【THE MICRO HEAD 4N’S】SHUN.の上から読んでも下から読んでも「世の中バカなのよ」第4回

2018.03.29 18:00

「香港でマフィアと仲良しになる。」「SHUN.インドで軟禁される。」

こんにちは。
このコーナーが始まりまして4回目になりますが、流石の僕もネタがなくなりつつあり果たしていつまで連載できるのかが不安になっている今日この頃であります。

そう、このコーナーでは音楽人生25年以上の僕が、音楽には全く関係ないであろう話しを綴るという場であり、さらには昨今のコンプライアンスに一石を投じるというとても破天荒なコーナーであります。

と言うわけで、皆さん
「おいおい、話し盛ってないか?」
「ちょっと不謹慎じゃない?」
などなどの意見もあるかもしれませんが、ほぼ真実(かな~り昔の話もあるため、記憶が混濁していて若干の妄想もあるかもしれません)
まぁ、そのあたりは大目に見て頂ければと思います。

さてさて、今回のお話は前回予告にもありました20数年前の事で、前のバンドFANATIC♢CRISISで活動していた頃ですが、急遽1週間ほどのオフを頂きこの時間をどう有効活用しようかと悩んでいたのですが、結果趣味でもある旅行にしようと決断しました。

以前よりバックパッカーのように、色々な国を放浪していたので、今回もそうしようと、、、

しかし、日程は1週間しかありません。
お金もさほどない。
しかもいきなりである。
この条件では、行ける国も色々と限られてきます。

当時はまだネットというものが普及しておらず、あきらかに情報量も今よりは少なかったためどうしても雑誌などに頼るしかなかったので、本を読み漁っていたのですがこれでは埒があかないということで、思い立ったが吉日!!
荷物をまとめて行き先も決めずとりあえず成田空港に向かうことにしました。

そして、成田空港に到着し手当たり次第に条件のあうところで、今日にでも出発できる便を探し見つけたところが

香港

ん~、アジア好きな僕としては行ったことはないし、いまいちピンとはこなかったが、空港内の本屋で調べてみると近くにマカオもありギャンブル好きな僕にはまぁなんとか楽しめるかな?と思い香港行きを決意することに。

即決してチケットを購入して飛行機に乗り、数時間後には現地に到着。

到着後まずやることは、拠点となる寝床を確保せねばならない。

空港で買った「香港の歩き方」を頼りに安めの宿を探すことに。

とりあえず拠点にどこにしようかと本で探すと重慶大厦というところがバックパッカー御用達というのを見つけこれまた即決でそこに行くことに、、、、

重慶大厦は九龍半島というところにあり難なく到着。

着いてまず思ったのが映画でみた光景だなー。

街中にはいたるところ、雑居ビルの隙を抜うように看板が所狭しと並んでいた。

街は比較的近代化なかんじで、日本と遜色ないように思えたが、いざ重慶大厦につくと雰囲気がガラっとかわり、だれがどうみてもここは安易に踏み入ってはいけないだろ!?という空気に。

そこに住まう人種も、先ほどまでと打って変わって、インド系やアフリカ系の人々が多かったです。

そして、すれ違う人すれ違う人が僕のことをジロジロと観察するかのごとく見てくる。
これがまたそこの雰囲気とあいまって恐怖にも感じるのである。

旅行に行けば誰もが警戒心をいつも以上に抱くと思うのですが、この雰囲気は「もしかしたら殺されるのでは?」と必要以上に思うほどの場所でもあり、緊張もMAXに。

しかし、目的の宿はこの先ということもあり、目を合わせないようにおそるおそる進むことに。

程なくして、目的の宿が見えてくる。
古い雑居ビルで築年数はゆうに50年は経っているのではないかと思うほど正直廃墟のようなところでした。
そしてこのビルの中に幾つかの宿が点在してる模様。

僕が泊まろうとしてるところは、5階くらいのところだったので、エレベーターに乗り向かう事に。

エレベーターが日本では感じた事ないくらいにガタガタ音をたて今にも落下しそうだった。

そうこうしてるうちに5階に到着し、受付を済ます。

多少のトラブルを覚悟していたのだが、ここまで何事もなくあっさりチェックインができ、部屋に入り落ち着くことに。

部屋に入ると、汚いことを覚悟はしていたのだが、思った以上に普通だった。(それでも、日本のホテルに比べたらかなり汚い方である)
しかし、一番の問題はクーラーがないことと、かなりの狭さ!!!(この時、5月くらいだったと思う)
ベッドと本当に小さいカウンターテーブルのみだった。

この時、もうすでに夕方だったので、とりあえず一泊して明日からの予定を考えていたが、前々から行きたかったマカオにまず行くことにする。

資金もそんなにないので、香港での観光はマカオでカジノで儲けてからにしよう!甘い夢を抱き明日に備えて寝ることに。

翌朝、早速マカオに向かうためフェリー乗り場にむかう。

ガイドブックを頼りに、(この時まだiPhoneなどもあるわけないのである)なんとかフェリー乗り場まで到着したはいいが、同じ中国といえど自治区のためなのか、イミグレーションもあり時間はかかりそうではあるし、ここでいつも僕は止められる確率が高いので細心の注意を払いなるべく怪しいいオーラを出さないように挑むことに。

すると、今回は奇跡的に何事もなくあっさりスルー。

ほどなくして1時間ほどでフェリーもマカオに到着して、こんなに簡単にでいいものかと逆に不安になるほどに。

マカオに到着して、まずはというかマカオはカジノしかないと思っていたので、カジノを何件もまわってみることに。
この界隈で一番大きいカジノホテルが、まだ安心だと思い大きめのホテルのカジノに入ることに。

ちなみに僕は、過去にラスベガスのカジノに2回ほどではあるが行ったことがあったので、さほど緊張もしなかったのだがとりあえずはカジノの感じを見学して様子をみることに。

するとどうであろう。

基本、カジノといえばルーレット、スロット、ポーカーなどがメインで、他にも色々なゲームがあるわけだが、何やら見たことのないゲームも点在しているではないか!

う~~~ん、、、謎すぎる。

説明も広東語で書いてあったりでわけがわからなかったので、ここは慎重に自分の知っているゲームでかつメジャーなポーカーで行くことにする。

パーカーのレートの低いテーブルに座り、普通にゲームを始める。


テーブルに座って、初めて緊張してきたのだが、最初のうちは勝っていたので調子に乗って大きな賭けをしたりしてみる。

しかし、当然のことながらそういう時ほど僕は負けてしまうのである、、、、

勝ち負けを何度か繰り返しながら、2~3時間ほどで3~4万円ほどなくなってしまう、、、

僕の中では、5万円まではカジノで使っていいと決めていた。

残り1万円、、、、

 

さぁ、どうする?

 

選択肢は2つ。

① ここでやめて、残り1万は、遊ぶお金の足しにする。

② 1万ぶっこむ!!!

 

当然、後者である!!

 

ぶっこむことを選んだからには、もう後には引けない!!

ここでも2択を迫られる。

① 少額でかけて徐々に取り戻す作戦。

② ここは一気に1万ぶっこむでしょー!!!

 

当然、、、、、、、②である、、、

②を選んだ僕は、レートが低いテーブルにもかかわらず一気に1万円分をかける!!!

 

いざ!!勝負!!!

 

結果は、、、、、、

負けである、、、、、

はぁ、、、どうしよう、、、、。

僕の甘い香港生活が、、、、

ここで、悪魔と天使が僕に囁く、、、、

 

天使  もう、諦めて帰りましょう。

悪魔  へへへへへ。逆にチャンスだろ!!!ここで他の旅費も使って一発逆転しよーぜ!!!

 

悩むことはなかった。

悪魔である。

僕は、悪魔の選択を選んだ。

でも、一応見知らぬ国にただ一人、最悪の保険を売っておかねば。

残金 8万円ほど 残りの宿泊3泊

ホテル代 3泊20000円/食費 9食分15000円 / お土産 5000円 /交通費 25000円 / 他雑費 15000円
計80000円

というざっくり計算だが、雑費ってなんだよ!!そんなもんいらん!!

 

ということで、15000円使えることに。

ここでまたもや選択の時

① ちびちびかける

② 15000ぶっこむ!!!

 

当然、②である!!

学習???そんなもん僕の中にはない!!!

さっき、10000円負けたんだ!!15000円かければ倍額ならば30000円だ!!!

もはや、ぶっこむしか頭にないのである。

もう僕はぶっこみのSHUN.である。

そして、旅行で①番の大勝負に!!!

 

結果は 、、、、、、、、、、、、、、、、、、

 

負けである、、、、

 

どうしよう、、、、、

 

後先考えないダメなやつの典型的パターンに陥る、、、

しか~~~し、ここで終わらないのが僕である!!!

ん~~~、土産いいべ!!!!

 

ということで5000円まだ使える。
あとはぁ、、、、 食費も5000円削れる!!!
よし、あと 10000円使える!!!!


いくぞ!!!


ぶっこむぞ!!!!!



勝てばいいんだ!!!



土産??
勝てばいいんだろ?
買ったら好きなもんなんでも買ってやるさ!!!


食費???
勝てばいいんだろ?
買ったら、うまい香港料理たらふく食ってやるさ!!!


勝ちこそ正義だ!!!!

 

正義こそ勝ちだ!!!!

 

そう思いまた選択するのである。


① 半分の5000かける


② 10000ぶっこむ!!!


答えることもないだろうが②である!!


そして、これも答えることないだろう、、、


負けである、、、、、


死しかない、、、


どうしよう、、、、、


友よ、、、、土産買えなくてすまない、、、、

 

は!!!!その時である!!!
天使が囁いたのである!!!

天使  SHUN.くんSHUN.くん保険のために、靴下の中に予備で2万円隠して持ってるじゃない。このお金で、なんとか残りの旅行楽しめばいいじゃない!!!

 

きた~~~~!!!!!

そう思い靴下を探ると2万円あるではないか!!!

 

キタキタキタキターーーーーー!!!!

悪魔が囁く前に俺は両替所に走る!!!

2万円を香港ドルに見事に換金!!!

これで、復活!!

あと20000できる!!!

 

そう思い、ここは少し冷静になって一気に行くべきではないと思い、5000円づつ様子を見ながらかけてみることに、、、、

数分後、、、その20000円はあっという間に5000円に、、、、

 

はぁ、途方に暮れて、少し休憩するようなスペースで作戦を練ることに。

残り5000円。そして、宿泊費をあと10000円削ったら,計15000円はぶっこめるなぁ、、、、

 

ん~どうしようかなぁ、、、、

そうこう考えながら他のテーブルを色々みたりしながら歩き回る。

数分後、先ほどとは違うテーブルに着く。

よし!!!ここが肝心!!ここが今回の旅行の肝だ!!!

15000円、俺にはまだあるんだ!!!

いける!!

倍々ゲームで3連チャンくらいすれば取り戻せる!!!

そう確信していざ勝負に!!!

 

その時である!!!!

 

は!!!!!?????

 

さ、、、、財布がない!!!!!

 

ガビーーーーーーン。

こういう時にこの言葉を使うのであろう、、、、

どこをどう探してもないのである、、、、、

幸い、財布を2つに分けておりギャンブルで使う用の残り15000円が入った財布がないのである。
他のお金が入った方は、無事カバンの中にあった。

おそらくだがスリ似合ったとしか考えられない。

落とすタイミングもなかったはず。

やられた、、、、、、

ここで完全においらの心は折れる、、、、

これ以上生活費に手をつけたら、日本に帰ることはできない。

さすがの悪魔も

悪魔 「もう帰ろうよ、、、、」

と言っている、、、、、

僕は、帰ることにした、、、、

 

(どこに帰るのだろう?誰か教えて、、、、、、)

————————後編に続く、、、、、、

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