2003年、フォーシーズンズホテル椿山荘のグランドホールに現れた17人編成ビッグバンド ”ロッカ・スゥイング・オーケストラ” はロックンロールとJAZZのクロスオーバーなSWING BEATで会場を沸かせ、瞬く間にクラウンレコードからメジャーデビューを遂げた。ユニット名をJAZZBILLYに改めて老舗のJAZZレストランバー ”赤坂B-flat” で定期公演を続けるも大型ライブハウスからホールへと規模が拡大し始めた3年目の絶頂期に活動を終了。
ボーカルの上澤津はその後もロカビリーに回帰することなく、新たなJAZZBILLYをビルディングし直すためにノンジャンル、ジェンダーレス、年齢不問で多種多様なプレイヤー、パフォーマーとセッションを重ね、試行錯誤の末に19年ぶりのJAZZBILLY作品「Rock’a Beat Days」をアナログ盤とカセットテープでリリースした。(同作品は完売だが、RADIOプログラムバージョンとしてCD化が決定している。)
アルバム制作と時を同じくして、ボーカルの上澤津は「最後の忘れ物」を回収すべく初代ホーンセクションリーダー羽毛田耕士との再会を果たし、翌年以降のホーンアレンジとセクションの総監督を依頼した。
上澤津が最後の最後にオリジナルメンバー羽毛田耕士にこだわった理由は、羽毛田がホーンアレンジを手掛けた”JAZZBILLY featuring 織田哲郎/東京ストリートロッカー(近日配信)” で
織田哲郎のギターと絶妙に絡み合う13管ビッグバンドのアンサンブルで「一聴瞭然」となるであろう。
長い時を超えてJAZZBILLYのキーマンが揃い踏みを果たす2024年。
いよいよこの夏、ロッカ・スゥイング原点回帰の旅が ”渋谷近未来会館” から始まる。