バンド結成10周年、CDデビュー3周年を迎えた7!!の2014年は、ワンマンライブハウスツアー『7!!のうぷぷなツアー2014〜10周年だョ!どぅまんぎた!!〜』を行い、ファイナルの地元沖縄まで全国のファンに10周年の歓びと感謝を伝えた始まりとなった。
あらためてこのツアーをMAIKO(Dr)はこうふり返る。
MAIKO「いつもはライブって楽しいー!という感じだけど、このツアーは心的にすっごく苦しかった。楽しいだけじゃダメで、しっかりプレイしてワタシがみんなの土台にならなきゃという気持ちもあったし。最初は早く終わらないかなと思うぐらいできない自分がイヤだった。でもライブを重ねていくうちに最終的には自分の中でつかめたものがあったし、ライブに対する姿勢が変わってきたので、とっても勉強になるツアーでした」
ツアーで披露していた新曲の中の1曲が、5月21日にリリースされる10周年イヤーの第二弾シングル「メロディ・メーカー」だ。「高校生の主人公が普段感じてることや思ってることを曲にして届けようというのが7!!の4人の共通した思い」とNANAE(Vo)が言うように、新曲でも高校生が主人公。「先に『メロディ・メーカー』というタイトルが出てきた時に、主人公には楽器を持たせて、教室で好きな子のために曲を作ってる設定にしようと思った」と作詞・作曲をしたMICHIRU(Gt)は言う。
MICHIRU「自分の中で伝えたいことはあるのに、実際に曲を書こうと思った時に言葉が繋がっていかなくて悩んでいた時期があって。だったらその気持ちを歌詞にしちゃえ!というのがきっかけでした。人に想いを伝えることのむずかしさを書いた曲です。こういう感情って誰にもあると思うので、この曲を聴いて共感してもらえたらうれしいですね」
NANAEもこの主人公の気持ちはよくわかると話す。
NANAE「私は恋愛すると自分から前に進めないタイプ。伝えるどころか、好きという仕草もできないので、この繊細な歌詞を書くMICHIRUに、今回もまた女子の気持ちをつかんできてるなと思いました(笑)」
MAIKO「ワタシは、好きな人には好き!と言ってしまうタイプなので、こういうもどかしさは残念ながらないです。こういう女子っぽい女の子に憧れます」
MICHIRU「自分の主観で書いたんですけど、基本的に僕が女々しいヤロウってことですかね(笑)」
8月17日には、渋谷公会堂での初のホール・ワンマンライブ『7!!のうぷぷな日 SPECIAL 10th Anniversary〜渋公ちゃん、ばんみかちぇー!!〜』が決定した。ライブタイトルに、沖縄方言で“ぶちかます⇒やってやるぞ!”という意味をつけたことに、初めてステージに立つ渋谷公会堂への決意を感じる。
「渋公だからと考えずに、ツアー1本1本のライブと同じ気持ちでやっていって、それが渋公に繋がっていくと思ってるので。ただライブハウスとは違う見せ方や演奏力も高めないと、とは思ってます。すっごく楽しみですね」と話すKEITA(Ba)の言葉にMAIKOは、「勝ちたいです、渋公に!ばんみかしますよー!」と意欲満々だ。
スペシャルなことも考えているという、7!!の一夜限りの10周年、初のホールワンマン。一緒に楽しんじゃおう!
2014年8月17日(日) | 渋谷公会堂 | 16:45 開場 / 17:30 開演 | 全席指定 ¥4,000(税込) |
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受付期間:5月1日(木) 21:00〜5月19日(月) 23:00 ※規定枚数になり次第終了 |
NEW SINGLE「メロディ・メーカー」
(EPICレコードジャパン)
●5月21日(水)ON SALE
※初回生産限定盤
DISK GARAGE.com 7!! アーティストページ
7!!オフィシャルサイト
10th Anniversary Special Site
7!!(2014.5月号掲載 DI:GA interview)