UquiとMAHが、“Muvidat”としてライブハウスに帰還!「みんなと一緒に進みたい」

インタビュー | 2018.11.22 19:00

昨年11月に新木場Studio Coastで開催されたラストパーティーをもって、18年間に及ぶ活動を休止したSHAKALABBITSのUquiとMAHが新プロジェクト“Muvidat(ムビダット)”としてライブシーンに帰ってきた!1年目ではなく、19年目の第一歩を刻んだ「19Years」や<いつだって夢中になれる>というバンドの指針を示した「Muvidat」など全8曲を収録した1stミニアルバム『Muvidat』を完成させたばかりの彼らに再出発への思いを聞いた。

いま、誰よりもワクワクしてます(Uqui)

──新プロジェクトがついに始動した心境から聞かせてください。ファンとしては、ワクワクしかないですが。
Uqui同じくワクワクはしてます。誰よりもワクワクはしてますけど、いま、まだ準備してる状態なんです。
MAH結局はライブをやってからだと思うんですよね。新曲の配信は始まったけど、「ただいま」はまだかもしれない。自分ら的なスタートはやっぱりライブかなって思います。
──SHAKALABBITSのラストパーティーからちょうど1年で、Muvidatとしてのライブが開催されますね。
Uqui去年の11月4日にライブが終わって、11月中旬にディスクガレージに来て。「ライブは1年後にはやったほうがいいよ」って言われて。私たちもその気持ちでいたし、なんか絶対にやるっていう話はしてて。じゃあ、ライブを決めちゃおうって、その時点でもう、11月23日っていう日にちは出してて。

みんなの集まれる場所を作り続けようっていう気持ちでした(MAH)

──そんなに早く決まってたんですね。
UquiSHAKALABBITSを休止するって決めた時から、もう次のことは考えていて。現実的にライブをする機会が減るのかと思ったら、もぞもぞしてきて。そのもぞもぞにきっと耐えられないだろうなと思っていたので、休止を発表した時から、「Her」ちゃんツアーの時も、ラストツアーの時も、ずっと考えてはいたし、動いてもいたしという感じだったんですよね。
──その「何をするべきか」に答えは出た?
UquiSHAKALABBITSの続きをやろうっていうことですね。
MAHとりあえず、みんなの集まれる場所を作り続けようっていう気持ちですね。自分らもみんなに会いたいから。
Uquiただ、1年前はまだどういう形態でやるのかも決まってなかったんだけど。
──UquiとMAHの二人で「Muvidat」という編成も決まってなかった?
MAH最初はUquiさんのソロをやろうとしてたんですよね。周りの友達にもみんなでUquiに曲を書こうよって話してて。
Uquiでも、なんか嫌だな、つまんないなと思って。ソロでやる意味がよくわからないから、一緒にやるのでよくない?って。そこから、二人組の名前を考えたんだけど、なかなか思い浮かばなくて。すぐに決まるものなんかなと思ってたけど、18年間、そういう名前を決めるってことをしてなかったので、そわそわしちゃって。で、ネットでいろいろと言葉を調べたり、しまいには私が大好きな類義語辞典を1ページ1ページずっと見ていって。気に入った言葉をメモしていた中に、<夢寐>と<脱兎>があって。
──夢寐は眠ってる間に見る夢のことで、脱兎は非常に速いことの例えですよね。
Uquiそう。最初の方で夢寐脱兎=Muvidatがいいねっってなったんだけど、なかなか決定が出せなくて。やっぱり、名前を決めるっていうことにちょっと緊張してたんだよね(笑)。でも、いよいよ決めないといけなくなって、Muvidatになる!って決めてからは、前からそうだったんじゃないかって思えるくらいしっくりきてますね。
MAHの<M>とUquiの<U>だし。
──<夢>と<兎>だし。これ以外ないんじゃないかと思ってますけど。
MAH僕は<脱兎>が心配だったんですよ。脱する兎って書くので、いらん想像をさせてしまうんじゃないかって思って。でも、Uquiさんが、「スピード感を持っていくんだっていう意味だから、脱兎はつけないとダメだ」って。「うちら、何をやるにも遅いんだから」って。だから、そういう想像をさせてしまったら、逐一、ちゃんと、「脱兎のごとくの脱兎です。DATSUNのDATです」って説明しようと思ってます(笑)。
Uquiこれしかないと思ったら似合ってるなって思ってます。口に出して練習したりもしてるよね。「Muvidatです。よろしくお願いします!」って。
──(笑)1stミニアルバム「Muvidat」の1曲目「19Years」はSHAKALABBITSのライブからの続きのようなイントロが付いてますね。
Uquiそうですね。「Her」ちゃんツアーの一番最後の曲、「Stars」から繋がってるイメージで。ただ、この曲を作ったのは一番最後なんですよ。最初は7曲の予定だったんだけど、MAHくんが、もう1曲入れたいって言い出して。
MAHMuvidatを始めるときに、一番最初に聞いてもらう曲がない気がしたんですよ。1個1個はすごくいい曲なんだけど、ちょうどその、つなぎ役がないなって。ぴったりのがないとダメだって。
──ライブDVDのタイトルが「18Years」だったし、歌詞では歌い続けるんだという意思も表明してます。
Uqui二人だけになっちゃったけど、19年間、続けているのは私とMAHだけなんですよね。だから、MAHくんに送ろうって気持ちで歌詞を書き始めて。そしたら、MAHくんの向こう側に応援し続けてくれているみんながいたっていう歌ですね。
──早くもライブアンセムになりそうな予感がしてます。特に最後の<OH YEAH!>はみんなで叫んでる光景が見えて。
Uqui歌入れの前日に珍しく、練習スタジオで曲を流して、歌の練習したんです。そしたら、最後にどうしても叫びたくなって。
MAHあそこは、うるってくるよね。ほんとにね、いいメロなんていらないんじゃないかって思うこともある。Uquiさんが叫んだ時点で音楽になってるってことですよね。

周波数を全曲432hzに変えてます。右脳を活性化させてみようっていう(Uqui)

──ライブで聴くのが楽しみですね。2曲目の「実験的ユートピア」には<432hzにはもう慣れた頃でしょ>というフレーズがありますが。
Uquiそうそう、周波数を変えたアルバムにしようっていうのがあって。世の中的には441hzだけど、右脳を活性化させてみようっていう。
MAH441hzは人の思考を停止させるっていう話もあるんですよね。432hzは森とか川とか、一番自然に溢れている波数が432hzらしくて。
──この曲だけじゃなく?
Uqui全曲です!みんな441hzでチューニングしてるけど、Muvidatは432hzでいきます。
MAH聴くだけ想像力が溢れるはずです。心を自由にする音楽っていう実験的な試みもありますね。
──なるほど。サウンド的にはファンキーですよね。
MAHyasu(Yasutaka Nakajima)にファンクテイストを入れてくれっていったら、思いっきりファンクになっちゃって。一番あいつが輝いたというか、好き放題にやってて。元々はもっとゴリゴリの曲だったので、デモと一番違くなってて面白かった。

REIやyasuに書いてもらうのは全然あり。自分もそれで楽しいし(MAH)

──yasuさんと同じくサポートメンバーのREI MASTROGIOVANNIさん作曲のスカナンバーも収録されてます。
MAHこれは僕には作れないですね。
Uqui去年の12月くらいには送られてきて。どんなこと歌う?って聞いたら、「Uquiちゃんの怒りをぶつけたらええねん」って言われて。わかったって言って、1回、書いたんだけど、今まで生きてきて感じた理不尽を詰め込みすぎて気持ち悪くなっちゃって(笑)。ちょっと変えて、怒りだけじゃなくて、ハッピーなものも入れてますね。
──yasuさんがアレンジしたり、REIさんの曲をUquiさんが歌うこともありなんですね。
MAHもともとソロで、REIにも曲を書いてもらうっていうノリでやってたので。それがそのままMuviになったけど、これからもREIには書いてもらいたいし、yasuに書いてもらった曲もあるし。全然ありです。自分もそれで楽しいし。
Uqui私も曲を作って聞かせてみたんですよ。「なんじゃこりゃ?」って言われましたけど(笑)。
MAH変拍子の嵐なんですよ。どうしたらいいのかって思ってます。
──(笑)今後、どこかに入ることを楽しみに待ってます。でも、それくらい自由度が増してるっていうことなんですね。
Uquiそうですね。あとは、SHAKALABBITS時代に作った曲もあって。「月」はそれこそ、5年くらい前にあった曲で。歌詞はいろんな世界が混じってる。実際に言うのはどうかと思うんですけど、私の中では、子供の頃によく行ってたアメ横が出てきてる。路地とか、パンダのぬいぐるみとか。年中お祭りのようで、背が小さかったから、壁の中を歩いていて。賑やかな音の中で、非日常な感じを子供の時から感じてた。その思い出をちょっと入れてみつつ、サビの部分は、ジョー・ストラマーの名言から。
MAH「月に手を伸ばせ!例え届かなくても」だね。そう言う姿勢は持っておけって言う言葉があって。すごいよねって言う話を随分前にしてたんですよ。
Uquiそういうマインドのことが言いたいなと思って入れましたね。

公演情報

ディスクガレージ公演

1st Mini Album 『Muvidat』Release Party

2018年11月23日(金・祝) eggman[渋谷] SOLD OUT
2018年12月23日(日・祝) 京都MOJO
2019年1月19日(土) 大阪・アメリカ村DROP
2019年1月20日(日) 名古屋・ハートランド SOLD OUT

【MEMBER】
Vo.Uqui / Dr.MAH
【SUPPORT MEMBER】
Gt.Yasutaka Nakajima / Ba.REI MASTROGIOVANNI

チケット一般発売日:2018年11月4日(日)

RELEASE

『Muvidat』

1st Mini Album

『Muvidat』

(Hallelujah Circus Inc.)
※CD・ブックレット・ステッカーが特製ポーチに入った会場限定セット
※ライブ会場限定
※8曲入り/2,500円(税込)

▼配信情報(「Muvidat」より全6曲配信中)
【第1弾】2018年11月8日(木)
【第2弾】2018年11月14日(水)
【第3弾】2018年11月20日(火)
>>ダウンロードはこちら(スマートフォン専用)
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  • 永堀アツオ

    取材・文

    永堀アツオ

  • PHOTO

    中野修也

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