シシド・カフカ、ミュージシャン、女優、多忙な日々を過ごした2017年。3ヶ月連続コラボ作、久々のツアーに気合十分!

インタビュー | 2017.11.22 20:00

──第2弾「新宿サノバガン(SON OF A GUN)はザ・クロマニヨンズの真島昌利さんの作詞・作曲です。

マーシーさんの歌詞って、いろいろな言葉やリズムで遊んでいるっていうところが詰め込まれているんですけど、1フレーズで持っていくっていうところがあって。そこで、ハッとさせられて、あとはライブで楽しめるっていう楽曲作りが、マーシーさんの楽曲なんだなって感じましたね。それは、以前、『バネのうた』を書いていただいたヒロトさんと共通してる部分なんですけど。

──どこでハッとしました?

<突き刺さる 夢ならば もう止まらない>っていうフレーズですね。こういう思いを持って突き進んできた人なんでしょうし、そういうものにどれだけ反応し続けられるかがやっぱり大事だなって。いろんなしがらみもあるなって感じながら、この業界にいるので、自分自身にハッとさせられる思いがしましたね。

──歌声が変わってますよね。最初に「歌い方も軽くなった」とおっしゃってましたけど、まさにこの曲では力まずに楽しんで歌ってるのが伝わってきます。

そうですね。今までは何よりも、シシド・カフカであることに対してすごく力んでいたかなって思ってて。余白がないと遊べないので、余白を自分の中にちゃんと作らないといけない。それは、『K5(Kの累乗)』でとつとつと教えてもらったことですけど、やっと体現できるようになってきたのかなって思いますし、レコーディングではとにかく、どれだけドライヴするか、楽曲の言葉の強さにどれだけ負けないかっていうところを意識してて。これも、『バネのうた』と同じく、ライブで外せない曲になってくると思うんですよ。そういう意味でも、どれだけ自分が楽しめるかっていうのもありましたね。

──新宿という街が出てきます。

新宿はすごく馴染みが深いんですよ。大学生時代にカメラをやっていたので、新宿のヨドバシカメラに住んでるのか?っていうくらい行ってた時期もあったので。

──羽田、新宿ときてますが。

それはたまたまです。今、第3弾もこじつけようと思えばこじつけられるなって考えてます。

本当に今、解き放たれて、全てが音楽に染まってる状態なんです

──第3弾のコラボ相手が金子ノブアキさんと発表されました。

金子ノブアキさんは、RIZEだけじゃなく、ドラムヴォーカリストとして、ソロでも活動されてて。最初は、ツインのドラムヴォーカリストっていうところを見せたかったんですが、ドラムは一本の方が曲は映えるねっていう話になって。ドラムは私だけになったんですけど、歌は二人で歌ってます。

──どんな曲になってますか?

ハリウッドが日本の侍を描いた映画に出てきそうな曲ですね。最初は、メロディもオケも声だけでやったら面白いなと思ったんですけど、ノブアキさんの作る曲に完全に溺れてみるのもありだなって思って。楽曲自体は、ノブアキさんが、カフカっていう名前に注目をしてくれて。『フランツ・カフカ』からとったんですか?ってよく聞かれるんですけどっていう話をしてて。

──カフカさんは、チェコ語でカラスという意味からとった名前ですよね。フランツ・カフカもチェコ出身の作家さんだから。

そういう意味では、同じカラスからとってるかもしれないよねっていう話もしつつ。フランツ・カフカの『変身』からイメージした楽曲になってて。ムカデになっちゃった主人公のザムザは、自分の部屋から出ることができず、そのまま死んでしまうっていう話なんですけど、僕たちはその部屋を出て、蝶になって、昇華していくさまを表現できたらいいねっていう話になって。楽曲はノブアキさん、歌詞は私で、分担して。

──タイトルは?

ムカデになっちゃった人、『zamza』です。で、阿佐ヶ谷にザムザっていう演劇のハコがあるらしくて。全然知らなかったんですけど、場所シリーズとして、こじつけようと思えばこじつけられるなって思ってて。小さいハコから昇華する夢をみんな見てるでしょうし、なんとなく繋がったかなって思ってますね。

──『zamza』の配信日には、渋谷WWW Xでのワンマンライブがあります。

夏にフェスには出させてもらったんですけど、単独は2月以来なんですよね。今年はいっぱい演技のお仕事をしたから、『そうでしょ。ライブをやるでしょ』っていう感じで、『そうだ、ライブやろう』っていうタイトルをつけて。本当に今、解き放たれて、全てが音楽に染まってる状態なので、そうだ、ライブやろうっていう思いだけで臨みたいなって思ってます。フラストレーションが溜まってるので、それを全部、共有して、発散できる場になったらいいかなって。多分、ファンのみんなも溜まってると思うので、ちゃんと受け取りつつ、ちゃんと解放できる、シンプルなライブにしたいなって思ってます。お互いに発散できたらいいなと思いますね。

 

PRESENT

直筆サイン色紙を3名様に!

シシド・カフカ

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シシド・カフカ Live Tour 2017
そうだ、ライブやろう

12月2日(土) 名古屋 ell.FITS ALL
12月6日(水) 大阪 TRAD
12月13日(水) 渋谷 WWW X
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rockin'on presents
COUNTDOWN JAPAN 17/18出演!

12月31日(日) 幕張メッセ国際展示場1~11ホール イベントホール
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シシド・カフカの「特選」が
映画「ホペイロの憂鬱」主題歌に決定!

1月13日(土)角川シネマ新宿ほか全国順次公開
映画「ホペイロの憂鬱」 オフィシャルサイト

関連リンク

RELEASE

3ヶ月連続配信シングル

第1弾 配信中
シシド・カフカ feat.横山剣 with CRAZY KEN BAND「羽田ブルース」

作詞・作曲:横山剣
第2弾 配信中 
「新宿サノバガン(SON OF A GUN)」

作詞・作曲:ザ・クロマニヨンズ「真島昌利」
第3弾 12/13(水)配信スタート
「zamza」
シシド・カフカ feat.金子ノブアキ

作詞:シシド・カフカ
作曲:金子ノブアキ

>>「zamza」、ファンとのMVコラボ制作プロジェクト実施!
レコチョクが運営する共創・体験型プラットフォーム「WIZY」にて、11/22(水)20時より受付開始!
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