少女-ロリヰタ-23区 完全復活への経緯を語る、メンバー全員によるロングインタビュー!

インタビュー | 2016.11.23 12:00

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インタビュー/牧野りえ

2012年に惜しまれつつも無期限活動休止した少女-ロリヰタ-23区。バンド結成から13年目となる2017年の1月15日、Zepp Tokyoにて開催の完全復活記念ONEMAN「起動区」で、その名の通り完全復活を果たす彼ら。メンバー5人でのライブは実に7年ぶりとなる。完全復活を発表後、5人揃ってのインタビューはなんと『DI:GA』が初! 復活を決めた各メンバーのエピソードや、今後の活動スタンスを含めた決意、そしてZepp Tokyoでの完全復活記念ONEMANについて聞いてみた。

──少女-ロリヰタ-23区の完全復活を決めたのはいつ頃、どんなきっかけだったんですか?

lolita23q_souかれこれ1年近く前なんですけど。ユ≠キから‘’久しぶり~‘’みたいな感じで電話がきたんだよね。
lolita23q_yuuki特にバンドのことは触れず、久しぶりに飲みに行こうよっていう感じで誘いました。そこで遠回しに“音楽にまだ興味はあるのか?”って探りを入れて。
lolita23q_ryosukeその場に僕もいたんですけど。実は僕とユ≠キで1年くらい前から“もう一回、少女-ロリヰタ-23区としてステージに立つことを考えていこうか”っていうような話をしていたんです。それぞれがキャリアを重ねていく中で全員の視野が広がっていたし、ユ≠キと再会したことがきっかけでお互いが“またやりたいな”って自然と思えたんですよね。

──そこでまず颯さんに声をかけたと。

lolita23q_sou何かの誘いはあるかなと思ってたけど、まさかロリヰタの完全復活だとは思わなくてビックリしたよ。僕はロリヰタ脱退した後、海外に行ったりと色んな経験を沢山してきて。その中でもう一度、音楽がやりたいな、ステージに立ちたいと思ってたんだ。久しぶりにメンバーと再会して話をしてみて、ロリヰタでまたあの日の夢の続きを見たいなと強く思った。

──BANさん、龍兎さんは少女-ロリヰタ-23区の復活の話を聞いてどう思われました?

lolita23q_ban私はみんながやりたければやればいいんじゃないかなと。断る理由がなかったのでやろうと思いました。
lolita23q_ryuto僕はすぐ断りました(全員爆笑)。今やっているバンド(the LOTUS)が始動して1年ぐらいだったのもあって、さすがに難しいなと。
lolita23q_ryosuke龍兎が参加できないのは残念だったんですけど、まず4人でやってみて、面白そうだと思ったら気持ちも変わるんじゃないかなみたいなところもあって。それで今年の9月にサポートギタリストを入れて一日復活公演をO-EASTでやったんですよ。

 
──龍兎さんは観に行かれたわけですね?

lolita23q_ryutoどんなものかなと思って観に行きました。思ったよりも全然ブランクがないなっていう印象だったんですよね。メンバーそれぞれの魅力が何倍にも増してて、改めて素晴らしいバンドだなと思いました。
lolita23q_yuuki本当は5人でやれたら一番よかったんですけど、ライブを観ればきっと龍兎もやりたくなるだろうと思ってあまり強引に誘わず。4人でできるとこまでやりつつ、迎えられる体制を整えてた感じですね。
lolita23q_ryosukeそういう流れも含めて、自分たちとしては5人揃っての今回の完全復活はすごく奇跡だと思っていて。さっき颯も言ってたように、2017年から気持ちをひとつにもう一度、夢の続きをこの5人で追っていこうっていうことになったんです。

──なるほど。実際にリハーサルで久しぶりにこの5人で合わせた時はいかがでしたか?

lolita23q_souいい意味で当時と全く変わってないんだけど、歌ってて凄く気持ちいいなと思った。
lolita23q_ban私も何も違和感なく、久しぶりという感じがしなかったですね。面白いもので、意外と体が覚えてるもんですね。
lolita23q_yuuki僕も期間が開いてた感があまりなかったです。
lolita23q_ryosuke鏡に映った5人の姿も、バンドマジックみたいなものがやっぱりこのメンバーにはあるなと思いましたね。
lolita23q_ryutoこの5人で鳴らすことには特別な意味があると思うので。実際に5人で音を出してみて、やっぱいいバンドだなって思いましたね。

──今後はどんな活動展開を考えていますか?

lolita23q_sou9月の限定復活公演で久しぶりにステージに立った時に、ファンが凄く大人しいなって感じたんだよね。もっと会場が熱狂的になれる空間を作っていきたいと思った。
lolita23q_ryosukeこういう時代なので、アーティスト自身が舵取りをしていきたいなと。それは長くこのバンドを頑張っていきたいから。まず自分たちメンバーが納得できるスタンスで、もう一度、攻めの姿勢でこのヴィジュアル系シーンを突き進んでいきたいなと思ってますね。

──新曲の発表もファンは楽しみなところだと思いますが。

lolita23q_ryosuke颯がステージに立ってなかった時期に作り溜めてたものとか、僕や龍兎が新たに作ったものとか、すでにいろんな曲があって。今それらをアレンジしているところなんですけど、並べてみると大変しっくりきてるというか。少女-ロリヰタ-23区の根本的な部分、良さは変わらずアップデートしたものをお届けできるのではないかなと思ってます。ご期待していただきたいですね。

──まずは何よりも1月15日にZepp Tokyoで行われる完全復活記念ONEMAN「起動区」を成功させることですね!

lolita23q_sou本格始動の幕開けの日だからね。新曲も用意してるので、これからのロリヰタを感じさせるライブにしたいね。
lolita23q_ryuto少女-ロリヰタ-23区で一度、イベントでZepp Tokyoに立った時のことを鮮明に覚えていて。正直、Zepp Tokyoってこんなにデカいんだと思って、納得のいくプレイができずすごい悔しい思いをしたんですよ。だから僕的にはちょっとリベンジ的な感じがあります。今の自分がステージに立ってみてどう感じるのかも楽しみですね。
lolita23q_yuuki不安はないんですけどお客さんもいっぱい来てくれるし、この5人でステージに立つのは久しぶりなので、その日までに完璧な状態にして臨みたいなと思ってますね。
lolita23q_ryosuke僕もZepp Tokyoであることに対してそこまで気負いみたいなものはなくて。純粋に今まで作ってきた曲をそれぞれが成長した今の姿でクオリティ高く表現することと、今作ってる曲を未来が見える形で届けることですよね。自分のやるべきことを全力でやるだけだと思ってます。
lolita23q_ban過去最大のキャパシティになりますけど、そんなに不安もなくやる気は満々です。特に問題はないかなと思ってますね。
lolita23q_sou7年ぶりとなる5人でのステージだし、ここから始まるお祝いみたいなハッピーな気持ちになれる1日にしたいね。

──どんなところが観どころになりそうですか?

lolita23q_banロリヰタのライブでは毎回、超絶面白いドラムソロがあったんですけど。Zepp Tokyoでももちろん、他では味わえない豪華でドラムセットで、とてもシュールで面白いドラムソロやMCなどが盛りだくさんある予定なので。そのへんも注目していただけたらいいかなと思ってます。
lolita23q_ryosukeメンバーのキャラクターが他のどのバンドよりもバラバラだと思うので、どこを見ても面白いと思いますし。そういう5人がひとつの熱いステージを作ってるところがうちの良さだと思うので、そこも観て感じてほしいですね。
lolita23q_yuuki当時若くてライブ会場に来れなかった人が来てくれて、“来てよかったな”と思えるようなライブにしたいと思います。
lolita23q_ryuto当時の夢の続きをまた観に来てほしいですね。
lolita23q_sou少女‐ロリヰタ-23区のライブは他とは違うっていうところと、‘キテるな!’って思うようなライブを観せたいと思ってるよ。

 

PRESENT
「絶対帝区」Tシャツを3名様に!

以下URLよりメールにてご応募ください。応募〆切は2017年1月22日(日)23:59まで。

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■少女-ロリヰタ-23区完全復活記念ONEMAN「起動区」告知映像

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