編集 K:ファンはもちろん、関係者からも大好評を得ているTHE MICRO HEAD 4N'SのGt.kazuyaさんのインスタライブ!(≫kazuya Instagram)
インスタライブで頂いた中から選んだ第6回目のテーマは、『好きなアーティスト、好きな曲』です。
kazuyaさんの好きなアーティスト、曲、さらに曲作りの話までお聞きしました!
インスタライブで頂いた中から選んだ第6回目のテーマは、『好きなアーティスト、好きな曲』です。
kazuyaさんの好きなアーティスト、曲、さらに曲作りの話までお聞きしました!
『好きなアーティスト、好きな曲』

kazuyaさんの好きな音楽についてお聞きしたいです。最近聴いている音楽を教えてください!
kazuya
最近はBiSH、coldrain、the HIATUS、Aimerですかね。その中で今一番聴いているのは…BiSHですね。

好きになったきっかけはなんでしょうか?
kazuya
普段色々な新譜を聴いていますが、少し前にBiSHの『プロミスザスター』を聴いていいなと。涙腺が緩むような曲が好きなんですよ。

涙腺が緩むような曲ですかー。
kazuya
僕が一番最初に好きになった曲が、TM NETWORKの『Fool On The Planet』ですけど、自分の好きだった曲を思い返してみたんですよ。そしたら共通していたのが、自分の涙腺が緩むような曲が好きだということに気付いたんですよね。

泣ける曲ってことですね。
kazuya
僕の曲も、涙腺が緩むような曲が多いってよく言われます。

確かに!曲の雰囲気が明るくても、何か悲しいというか、引っ掛かる感じがありますよね。
kazuya
泣くってストレス解消にもなるし、夜ふとした時に涙できる曲作りは意識していますね。

他にkazuyaさんの涙腺が緩むような曲って何があるんですか?
kazuya
乃木坂46の『サヨナラの意味』、『ガールズルール』ですかね。乃木坂46も涙腺が緩むような曲が結構多いです。あとthe HIATUSの『紺碧の夜に』、『ユニコーン』が好きですね。キャンプファイヤーの後の切ない雰囲気を勝手に感じて(笑)、結構好きです。

色々な曲を聴いているんですね!
kazuya
年齢を重ねると、昔の曲ばかり聴く傾向がありますけど、そうなっていくのは絶対に避けたいので、昔の曲は勉強のため以外はあまり聴かないですね。

昔の曲では何がお好きですか?
kazuya
最近聴いているのは…安全地帯が元々大好きで。けど懐かしいという感覚ではなくて、やっぱりすごくいいなーって泣いちゃいます(笑)。

どういうところがすごいと思いますか?
kazuya
やっぱり玉置さん(Vo.)の歌がすごいなと。あとコード進行が面白かったりしますね。

ジャンルもアーティストもバラバラですけど、好きな曲の雰囲気は似てそうですね。
kazuya
そうなんですよ。僕の好きなコード進行があって、大体それに似てることが多いですね。

なるほど、好きなコード進行ですね!
kazuya
昔出会った作曲家さんの曲がすごく好きで。その方が作った曲のコードを何曲か調べてみたんですよ。そしたら自分の好きなコード進行が見つかって。転調だったり切ない進行だったり、そこで沢山学びました。

そういえば私も好きな曲が結構似ていますけど、私の好きなコード進行があるってことなんですね。
kazuya
あると思います。例えば僕、パンク系の3コードは特に何も感じないですね。でも熱くなるって感じる人もいるんじゃないですか?僕はそれよりパキッとした色じゃない淡い色っていうか、中間色を欲しがるんですよ。

中間色ですかー。
kazuya
イメージとしては、夕暮れから夜になって、夜の星がすごくキレイで…って感じですね。この一連の流れが見えるコード進行がある曲が好きなんですよね。説明が難しいですけど(笑)。

イメージは伝わって来ます(笑)。
kazuya
例えば、Cコードが朝なんです。そこに9番を入れると夕方になっていて、7番を入れると綺麗な夜になっていく。そしてCコードをマイナーにすると深夜になるんですよね。さらにそこに9番を入れるとちょっとエロティックになるんですよね。そういうのが自分の中にあって。まぁ、勝手なイメージですけど(笑)。

さっきのイメージを音で表現すると、そうなるんですね。
kazuya
コードって色があるんですよ。その色彩を複雑にして、メロディーは簡単にすると、僕の一番好きな世界になるんですよね。マイフォの曲もそのイメージで作っています。コードは複雑なことをしているんですけど、メロディーは簡単という。

kazuyaさん流の作曲法則ですね!
kazuya
僕、未だに他のアーティストの曲をコピーしていますね。その曲のコード進行を追って、好きなコードを見つけています。

最近どんな曲をコピーしましたか?
kazuya
米津玄師さんとかback numberですかね。米津玄師さんなら『Lemon』で、back numberなら『高嶺の花子さん』が好きです。あと、EGOISTも聴いていますが、『英雄 運命の詩』を聴くと、アレンジがすごいので、何か曲を作りたくなります(笑)。

そういう風に勉強していると、ずっと音楽を続けられそうですね。
kazuya
そうなんですよ。音楽に終わりはなくて、学べば学ぶほど作曲の時に自分自身が自由になる感じがするんですよ。

それが音楽の魅力なんですよね。
kazuya
最近、Coldplayの『Viva La Vida』のライブ映像を観たんですが、もう泣いてしまいましたね(笑)。「世の中がこんな世界になれば」って。

どういうところがよかったですか?(笑)
kazuya
愛と平和しかない感じで!あるタイミングでお客様のライトが光って、サビに入る部分でお客様の笑顔が見えて!もうたまらないですね。その笑顔は偽物じゃない!

お客様の笑顔っていいですよね!
kazuya
最高ですよ!若い頃は利己的な考え方で生きていたので、あまり分からなかったですけど…。年齢を重ねることで相手の気持ちを理解するようになって。それからライブへの見方も変わりましたね。

なるほど、お客様目線からの音楽ですね。
kazuya
この前「音楽って何だと思いますか?」って聞かれたときに、即答したのが「音楽 = 物語」だったんですよね。とある一曲と、とある人の中で、誰も知らない大切な物語ってあると思うんですよ。過去と今を繋いでくれたり、青春時代の淡い思い出だったり。

音楽はその人の物語になると!
kazuya
音楽の世界は厳しいかもしれません。でも、音楽はなくならないと思います。これから先もずっと、色んな物語を作ってくれる大切なものだと思います。僕らの音楽も、聴いてくださる方々の人生という物語の一部になって頂けたら嬉しいなーって思います。
編集 K:あの曲を聴くとあの頃を思い出す…ということはよくありますよね。今聴いている音楽にも、自分の物語を刻んで行きたいと思いました。
また、kazuyaさんの「曲を分解する」という話もとても興味深く、貴重なお話が聞けた会でした!
次回のテーマもおたのしみに♪
また、kazuyaさんの「曲を分解する」という話もとても興味深く、貴重なお話が聞けた会でした!
次回のテーマもおたのしみに♪
THE MICRO HEAD 4N'Sの関連記事
-
THE MICRO HEAD 4N’S 、9/23(土祝) 先行シングル発売決定!8/27(日)に来場者特典としてシングルDEMO版配布
2023.07.31
-
THE MICRO HEAD 4N’S、「12th Anniversary Be awesome」開催決定!さらに主催イベント開催&待望のアルバム発売も発表
2023.07.03
-
THE MICRO HEAD 4N’S × defspiral によるカップリングツアー「9BALL GAMES」5年ぶり開催に向け、kazuya・KEKE・TAKA・MASATO座談会!
2023.06.21
-
THE MICRO HEAD 4N’S、defspiral「9BALL GAMES」チケット販売開始&新アー写解禁!
2023.05.15
最新記事
-
神はサイコロを振らない、「音楽でみんなとイチャつきたい」――アニバーサリーイヤーの愛と感謝を届ける、ホールツアー初日をレポート(セットリスト掲載あり)
2025.06.19
-
福澤 侑プロデュース「ACTORS☆LEAGUE in Dance 2025」、開催!新たな5チームのリーダーに阿部顕嵐、佐藤流司、spi、高橋怜也、高野渉聖が決定
2025.06.18
-
兵庫慎司のとにかく観たやつ全部書く:第186回[2025年5月後半・真心、Base Ball Bear×橋本絵莉子、子供ばんど+怒髪天+フラカン、サザン、Hump Back、三谷幸喜の芝居、の6本を観ました]編
2025.06.18
-
Suupeas (すーぴーず)、“スヤァ伝説”の幕開け!ひなぷ&はるぽんの様々な初挑戦が詰まった初ワンマンは大成功
2025.06.17
RECOMMEND編集部オススメなう!
-
Nothing’s Carved In Stoneの村松 拓と生形 真一に、5月よりスタートする2マンツアー『Hand In Hand Tour 2025』の全出演ゲストについて訊いた【前編】
2025.04.26
-
LINDBERG、シークレットゲストに盟友・岸谷香を迎え、36周年アニバーサリーツアー大団円。37年目へのフライトは続く
2025.05.12
-
つるの剛士、50歳記念ライブ"50th!!”は「自分の活動の31年と人生の50年とを振り返るようなライブにできたらいいなと思っています」
2025.05.07
-
アンティック-珈琲店- 年跨ぎのツアーを発表!メンバーとカフェっ仔が愛を伝えあった、未来へと繋ぐday2をレポート
2025.05.09
-
cali≠gari、過去作品を「新しい昔話」として実演!セルフ・カヴァー・アルバム『30』リリースライヴ東京ファイナル
2025.04.25
-
すたぽら、新しい目標への第1歩を踏み出した東西ライブ!東京ファイナル公演をレポート
2025.05.02