デビュー35周年の2019年は音楽の年。全ての活動を糧に、ミュージシャン・吉川晃司が動き出す!

インタビュー | 2018.08.31 12:00

1月20日、21日に開催された武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナでの『KIKKAWA KOJI LIVE 2018 “Live is Life”』2days以降、2018年の吉川晃司の音楽活動は、水面下で楽曲制作が進行している以外には大きな動きはない。その分、映画、ドラマでの役者活動が目立つ展開となっていた。が、やはり吉川にとって、軸となるのは音楽活動、それもライブである。彼がデビューしたのは1984年2月にリリースされた「モニカ」によってだった。あの衝撃的なデビューからまもなく35年が過ぎようとしている。あの頃の彼からほとばしっていたパワーは形を変えて、さらに強靱かつ豊潤なものになっている。来年2月1日、2日の武道館公演によって、デビュー35周年のアニバーサリー・イヤーがスタートする。「2019年は音楽の年」との発言もあった。吉川晃司の新たなるシーズンが始まろうとしている。
──確定していないこともたくさんあるとは思うのですが、来年2月の武道館の内容はどんなものになりそうでしょうか?

メニューが決まっていないので、具体的な内容を詰めていくのはこれからですね。ただ、前回、前々回のツアーもそうでしたけど、バンドの良さが伝わるステージを作っていくというところは変わりませんね。ウエノコウジくん(the HIATUS)、生形真一くん(ELLEGARDEN/Nothing's Carved In Stone)が得意とするタイプの曲を入れていこうと思ってます。

──武蔵野の森の2日間も吉川さんとバンドとの一体感あふれるステージ、見事でした。

素晴らしいメンバーに恵まれたなと感じました。EMMAちゃん(THE YELLOW MONKEY)とも10年間一緒にやったわけで、ビートルズだって10年やってないでしょ。そういった意味では、ひとつの時代を一緒に乗り越えてきた同志という感覚はありましたし、メンバー全員のモチベーションが高かった。武蔵野の森アリーナでの本格的なライブは初めてということで、不測の事態もいくつかあったんですが、スタッフ、メンバー一丸となって乗り越えて、いい区切りのステージになりました。

──のどにポリープが出来たことを受けての集大成的なライブでしたが、気迫あふれる歌声が見事でした。

のどを休めるため、今後1年間、歌わないと決めていたので、腹をくくってのぞんだんですよ。昔の武士や忍者は命がけの戦いする時、自分の体のどこかを斬ったという話を聞いたことがありますが、そういうギリギリ感が武器になった。きれいに歌うとか、上手く歌うということでなくて、今の自分が持っているものすべてを出すしかないという背水の陣の熱量があのステージに繋がったんだと思います。武道館や代々木体育館もそうですが、自分にとっても、意味を持った場所がひとつ増えましたね。

──武道館は武蔵野の森のステージの先にあるものということになるんでしょうか?

今のメンバーでのステージ、やるごとに手ごたえを感じているので、さらに極めていきたいんですよ。次からはEMMAちゃんは参加しませんが、生形くんも気合いを入れてくれるでしょうし、ELLEGARDENの再結成によってさらに成長しているだろうし、楽しみですね。35周年をどう反映させるかというのもあるので、選曲に関しては、メンバーと話し合いながら決めようと思っています。

──武道館、これまでもたくさんやってきていますが、会場としてどんな印象を持ってますか?

やはり特別な場所のひとつですよね。音響や設備がどうというレベルではなくて、気持ちの部分が大きい。ビートルズやディープパープルがやった場所ですから。ただし、何度もやっている場所だからこそ、新しいアイディアが必要ですね。

──楽曲制作中とうかがってます。どんな状況ですか?

4、5曲、ベーシックまでは作ったんですが、そこで止まった状態ですね。というのは、ここにきてドラマや映画の仕事がたくさん入ってきてしまったから。時間がない時に限って、これはやりたいなって思うような、おもしろい企画が来てしまう(笑)。

──作りかけの曲はどんな感じのものになりそうですか?

派手な曲が何曲かあったほうがいいだろうなと思っているので、そういうものも作ってます。例えば、「Juicy Jungle」という曲はコンサートの定番になっているじゃないですか。その兄弟曲みたいなものがあったほうがいいだろうし、「The Gundogs」もしかりですね。

──ライブで威力を発揮する曲を新たに作るということですね。

新曲があることで、ステージに新しい風が吹きますから。本当は自分自身が今作りたいのは「サラマンドラ」みたいな曲なんですけど……。

──味わいのあるグルーヴが気持ちいいですよね。大人の遊び心みたいなものも感じます。

適当に作っているんじゃないかと思う人もいるみたいなんだけど、ああいう曲を作るほうが実は難しいんですよ。もちろん自分の作りたいものは今後も作り続けていきますけど、35周年だし、ライブで盛り上がれる曲を増やしていこうと思っています。

──ライブをイメージして曲を作っていくということですね。

そうですね。シングルがどうの、という時代でもないですから。ただし、タイアップは別ですよ。劇場版アニメ『マジンガーZ / INFINITY』のエンディングテーマとして作った「The Last Letter」みたいに、きっかけをもらうことによって、そのモードに集中していくことで、生まれる曲もありますから。なので、タイアップは歓迎ですね(笑)。

公演情報

ディスクガレージ公演

KIKKAWA KOJI 35th Anniversary Live

2018年2月1日(金)2日(土) 日本武道館

一般発売日:2018年9月29日(土)

RELEASE

「KIKKAWA KOJI LIVE 2018

LIVE DVD&Blu-ray

「KIKKAWA KOJI LIVE 2018 "Live is Life"」

(WARNER MUSIC JAPAN)
NOW ON SALE

※完全生産限定盤[Blu-ray+CD][DVD+CD]、通常盤[Blu-ray][DVD]
※画像は完全生産限定盤[Blu-ray+CD]

TV

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番組HP:http://www.tbs.co.jp/shitamachi_rocket/

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