ソウル、ファンク、ブラックコンテンポラリー、ヒップホップ、R&Bと進化してきたブラックミュージックの中で、近年のJ-R&Bのパイオニアとして活躍してきた米倉利紀。昨年(2012年)の4月25日にデビュー20周年を迎え、この1年間はこれまでと変わらないコンスタントな音楽活動に加えて、東京、大阪での野音ライヴを開催するなど、新たな挑戦も行ってきた。
「20年間を支えてくれたファンやスタッフの皆さんへの感謝の気持ちは当然、そして、ひとつの通過点だという気持ちでこの1年間を過ごしてきました」
そんな通過点の最後となる第4弾、通算18枚目となるオリジナルアルバム『sTYle72』が2月13日に発表された。J-R&Bを基本にトランス系サウンドをはじめ、様々な要素を取り入れた楽曲を聴かせてくれるほか、尊敬する久保田利伸、林田健司からの楽曲提供を受け、これまで以上に自由度の高い作品を聴かせてくれている。
「今作はこれまでのようにアルバム全体を通して楽しんで聴いて欲しいという思いと、1曲ずつでもきちんと成立し、1曲1曲の息づかいを感じて欲しいという思いで制作したんです。前作までは曲に対する情熱をどうしたら明確に伝えられるのだろうか、ということにばかりとらわれていた気がして…。だから今回は媚びるのでもなく、でもたくさんの人に対して歌う、そのバランスが大きな課題となったんです。適度な情熱と適度ないい加減さ、つまり自分が作る責任というものをより意識して追求する反面、肩の力を抜いて音楽を楽しむ、そのバランスを考えたんです」
ひとつの節目を通過して肩の力も抜け新たなスタンスも加わり、アーティストとして幅を広げた米倉利紀は、4月7日の東京を皮切りにツアーをスタート。ニューアルバムからの楽曲を中心に21年目の横顔を届けてくれる。もちろんこれまでの20年への感謝の気持ちを込めた楽曲の数々も届けてくれるという。
「アルバムの中に収められている『layers』でも書いているけど、人は一生の中で沢山の人と出会い、コミュニケーションすることで様々なものを得て人生の1ページ1ページが積み重なっていく。他力ではなく、自分の手で積み重ねていかなければいけないと僕は思うんです。歌手として20年、一人の人間米倉利紀として40年、僕なりに人生のページを積み重ねてきた。そしてこれからも如何に意味のある1ページ1ページを積み重ねていけるか、ということが大事なのではないかと思っています」
ツアー中に21年目がスタートする今回のステージ。これからの20年に向かって進化し続ける米倉利紀の始まりがそこにはあるのかもしれない。
2013年4月25日(木) | Zepp Tokyo | 18:30 開場 / 19:00 開演 | 指定席:7,350円 (税込) |
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2013年6月6日(木) | duo MUSIC EXCHANGE | 18:30 開場 / 19:00 開演 | スタンディング:6,825円 (税込) |
2013年6月7日(金) |
2013年5月13日(月) | Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE | 18:30 開場 / 19:00 開演 | 指定席:10,500円 (税込) |
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