VANIRUの一夜 VOL.01 〜音〜 【ゲスト:MIYO-KEN】

2016.05.0222:00

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皆さん、ふたたび、VANIRUのギタリスト YUTOです。
奇数日更新の『33の質問』に続く新企画がスタートします。
題して、、、「VANIRUの一夜」!!
ここでは、VANIRUに関わるスペシャルな方々をお招きして、LEOさんとゲストとのアツイ対談の模様を“3回”お送りします。
(今回もインタビュアは僕です…)
これまで一度も話したことのない、とってもディープなお話をお届けしたいと思ってます!
ちなみに、今回は偶数日更新です!(5月2日、5月10日、5月16日)
それでは、スタート! お楽しみください!

 

VANIRUの一夜 VOL.01 〜音〜 ゲスト:MIYO-KEN

雨の中、都内某所でこの対談が行われた。VANIRUのショウではマニピュレーターとして全体の音をまとめ、曲作りにおいてはアレンジャーとして VANIRUのサウンド作りには欠かせない存在である。創成期のVANIRUを知る極僅かなうちの一人、MIYO-KENだからこそみえるVANIRUを 語ってもらった。様々な事を知れた一夜となった。

YUTO 記念すべき第一回“VANIRUの一夜”にようこそ!ということで、インタビュアとしてすでに緊張している僕ですが、VANIRUの音に深く関わってくださっているアレンジャーのミヨさんに、まずは、VANIRUとの出会いからお話をお伺いしようかと(ドキドキ….)

LEONEIL: 気持ちよく話をしよう。

MIYO-KEN そうだね。なんか不思議な感じだけど(笑)。確か2年前くらいに話をもらって、未発表曲をアレンジすることになったことがきっかけだね。デモを作った後に、会うことになったんだよね。実は、その前々からVANIRUの存在は知っていて、ネットやSNSでも話題になってたしね。80年代のニューロマンティックなムードな人たちが、ようやく出てきたんだなと嬉しかったんだよ。バンド系ではない耽美な若い世代が出てきたんだなと。

Y 昨日の事みたいです。

MIYO-KEN

MIYO-KEN

M アレンジャーを探していると、僕に声がかかって。ああ知ってる知ってる!と。まだまだライブでは荒削りだとか、いろいろ噂には聞いていたけど(笑)。VANIRU解釈を音にするというところから始まったんだよね。ふたりが持っているゴシックとか耽美なヨーロピアンなイメージを、詰め込むだけ詰め込んでみようと思った。

Y あの頃はちょうど、僕らの曲を自分たちで作る!という正にVANIRU始まりの段階でした。

L アルバム(2015年1月発売「MASQUERADE OF COSMIC」)を完成させて、もっとしっかりと音そのものを消化していきたいなと思っていたころに、突然に必然に出会ったのがミヨさんだった。もっといろんなことをやりたい考えがあって…

Y 最初に僕らのデモを聞いてもらって。

M いろいろあったよね、その中の一曲をアレンジしてかえした。

L そう。ミヨさんの音は壮大。単に壮大ということではなくて、底が広いと思った。

M 自分で言うのも変だけど、音楽好きが作った音かなとは思うけどね。職業作曲家、職業アレンジャーとして、何でもこなせる人もいるけど、僕はそうじゃない。できないものはできないとはっきりと言うし、第一印象としては、得意な分野だと思ったんだよね。

Y デモデータを送って、自分たちで具現化できない領域をたくさん伝えて、3日後には大まかな構成が戻ってきたので、びっくりしたんですよ!

M まあだいたいそのくらいよ(笑)。実はまだ世に出ていない曲も何曲か携わってるんだよね。曲のカップリングや、全体のイメージがあるから、発表するのは今じゃないのかもしれないけど。

Y そして、一緒にステージでも活動するようになったのは….

M 前日ライブで、朝まで飲んでてヘロヘロで、ステージの相談があると言われたんで、てっきり誰かをキャスティングすればいいかと思ったら、出てくれないかと言われて…だんだん、あれ、俺、出てるんだけどってなって、年齢差あり過ぎでしょう、って(笑)。

Y 最初のVANIRUの印象はどうでした?

M ぶっちゃけ、若いな!と(笑)。当時はまだ駆け出しの駆け出しだったし、硬いなと。クラブだったこともあって、ステージというよりもお立ち台に近い感じだったせいかもしれない。それを見たときに、ちゃんとしたライブを経験しなくてはと思った。

Y クラブでのイベントがあって、その後、初めてのワンマンになるんですよね。バンドスタイルで。

M ワンマンをやることになって考えたのは、演奏が派手というよりも、演奏がきちんとできて間違いなく安定している人、ってことで、僕より年上のドラマーのダイコウさんに入ってもらったんだよね。

Y 結局ステージもそんなに回数をこなしたことがないし、海外で活動してたとはいえ、何もわからずにとにかく必死に突っ走ってきたので。うん!とにかく何にもわからなかった(笑)

M (笑)ライブハウスでやるようになる以前に、まずVANIRUとしての方向性を整理していくというところが大事だと思ったんだよね。

L うん。やりたいことが先行し過ぎて、それにたどり着けなくてすごくもやもやしていた。だからミヨさんに、それを解いてほしかったというのがある。

M それがわかってたから、一緒に出来たんだよね。

Y ええと…手応えは…?

M それを一番最初に感じたのは、「LOVE AGAIN」を出して段階上がった時よね。だけどまだそのときはナマでやるのが慣れてなくて、次のシングル「DEAD OR DANCE」で大きく変わった、急にグッと。言い方あれだけど、すごく立ち居振る舞いがプロらしくなったというか。それは多分シングルリリースしたのもあるけど、経験値なのか意識が変われば自然と、、なんだと思う。

Y 僕はとにかく必死なんで、、あれですけど。

L (微笑)

Y その頃からミヨさんと僕らのコミュニケーションの密度が濃くなったと僕は勝手に思ってて、音作りのやり方も変わってきましたよね?

M 根本的に演じる人たちの意識が変われば、自然とリンクしてくると言うか。

L 確かに、最初の頃はこういう表現でやりたいと言ったときに、ミヨさんは、いやそれだとちょっと….ということも割とあって。あるときを境に、ミヨさんとリンクをし始めたなという感じがあった。これをやりたいなと言ったら、それだったらこういう感じかな、、と具体的なカタチで表に発信を解放していこうということが、徐々にできるようになって…。

M うんうん。実は、俺の中で段階踏んでたんだよ。最初から12弦ギターとか入れた方がいいのはわかっていたけど、そこは二人の器が膨らんで色味がついてからだと思っててね。今まさに、曲に負けないパフォーマンスができるようになってきているし、そのスピードは素晴らしいことだよね。

Y ミヨさんと一緒にギター弾けて僕は楽しい!ミヨさんの、VANIRUのステージでの役割も大きくなってきているような気がするんですけど。

M 2回目のワンマンショウからだったかな?別に俺、弾かなくてもいいんだけどね(笑)。でも、歌がめちゃくちゃ良くなったから、1曲1曲の色味をきちんと作り上げていこうと。ライブのフォーマットができたというか、ここ1、2年かかってやってきたカタチが、基本としてできてきたし、1曲1曲が個性的になってきたというのもあるから、ここからさらに曲の個性を生かしていこうと。

Y そしていよいよ5月18日ミニアルバムが発売されますが(パチパチパチパチ!)ミヨさんアレンジの「Dreaming Crystal」は、どうやって誕生したんですか?

M はじめたきっかけというのが、実はちょっと前で。LEO君の意気込みを感じたわけ、デモに。デモというよりスケッチに近いかな。でもね、曲をきちんと完成させたいという情熱を感じたのよ。

Y どんなデモだったんですか?

M なかなかだよね(笑)。初めてだよ、こんなデモは(笑)。要するに歌を歌う人ってコード(伴奏)を入れてくるもんじゃん?しかしね、ドンドンダン(リズム)に歌だけ(笑)。よくこれだけで歌えるなって。しかも、ちゃんと転調してたりするんだよね。

Y へ〜!でもLEOさんのデモはやばいですよね!

M いいデモだったんだよ!デモだけであれだけ情熱が伝わるというのは。でも不思議とそれだけの音なのにコードを感じて、そして、いろいろ音が入ってないから逆にアレンジしやすかったんだよね。キーはLEO君が一番気持ちいい感じで歌っていくんだろうから、いじんなくていいだろうなって。サウンドは、LEO君と一緒にクリスタルのイメージをカタチ作っていったんだよね。

L あの曲はちょっとずつイメージが変わっていっていて。最初、質感はまだクリスタルじゃなかった。メロディーもその段階では違ったし、サウンドももちろん。そのときにいいと思う最高のカタチはできていたんだけど、「ISOLΛTION」を作っている最中に、あ、これは。というイメージが降りてきて、その瞬間、ふたつ(二曲)で一つだなと。ミヨさんにこうしたいって即刻伝えた。

Y レコーディング間近に変更になって。

M 「ISOLΛTION」のミックスが上がってからアレンジを始めて、結局3日くらいで作っちゃった(笑)

L うん。コアは変わってないけど、彩り、飾る部分がクリスタルという感じになった。面白い混ざり合いができたと感じてる。

Y 初めて聴いたときビビりました。

M VANIRUにとって新鮮な音というのが、僕が二十歳のときに聞いていた音だったりするし、その年齢的な感覚のギャップが逆に面白い反応を起こすんだよね。僕自身の好みの音かどうかというと、違ってたりもするんだけど、VANIRUの目指す音っていうのは、意外性も含めて、LEO君の音に対するコアの部分がしっかりしているから、僕は悩まずにすんでいるんだと思う。

Y そして5月23日は、久しぶりのワンマンショウ!

M みんな圧倒されるんじゃないかね!前回のワンマンよりレベルが上がってるし。タイトルも“NEW ROMANCER –ZERO-”<ゼロ>でしょ?感慨深いものがあるよね。経験を重ねてどんどんよくなってきているし、ファンも増えてきてるし、音も変わってきた。ムードもね。LEO君なんかは如実に振る舞いが違うし、ああカッケエなって思うし、元からハートが強いと思うんだけど、心臓が。前よりも空間を楽しんでるよね。後ろ向いているだけで、間が持つというのは、完璧な自信の表れよね。堂々とパフォーマンスしてきて、ああ間違ってなかったんだって自信がついてる。魂として出してきて、もう堂々としてる。そういうムードが凄く良いと思う。

Y 今後のVANIRUに思うことってありますか?

M 独自性というか、真似しようと思っても真似できないようなステージングだから、さらに突き進んでほしい。

Y 僕たちを唯一サイドから見れるミヨさんからコメントを!

M とにかく輝いてる!全身全霊で演ってるなというのは、いつも感じるよ。このテンションをずっとキープしてほしいよね。毎回の一発勝負のような、緊張感あるステージを期待してる!VANIRUの個性はそこだから。

L ステージに慣れたくないっていう。。

M だね!

Y これからも支えてください!ありがとうございました!!

[次回アップ:2016年5月10日]

NEW ROMANCER -ZERO-

2016年5月23日(月)
TSUTAYA O-WEST
18:30 開場 / 19:00 開演
TICKET NOW ON SALE

FAUST Presents「Upside Down」vol.2


2016年6月10日(金)
下北沢 MOSAiC

18:30 開場 / 19:00 開演
出演:VANIRU / u crack irigaru / dummy-xD
TICKET 5月9日10:00 SALE (e+にて)

関連リンク

RELEASE

MINI ALBUM 「ISOLΛTION」
(CJビクターエンタテインメント)
2016年5月18日 SALE

・初回限定生産盤
[CD+DVD+ブックレット]
・完全生産限定盤
["CD+DVD+ブックレット"+"Chain Reaction" Bag]
※完全生産限定盤に関してはライブ会場とCJビクターオンラインショップ限定での販売となります。

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