エレファントカシマシ 宮本浩次インタビュー。30周年イヤー・悲願の全都道府県ツアー、遂にファイナル!更に「夢の競演」を目前に控え、その胸中を語る

インタビュー | 2018.03.13 17:00

2018.1.14(日)「新春ライブ 2018」NHKホール(東京)より

それはまず横に広がっていく物語だった。
わたしたち自身はライブ・バンドであると自負しておりますが、それでもこれまではやはり東京と大阪、それに主要都市しか行けてなかったんですよね。それが30周年のこの機会に47都道府県に行けたというのは、非常にいい時間でした。本当に悲願だったんですよ。全都道府県ツアーというのが。いろんな街があるので本当に全部、というわけにはいかなかったですけど今回初めて行けたところもありましたから、そういう意味でライブ・バンドという自分たちの気持ちと実際の行動が一致した1年だったと思います。
しかも、それはその物語自体が進んでいくほどに成長していくようなダイナミックな展開だった、と宮本浩次は語る。
じつはツアーのいちばん序盤のところでは完全に売り切れないところもあったりしたんですが、それがだんだんライブが重なっていって、CDも出したりして、すると人が集まる雰囲気がどんどん出来上がっていってツアー自体がどんどん成長していった感じがありますね。演奏する曲も、例えば『悲しみの果て』ひとつとってもいろんな場面があり、わたしが感極まってグッとくるシーンもあったし。メンバーそれぞれにもいろんな曲でいろんな場面があったりして、本当にダイナミックでわたしたち自身も生きている実感を強く感じたツアーでした。

2018.1.14(日)「新春ライブ 2018」NHKホール(東京)より

昨年デビュー30周年を迎えたエレファントカシマシはバンドにとって初めての47都道府県すべてをまわるツアーを敢行。各地で数多くの名場面を生みだしながら、そしてさらなる支持を広げて大成功のうちにすべての日程を完遂した。
例えば、佐賀の鳥栖というところでやったんですね。初めての土地だったんですが非常にたくさんの人が集まってくれて。特にそこの地元の人たちが観にきてくれてるんだなという感じが伝わってくるんですよ。しかも初めて行く土地はやっぱり歓迎ムードがよりすごくて、ものすごい熱量でした。鹿児島も熱かったですね。70代くらいじゃないかな?我々よりも上の世代の方が最前列でノリノリになってて。本当に嬉しかったし、全県ツアーをやっているという実感と喜びがふつふつとわいてきた瞬間でした。
一方で、それは30年という時間を縦に掘り進んでいく物語でもあった。
30周年という大きな流れのなかで全都道府県ツアーができるという、そういう感慨も確かにありました。中学高校の同級生で始まったバンドがデビューから30年やってきてやっぱりコツコツと積み上げてきたものもありますから。それこそ21、22歳の頃、父親のジャケットを来て、渋谷公会堂で電気つけっ放しのコンサートというのをやりましたし、あるいは『今宵の月のように』がヒットして久しぶりにやった武道館。それから金原(千恵子)さんたちのストリングスと一緒に『リッスントゥザミュージック』をやった2009年の"桜の花舞い上がる武道館"とか、いろんなシーンを思い出します。そうしたいろんな変遷を経てきたバンドなんだという、そのストーリーを人生と重ねることもできると思いますし。そういうふうに考えていくといろいろ感慨深いライブがたくさんありますね。
その色鮮やかな横糸と縦糸を1年間かけて編み上げた物語は、3月17日と18日の両日、さいたまスーパーアリーナで大団円を迎える。
17日のほうはツアー・ファイナルという位置付けなので、基本的にはツアーでやってきた曲を中心に考えたいと思ってはいるんですが、でも同時に30周年の記念のコンサートという意味合いもあります。だからしっかりていねいに練習をして、本当にシンプルに1曲1曲、曲順も含めあらためて洗い直すと言いましょうか、気持ちを新たに練習し直して曲を整理して、ホーン・セクションと金原千恵子ストリングスのみなさんも入るんですが、でもそれも含めた非常にバンド感のあるあっさりとした形でできるといいなと思っています。18日は、エレファントカシマシの30周年というお祭りの締めくくりを、ファンの人たち共々、SpitzとMr.Childrenという日本を代表するバンドが一緒になって祝ってくれるという…。SpitzもMr.Childrenもつねに意識してきたバンドですし、スタイルは違えども、我々も含めてそれぞれに気骨のある日本を代表するバンドだと思います。"ド・ド・ドーンと集結!!〜夢の競演〜"というタイトル通りのスペシャルな1日になるんじゃないかと思っています。わたしも今からワクワクしています。
もちろん、その大団円は新たな物語の序章でもあるだろう。エレファントカシマシの未来に向けた予感をしっかりと感じ取りたい。

2018.1.14(日)「新春ライブ 2018」NHKホール(東京)より

※DI:GA3月号掲載インタビューより

PRESENT

30th ANNIVERSARY チケット柄タオル(FINAL ver. )を3名様に!

※転載禁止

受付は終了しました

公演情報

ディスクガレージ公演

エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR "THE FIGHTING MAN" FINAL

2018年3月17日(土) さいたまスーパーアリーナ

SOLD OUT!

◆本公演の模様を同日17時よりWOWOWプライムで生中継!

エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR "THE FIGHTING MAN" SPECIAL ド・ド・ドーンと集結!!〜夢の競演〜

2018年3月18日(日) さいたまスーパーアリーナ
出演:エレファントカシマシ / Spitz / Mr.Children

SOLD OUT!

エレファントカシマシ / Spitz / Mr.Children

協力:さいたまスーパーアリーナ

エレファントカシマシ「THE FIGHTING MAN MUSEUM」開催決定!

■開催日時:2018年3月17日(土), 18日(日) 11:00 〜 22:30
■開催場所:さいたまスーパーアリーナ Bゲート
■入場料:無料 ※チケットを持っていない方も観覧可能

RELEASE

「All Time Best Album THE FIGHTING MAN」

BEST ALBUM

「All Time Best Album THE FIGHTING MAN」

通常盤【2CD】UMCK-1563/4 ¥3,000+税
初回限定盤【2CD+1DVD:3CDマルチケース仕様】UMCK-9896 ¥4,200+税
※DVD収録内容:"THE FIGHTING MAN's LIVE HISTORY"
NOW ON SALE

【収録曲(初回・通常共通)】
CD2枚組 リマスタリング音源 30曲収録

【Disc1】
Mellow & Shout
M-01.今宵の月のように
M-02.悲しみの果て
M-03.四月の風
M-04.風に吹かれて
M-05.夢のかけら
M-06.友達がいるのさ
M-07.俺たちの明日
M-08.笑顔の未来へ
M-09.リッスントゥザミュージック
M-10.翳りゆく部屋
M-11.桜の花、舞い上がる道を
M-12.ハナウタ~遠い昔からの物語~
M-13.新しい季節へキミと
M-14.ズレてる方がいい
M-15.夢を追う旅人

【Disc2】
Roll & Spirit
M-01.ガストロンジャ―
M-02.デーデ
M-03.奴隷天国
M-04.花男
M-05.戦う男
M-06.so many people
M-07.コール アンド レスポンス
M-08.暑中見舞-憂鬱な午後-
M-09.俺の道
M-10.歴史
M-11.大地のシンフォニー
M-12.Destiny
M-13.RAINBOW
M-14.涙
M-15.ファイティングマン
「カヴァーアルバム3 〜A Tribute to The Elephant Kashimashi〜」

トリビュートCD第3弾

「カヴァーアルバム3 〜A Tribute to The Elephant Kashimashi〜」

デビュー30周年を迎えたエレファントカシマシをリスペクトするバンド・アティストによるエレカシカヴァーアルバム!シリーズ第3弾のリリースに合わせて、過去2作品(第1弾・2003年、第2弾・2013年)をリマスタリング & SHM-CD化して同時発売!!

MCK-1573 ¥3,000+税
2018年3月21日(水) release !

01. 今宵の月のように / 田島貴男(ORIGINAL LOVE)
02. 悲しみの果て / manaka from Little Glee Monster
03. 四月の風 / SUPER BEAVER
04. 風に吹かれて / 菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)
05. 俺たちの明日 / 東京スカパラダイスオーケストラ × 高橋一生
06. リッスントゥザミュージック / 阿部真央
07. ヒトコイシクテ、アイヲモトメテ / ドレスコーズ
08. さよならパーティー / クリープハイプ
09. かけだす男 / 斉藤和義
10. ファイティングマン / 村越"HARRY"弘明

※カバーイラスト:うすた京介 書き下ろし

トリビュートアルバム 特設サイト
  • 兼田達矢

    インタビュー

    兼田達矢

  • Live Photo

    岡田貴之

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