サニーデイ・サービス、yonawo、グソクムズ ライブレポート! グッド・ヴァイブスが師走の街にきらめいた「UBC WINTER-JAM’ 22」

ライブレポート | 2023.01.10 12:00

二番手はyonawo。11月9日(水)にリリースしたばかりの3rdアルバム『Yonawo House』から「tonight」、そして配信EP『Prescribing The…』から「苺」、と、2022年リリースの曲を並べてスタート。その2曲をプレイし終えたところで、ギターの斉藤雄哉、マイクに入るか入らないかくらいの声で「…楽しい」とつぶやく。「なかなかめずらしいんです、雄哉からしゃべりだすの。本当に楽しいんだと思います」と、ボーカルの荒谷翔大。

荒谷翔大(Vo.)

斉藤雄哉(Gt.)

斉藤が鍵盤を弾いたり、荒谷はギターを弾く曲もあれば鍵盤の前に座る曲もあったりと、曲ごとにフォーメーションを変えながらのステージ。「26時」「ダンス」「トキメキ」と、曲が進んでいくにつれて、「聴かせる」というよりも「染み入らせる」ような感じで、オーディエンスが彼らの音楽に魅了されていくのが、肌でわかる。

「もうメリークリスマス、終わったんですけど」という荒谷の言葉を経て歌われた「はっぴいめりいくりすます」は、たとえそうであっても、今の季節にとても合っていた。続く「天神」も、この時期に自身によぎった感情が描かれている歌で、12月27日に行うライブだからこそのセットリストであることがわかる。
荒谷とベース田中慧のユニゾンが美しい「矜羯羅がる」を聴かせたあとのMCでは、「僕たちも、原点を見させてもらったような気がしております」と、荒谷が学生が主催しているこのイベントにリスペクトの意を表す。

田中慧(Ba.)

野元喬文(Dr.)

ラストは「tokyo」。鈴木真海子とSkaaiが参加している音源のバージョンとは、歌だけでなく音の質感まで異なっていて、新鮮に響く。歌と鍵盤だけになる後半のブレイクでは、オーディエンスのハンドクラップが曲に参加した。

SET LIST

01. tonight
02. 苺
03. Lonely
04. 26時
05. ダンス
06. トキメキ
07. はっぴいめりいくりすます
08. 天神
09. 矜羯羅がる
10. tokyo (feat. 鈴木真海子, Skaai)

グソクムズ “みんなと陽気な休日”
2023年2月4日(土) Shibuya WWW
チケット一般発売日:2022年12月24日(土)
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yonawo 3rd anniversary live “YONAWO YAON”
2023年3月18日(土) 日比谷野外大音楽堂 (東京)
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サニーデイ・サービス TOUR 2023
2023年2月10日(金) LINE CUBE SHIBUYA (渋谷公会堂)
2023年2月24日(金) 名古屋 ダイアモンドホール
2023年3月11日(土) サンケイホールブリーゼ
2023年3月12日(日) 岡山 YEBISU YA PRO
2023年3月18日(土) 広島 クラブクアトロ
2023年3月19日(日) 福岡 BEAT STATION
2023年3月21日(火・祝) 高松 オリーブホール
2023年3月25日(土) 仙台 Rensa
2023年3月26日(日) 新潟 LOTS
2023年4月7日(金) 京都・磔磔
2023年4月9日(日) 金沢 AZ
2023年4月23日(日) 札幌 ペニーレーン24
チケット一般発売日:2022年12月17日(土)
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