高橋 優、過去最大級となるツアーに、「7年間積み重ねてきた“ザ・高橋 優”としてのライブを観てもらいたい」

2017.11.0221:00

高橋 優

インタビュー/兵庫慎司

《「このストーリーはフィクションです 実際の団体や人物と関係ないです」と 今日の失敗や腹立ったエピソードにそういった言葉を貼り付けて眠る 「コマーシャル上の演出ですので実際は飛びやしませんし爆発もしません」って 世界情勢の映像のどっかにそんなユーモアの一つを探し求めたり》
という、耳に飛び込んできた瞬間にハッとさせられる、強烈な歌い出しのニューシングル『ルポルタージュ』を11月22日にリリース、12月から自身最大本数・最大規模の全国ツアーに出る高橋 優。この曲のこと、現在の自身のこと、そこに辿り着くまでのこと、そしてもちろんツアーのことについて話していただいた。

時々悪いクセのように、変な曲が出てきちゃうというか(笑)

──「ルポルタージュ」、すごい曲ですね。

高橋 優(以下省略)あ、そうですか?ドラマの台本をいただいて、読ませてもらってから曲を書いた感じではあるんですけど。ドラマの制作サイドに、僕の曲をよく聴いてくださってる方がいて、「今回はもう優さんがやりたいようにやってください、優さんらしい曲がいいです」ぐらいの感じだったんですよ。だったら、せっかくいただいた機会なので、ここ最近あんまり出してなかった自分の部分というのを曲にしてみようかな、という感じで書いていきました。
ここ最近で言うと、2017ABC夏の高校野球応援ソング/「熱闘甲子園」テーマソングの「虹」という曲を歌わせていただいたり、その前は『クレヨンしんちゃん』の映画版の主題歌(「ロードムービー」)を歌わせていただいたり。もうちょっと前だと、わりとシングルはバラードが続いていたり。「明日はきっといい日になる」っていう楽曲が、CMの曲になっていたり(ダイハツ新型「CAST」CMソング)。
自分で言うのも変ですけど、ちょっと爽やかというか、ほっこりしているような自分を表現するようなシングルが多かったんですね。でも僕自身、高橋 優としてメジャー・デビューさせてもらったのは、もう7年前なんですけど、その頃は、母親が子供に暴力をふるうところを歌っている歌だったり、教師が女子学生に暴行を加えていることを歌っている歌だったり、ドラッグをやっている有名人のことを歌う歌だったりを歌って、デビューしていたので。
そういう方の自分を久しく出していなかったな、と。で、「優さんらしい曲を」と言われた時に、じゃあデビュー当時の頃のような曲をやりたい、ここ最近のものとはかなりかけ離れたものにはなってしまうけれども、社会に対して何か自分が思うことをそのまま箇条書きするような楽曲を作ってみよう、という思いで書きました。

──そういう曲をしばらく書かなくなっていたというのは?

音楽を作る上では、ただただ自分が書きたいものだけを書くっていうことって、いつでもやれるんですけど、求められて書かせてもらえる機会って、貴重なんですね。ここ2年間くらいは、タイアップのお話をいただいて、「バラードがいいです」とか「『福笑い』みたいな曲がいいです」とか、言われることもあって。
それに対して「えっ?」てことではなく、その人たちにいちばん喜んでもらえるようなもので、自分の中にもある曲を書いていこう、っていう意識だったんです。それがわりと、ヒリヒリしたタイプの曲ではなく、バラードだったり、言葉もちょっと抽象的なものが多かったり、壮大なもの……「愛」とかがテーマになっていることが多かっただけで。
そういうものを求め続けられれば、しばらくそういうものだけを書いていくことも、できなくはないと思ってるんですけど、時々悪いクセのように、変な曲が出てきちゃうというか(笑)。
この間のアルバム(『来し方行く末』)の1曲目のタイトルが「Mr.Complex Man」っていう歌で、自分のことか嫌いだ、心の中で全員に中指を立てて生きている、みたいなことを急に言いだしたりとか。そういう部分が、今回のこの「ルポルタージュ」っていう曲では出てきたのかな、っていう感じですかね。

──テレビ画面の注釈文を、Aメロの歌い出しに使うというアイディアは?

あの、曲を書く時に「下りてきた」みたいなことをおっしゃる方、いるじゃないですか。僕、そういう経験したことなくて。「下りてきた」っていうよりは、自分が見えてるものを、見逃しちゃってることの方が多くて。それを見逃さずに、心の中で「これって何なんだべな?」って思ってることが歌詞になる時の方が、楽しいんですよね。
それで言うと、ここ最近、よく目にするものの中に……まあ、よく目にしているものがテーマだから、「ルポルタージュ」っていうタイトルにしたんですけど。たとえば、イスとかテーブルを食べてるシーンがCMで流れて「CM上の表現です。実際は食べられません」って、「言わなくなってわかってるよ、みんな」って気持ち、あるじゃないですか。
でも今の時代って、「そうやって書いてくんないと俺マジで食っちゃうからね?食ったら責任取れんの?」とかいう奴らがいっぱいいる。そういう、心の余裕のない時代になってきてるから、何もかもに注釈を入れているのかなっていう自分の疑問と……。
だから、それを歌詞にしようって思ったのはこの曲がきっかけですけど、前々から、注釈に対してなんかひっかかってるものがあったんでしょうね、気持ちの中に。

──曲全体として言いたいことは、普遍的なものじゃないですか。だから書きようによっては平凡な表現になってしまう、そこでいかに聴き手をハッとさせて耳をつかまえるか、というので、あの歌い出しを思いついたのかな、とも思ったんですけれども。

そうかもしんないですね。ドラマのエンディングでかかりそうって聞いていたんで、ドラマの終わり際に「このストーリーはフィクションです」っていう曲がかかり出したら、注釈書かなくてもいいかな、と思ったりとか(笑)。そういういたずら心みたいなのも、ちょっとあったりしたので。

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高橋 優 全国LIVE TOUR 2017-2018「ROAD MOVIE」

12月7日(木)三郷市文化会館 大ホール【FC限定販売公演】
12月14日(木)千葉県・森のホール21 大ホール
12月19日(火)茨城県・ひたちなか市文化会館 大ホール
12月24日(日)新潟県・新潟テルサ
1月7日(日)宮城県・東京エレクトロンホール宮城
1月8日(月・祝)山形県・やまぎんホール
1月10日(水)秋田県・秋田県民会館
1月12日(金)岩手県・盛岡市民文化ホール 大ホール
1月13日(土)青森県・リンクモア平安閣市民ホール
1月20日(土)福井県・福井市文化会館
1月21日(日)富山県・富山県民会館
1月25日(木)愛媛県・松山市総合コミュニティセンター キャメリアホール
1月27日(土)和歌山県・和歌山市民会館 大ホール
1月28日(日)奈良県・なら100年会館 大ホール
2月1日(木)岐阜県・長良川国際会議場 メインホール
2月3日(土)京都府・ロームシアター京都 メインホール
2月4日(日)兵庫県・神戸国際会館 こくさいホール
2月6日(火)熊本県・市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)
2月9日(金)高知県・高知県立県民文化ホール オレンジホール
2月10日(土)徳島県・鳴門市文化会館
2月12日(月・祝)山口県・山口市民会館 大ホール
2月15日(木)大阪府・フェスティバルホール
2月17日(土)岡山県・倉敷市民会館
2月18日(日)島根県・島根県民会館
2月24日(土)佐賀県・鳥栖市民文化会館 大ホール
2月25日(日)長崎県・長崎ブリックホール 大ホール
3月3日(土)北海道・ニトリ文化ホール
3月4日(日)北海道・帯広市民文化ホール 大ホール
3月9日(金)愛知県・名古屋センチュリーホール
3月10日(土)三重県・三重県文化会館 大ホール
3月16日(金)山梨県・東京エレクトロン韮崎文化ホール 大ホール
3月17日(土)静岡県・静岡市清水文化会館マリナート 大ホール
3月21日(水・祝)宮崎県・都城市総合文化ホール 大ホール
3月24日(土)福岡県・福岡サンパレス ホテル&ホール
3月26日(月)広島県・上野学園ホール
3月29日(木)神奈川県・パシフィコ横浜 国立大ホール
3月30日(金)神奈川県・パシフィコ横浜 国立大ホール
≫ 詳細はオフィシャルサイトにてご確認ください。

ディスクガレージ先行抽選受付

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受付公演:3月16日(金)東京エレクトロン韮崎文化ホール
受付期間:受付中 〜 11月7日(火)23:59

Act Against AIDS 2017 「THE VARIETY 25」
~絶好調俳優大熱唱!本物聴かせますミュージシャン!~

12月1日(金)日本武道館
〈出演〉岸谷五朗 / 寺脇康文 / 三浦春馬
WEAVER / 大黒摩季 / 大谷亮平 / 岸谷香 / サンプラザ中野くん×パッパラー河合×ふなっしー / Skoop On Somebody / 高橋優 / DearDream / 西川貴教 / 花澤香菜 / ピコ太郎 / 柚希礼音 / 他

関連リンク

RELEASE

NEW SINGLE「ルポルタージュ」
(WARNER MUSIC JAPAN)
11月22日(水) SALE
期間生産限定盤(CD+DVD)、通常盤(CD)
※テレビ朝日系 土曜ナイドラマ「オトナ高校」主題歌
※ジャケットイラストは野性爆弾のくっきー描き下ろし!

※期間生産限定盤
※通常盤