八王子の先輩後輩である、あっちゃん(ニューロティカ)とファンキー加藤(FUNKY MONKEY BΛBY’S)による、世代も音楽ジャンルも異なる異色対談が八王子で実現!

インタビュー | 2021.09.07 18:00

八王子の先輩後輩である、あっちゃん(ニューロティカ)とファンキー加藤(FUNKY MONKEY BΛBY'S)による、世代も音楽ジャンルも異なる異色対談が実現! 2022年1月3日に日本武道館公演を控えたニューロティカのあっちゃんが、すでに武道館ライブを経験しているファンキー加藤に、アドバイスを受けたいと実現したこの対談。モン吉と二人でFUNKY MONKEY BΛBY'Sを再始動し、9月22日には頑張る全ての人に送る最新曲「エール」をリリース。ロティカより少し先の10月1日に日本武道館にて『WE ARE FUNKY MONKEY BΛBY'S in 日本武道館 -2021-』を開催する加藤が、武道館を前に不安を抱える地元の先輩に武道館の魅力をたっぷり語り、熱いエールを送る。愛に溢れた八王子トークや、八王子ラーメンのおすすめ店情報もあるよ!(笑)
──八王子の先輩のあっちゃんと後輩の加藤さん、そして武道館の先輩の加藤さんと後輩のあっちゃんの対談です。
アツシはい、そうですね(笑)。よろしくお願いします。
加藤いやいや、僕たちはたまたま早く武道館をやったってだけで。ホントに僕は今日ね、立ち位置が難しいんですよ!(笑) “八王子の生きる伝説”と言われるあっちゃんとね、こうして一緒にお話させていただくのは嬉しいんですけど。「武道館のことを教えていただきたい」みたいなことを言われても、そんな大それたことじゃないんで(笑)。あくまでもいち後輩として、お話出来れば嬉しいです!
アツシ俺、前に八王子市民会館にFUNKY MONKEY BABYSのライブに行って紹介された時、「バンドの先輩」って言われるかと思ったら、「あ、八王子の先輩!」って(笑)。
加藤バンドうんぬん言う前に、まずは地元の先輩ってのがありますから!

あっちゃんが店主の「ふじや」をファンキー加藤が初訪問

──加藤さんはニューロティカは知ってたんですか?
加藤もちろんです! ファンモン結成する全然前から、存じておりました。八王子で音楽やってる人たちは普通に目にしたり、耳に入ったりしますからね。
──スタジオやライブハウス行くと、ピエロのポスターが貼ってありますからね。
加藤そうそう。ウチのDJケミカルもなかなかインパクトありましたけど、ピエロには敵わないです!(笑)
──ニューロティカの印象っていかがでしたか?
加藤生でライブを見る機会はなかなか無かったんですけど、一昨年に「八王子エイド」というチャリティイベントをやらせていただいた時に見て、圧巻でした! ずっと現場で生き抜いてきたんだなというのが、ワンステージでビッシビシ伝わってきました。ウチのファンの子はやっぱりケツメイシとかKICK THE CAN CREWとかは好きだけど、ニューロティカみたいなロックバンドは初めて見るって人も多かったと思うんですけど。あっちゃんのキャラやMCの面白さや楽曲のカッコ良さで、しっかり虜にしていたので凄いな!と思って。
アツシ(ニヤニヤして、体制を整えながら)ふふふ、よいしょっと!

──分かりやすいなぁ!(笑)みんなを笑顔に元気にしてってところでは、ロティカとファンモンって通ずるところがある気がしますしね。
加藤ありますね! 陰か陽で言ったら、どちらも陽のバンドじゃないですか。
アツシ(突然歌い出す)♪Yo~、Yo~、ヨーヨー! 犬のさんぽ~、犬のさんぽ~!
加藤あっちゃん、無理しなくていいんですよ!!(笑) ……あ~、やりづれぇなぁ。(笑)
アツシ早くも5分で「やりづらい」! 最短出ました!!(笑)
加藤あはは。でもまぁ、ホントにひとつの指針というか。地元・八王子にこういったイカしたバンドの先輩がいるっていうのは、すごく嬉しいし心強いですね。
──あっちゃんはファンモンの印象はいかがですか?
アツシもう圧巻ですよね! NHKだったかな? ファンモンのドキュメンタリーを見た時、ライブが終わった瞬間に酸素缶を吸っててさ。ヤバイよね、俺もまだまだ動きが足りないと思ったもん。そんで専属のトレーナーさんもいたでしょう? 俺は大体、自分で体をパンパン叩いてるから(笑)。
加藤酸素缶やったことあります? すごい体が楽になりますよ。歌いながら動くって、すごい運動量で、体内酸素濃度がグッと下がるんで。僕は曲の間に隠れて吸ったりしてます。
アツシ俺も武道館でやろうっと! で、吸った瞬間に「(高い声で)ボクは~」って。
加藤それ、声が高くなるヘリウムガスじゃないですか(笑)。
アツシあはは。俺、今日はまだ呑んでないからね(笑)。ファンモンは曲もキュンとくるんだよね、こんなオヤジにでも。
──新曲「エール」もひと足先に聴かせてもらってるんですよね?
アツシはい、聴かせてもらいました。「エール」を聴いて思ったのは、バンドを始めた頃の自分がいまの自分に「どうだ? お前、いまどうなんだ?」って聞かれてる気がするなって、「武道館まで不安で寝れない日々を過ごしてるよ!」って、昔の自分に言ってる気がした。
加藤あ~、嬉しいですね!

八王子の街を歩くふたり

  • フジジュン

    取材・文

    フジジュン

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  • 松島 豊

    撮影

    松島 豊

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