ASKAが“ずっと温かかった”という故郷・福岡への思いを語る。

スペシャル | 2019.02.24 12:00

編集部:ASKAさん、故郷・福岡の思い出を教えてください!
故郷について話すのは難しいですね。「故郷、愛してますか?」「もちろん」「どうしてですか?」「生まれた場所だから」。これ以上の答えはないですから。生まれ育った場所で、いろいろな経験をして、自分という人間が形成されて。その土台が故郷なのだ、ということですよね。

ただ、以前は福岡でなかなか良いライブができなかったんです。妙に張り切り過ぎて、意識しすぎていたというのかな。そんなこともあって、ある時期から福岡を特別だと思うのをやめようとしたんです。「ただいま!」というのもやめて、ツアーのなかの一つの都市だと思おうと。そうすると、途端にいいコンサートができるようになったんですよね。そのときは「自分は東京に根を張っている人間」という気持ちだったのかもしれません。

その後、いろいろなことがあって、東京のスタジオが使えなくなって。そのときに手を差し伸べてくれたのが福岡だったんです。それはすごくありがたかったし、「福岡はずっと温かかったんだな」と気付くことができたんですよね。

編集部:コラム公開日の2月24日はASKAさんのお誕生日。ASKAさん、お誕生日おめでとうございます!
生まれ育った福岡への想いが伝わるコラムをありがとうございました。

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  • 森朋之

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