プロジェクトがあってこそやったと思うんですね。「10周年やけどいつもどおりの活動でいいやん」ってなってたら、わからんままやったろうな、って思うことも多くて。
当初は、そんなに輝かしい10年でもなかったから、「どうするんやろう?」っていうような思いもあったんですけど。でも、ベストを出したりとか、自分たちの積み上げてきたものをもう一回確認しながら、これまで作ってきた作品は間違ってなかったっていうことも確認できたし。このメンバーでずっとやってきたことは、誇りやと思いましたし。この1年を流れで見ると、いい状態で新木場に臨めたなと思います。

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LEGO BIG MORL Tour 2017 「心臓の居場所」

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※他ツアー日程はオフィシャルサイトをご覧下さい。

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9月14日(木)Shibuya WWW X
[受付期間]
受付中〜6月22日(木)13:00
※規定枚数になり次第終了。

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RELEASE

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