Diggy-MO'のライブの凄さを、どう言葉にすればいいだろう?カリスマ的な人間の魅力。ブラック・ミュージックの豊かなグルーヴ。最新のダンス・ミュージックの輝き。心の解放をうながすメッセージ。それはSOUL'd OUTで築き上げてきたスタイルを、さらに進化させた唯一無二のものだ。SOUL'd OUT解散後、昨年10月1日に行われたソロ・ライブから、Diggy-MO'の新たな歩みはすでにスタートしている。
「10.1には、“音楽をやろう”という明確なテーマがあった。俺のライブに来る人たちは、俺の音楽にある精神世界に触れて何かを感じたいと望んでいる人が多いと思うし、当然そういうナンバーもやるんだけど、徹底した音楽パフォーマンスをみせるという目的があったんだよね。それまでのものを封印してしまおうということじゃない。ただ、ソロのお披露目として、みんなに対してもスタッフに対しても、過去のメモリアルなものを一度拭い去らなければいけないと。“ここからが始まりだ”というものを示すために、あのやり方が必要だったんだよね。改めていろいろ整理して、音楽をプレイして、“音楽で遊ぶって本当にいいよね”ということを提案したかった」
リリースされたばかりのアルバム『the First Night』にも、“音楽で遊ぶことの楽しさ”はたっぷりと詰め込まれている。先行シングル「Lovin' Junk」や「Blue World」など、キャッチーな魅力あふれる楽曲たち。インド音楽のモチーフを取り込んだ「ハニーチュー」や、ローリン・ヒルのカバー「Lost Ones」など新しい試みもある。
「解散から1年たってないから、思うことはたくさんあるけど、いいものが出来たと思う。『the First Night』は“初夜”だから、今は初夜を越えて、その次の朝の感じ。わかる?(笑)新しい始まりの作品になってると思う」
ライブ活動も、デビューしたての頃のように、ライブハウスやイベントなどにも出演している。音楽で遊ぶことは、どこでだって出来る。今のDiggy-MO'は、かつてなく開かれた状態にいるように見える。
「あらためて自己紹介をしていきたい気持ちもあるし、10年選手を気取ってとか、そういうものはまったくない。新しいリスナーも、それまでの人たちも、どっちも楽しめるように考えてる。当日にセットリストを決めたり、臨機応変にやってるよ。普通はありえないけど、そこは長年連れ添ってるスタッフと一緒にいる強みだと思うから。ありがたいよね」
次の目標は、7月の東名阪ツアー。東京公演は7月16日、渋谷TSUTAYA O-EAST。バンド編成ということ以外には、どんな内容かまだわからないが、確実なことが一つある。Diggy-MO'のライブは決して外さない。感性を解放して飛び込めば、必ず新しい扉が開く。楽しみにしてほしい。
「いつも初心でやってるけど、ここまで自分のスタイルというものをしっかり築き上げてるとは思うんで、初めての人はそういうところも見てほしい。自分のライブを知ってもらいたいから、ぜひ体感してくださいという感じ。そのあとは、好きでも嫌いでも構わないからさ(笑)。受け止めてみてください、という感じです」
2015年7月16日(木) | TSUTAYA O-EAST | 18:00 開場 / 19:00 開演 | スタンディング ¥5,800(税込) |
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NEW ALBUM「the First Night」
(Do Re Mi)
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Diggy-MO' (2015.6月号掲載 DI:GA interview)