八王子結成・グッドモーニングアメリカ企画のフェス「八王子天狗祭」開催記念！グドモメンバーに直撃インタビュー！

終わってまず「またやりたいな」って。街のみなさん、市の方も喜んでくれて、協力していただいたし、お客さんからも「来てよかった」っていう声を、ほんとたくさんもらえたんで。ほんとに純粋に、またやりたいなと思いました。

やっぱりフードが難しかったですね。お客さんをすごい並ばせちゃった、っていうのがあったんで。どのくらい並ぶことになるか、いろいろ予測はしたんですけれども、そのへん至らぬところがあったなと思うので。今年は改善できたらと思って、準備してます。
細かいところかもしれないけど、フェスってそういう細かいところがすっごい大事なんだなっていうのも、やってみて思い知ったんで。
あと、動線とかも、「ここどうかなあ、人の流れが増えると詰まっちゃうかな」って、いろいろ検証はしてたんですけど、やってみたらやっぱり大変だったところもあったので。そこも今年改善しないと。

あとやっぱり、自分たち主催のフェスなので……それは自分たち主催のイベントの時もそうなのかもしれないですけど、なんか、1バンド1バンドごとのリレーというか、バトンの渡し合いみたいな感じがあって。
そのバンドごとのステージで終わるんじゃなくて……自分たちがトリをやらせてもらったんですけど、そのトリにつながるような、1個1個のライブがあったなあって。
MCだったり、演奏だったりで、その熱量の足し算か掛け算がわかんないですけど、そういうものが目に見えてわかるようなフェスだったんじゃないかなあ、と思いました。そういうフェスにできたのはよかったなって思うし、それを感じられたから、今年もやりたいな、続けていきたいなって思ったし。
去年の1回だと、その熱量はその日だけだけど、去年が今年につながって、今年が来年につながれば、それがもっと大きな熱量につながるかもしれないし。去年その可能性を感じられたのは大きかったですね。

あと、ステージを作るのに、これだけの人が携わってるとか。裏方さんの仕事の量っていうんですかね、こんなにも多くの人たちが、俺たちのフェスのために手を貸してくれている、っていうのは本当に感じました。八王子の日本工学院（音楽方面の学科のある専門学校）の学生さんたちも手伝ってくれて。
前日の仕込みの時からメンバーみんなで行って、手伝ったりはしてたんですけど、もうそんなんじゃ全然追いつかないぐらいの仕事量で。フェスをやるって大変なんだなって実感しましたし、それと同じぐらい感謝の気持ちが芽生えました。

会場、体育館だったんですけど、普段ライブをやらないようなところですので。そこでライブをやる、大きい音を鳴らして、かつやっぱり激しいライブもあったんで……たとえば、床が抜けないかとか、お客さん同士でトラブルがないかとか、怪我がないかとか、心配な部分もいっぱいあったんですけど。
でも終わった時に、そういうトラブルもなく、みんな笑顔で……まあ、みんなではないかもしれないですけど、大勢の方が楽しんでくれて、笑顔で帰ってくれたっていうことが……「すごいことだな」って、終わったあとに思ったのがいちばん大きかったですね。
必死で、無我夢中でやってたんですけど、多くの人に支えてもらった中で……僕たちが始めたことですけど、みんなの力でひとつのイベントを終えられた、っていうのはすごいことだな、と改めて思いました。
それと同時に、自分たちが参加させてもらってる他のフェス……大小いろいろあるんですけど、どれもすごいことだなって思えたので。そうすると、ほかのフェスに参加する時の気持ちも変わるし。で、今年またやらせてもらえるんで、気合いを入れ直して、今年も無事終われるようにしなきゃな、って思ってます。

単純に、白虎ステージが大きくなる、っていうのはあるんですけど。あとは、八王子でやるフェスなので、もっと土着していきたいなって思うし。開催までにもっと……八王子の人たちとコミュニケーションをとって、いろんなことをスムーズにしていきたいし。
そのためにも、続けていかないと。1年目で終わったら「1回だけかよ！」ってなるし、2年目で終わっても「2回だけかよ！」ってなるので。何年も続けることによって八王子に土着していく、そこを目指すのがいちばんいいいかなと思ってます。そのためにも、去年よりもよいものにしないといけないなと。