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ライブレポート Live Report

SEKAI NO OWARI 9/26(水) 大宮ソニックシティ 大ホール 「HALL TOUR 2012『ENTERTAINMENT』」

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SEKAI NO OWARI

2012.11.5 up

ライヴハウスからホール、ホールからアリーナへ
無限のポテンシャルを秘めるバンドの“エンターテインメント”


熱狂を呼んだZEPP TOURを経て、約2年ぶりとなるメジャー移籍後初アルバム『ENTERTAINMENT』を発表後、7月26日より全25ヵ所、4ヵ月間におよぶ初の全国ホールツアー【SEKAI NO OWARI HALL TOUR 2012「ENTERTAINMENT」】を開催。
全公演チケットは即日ソールドアウトの大反響!会場をホールに移し、より壮大に、洗練された様々な“エンターテイメント”なステージを見せて、のべ4万人を動員し、大成功で終了させた。
ライヴハウスからホール、そしてアリーナへ。彼らの音楽は急激なスピードで進化と深化を遂げて届いている。彼らはホールツアーでも壮大な1本の作品を見ているかのような完成度の高い演出とステージングで観客たちを魅了してみせた。


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開場前からハンパない期待感でみなぎっていた会場内。
星空の中、響き渡る「スターライトパレード」から幕を開けた。
白幕が開き、シルエットから実物の4人が現れると、観客たちの大歓声とクラップが会場中を包み込む。
そして「虹色の戦争」「天使と悪魔」「ファンタジー」と異なる世界観を持つ楽曲を一気に畳み掛け、瞬く間にSEKAI NO OWARIワールドへと誘っていく。
突き刺すほどのメッセージ性を持つ「不死鳥」「世界平和」「Love the warz」は、映像やレーザーが加わった演出で観る者の感情を大きく揺さぶり、“We are with you?”と問いかけ、どんどんと感情が強くなっていく「Never Ending World」や「illusion」、儚さが溢れる「幻の命」、たくさんのシャボン玉でファンタジックに彩られた「眠り姫」、そして本編ラストを飾った全英語詞の「深い森」まで、視覚的効果と共にドラマチックに表現してみせて、観る者に強烈な余韻と感動を呼び起こした。
観客たちも彼らの織り成す音楽の世界に感嘆の声をあげながら、どんどんと惹き込まれていっているのが印象的だった。


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アンコールの「Fight Music」「インスタントラジオ」の2曲は一転、ライヴハウス同様の熱気を呼び、共有し合うように歌うFukase、しゃぼん玉にまみれながらギターをかき鳴らすNakajin、歌うようにピアノを弾くSaori、会場を一気にフェス状態へと盛り上げるDJ LOVEと共に、タオルを振り回し、しゃぼん玉や金テープがキラキラ舞う中、観客たちも飛び跳ねながら大合唱という熱狂的な盛り上がり。
最後の挨拶にはロボット“OMC-1”も一緒に「また来るからね~!」と締め括った。


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ライヴの中盤にはメンバー自ら出演したバンド結成までのエピソード映像も披露され、MCでは、DJ LOVEが自ら調べた各地の妖怪の話、Nakajinが各地にまつわるエピソード、Saoriはメンバーの裏話、Fukaseは意外な一面を見せる近況話などで観客たちとフレンドリーに接しながら、ライヴでファンタジックかつリアリティに迫るアートワークも含め、ホールならではの表現で楽曲に込められたメッセージを観る者にしっかりと刻んでいく。


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バンド史上最長となる初のホールツアーながら、またもバンドのポテンシャルの高さを見せたSEKAI NO OWARIは、来年1月~2月にかけ、大阪城ホール、日本ガイシホール、国立代々木競技場第一体育館2daysの全3ヵ所4公演のアリーナツアーを開催する。
彼らの“ENTERTAINMENT”はアリーナ会場ではどう表現されるのか。
もはや期待は高まるばかりだ。


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(取材・文/高橋公子)


INFORMATION
■LIVE
SEKAI NO OWARI ARENA TOUR 2013「ENTERTAINMENT」
2/22(金)国立代々木競技場第一体育館
2/23(土)国立代々木競技場第一体育館

SEKAI NO OWARI オフィシャルサイト

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