ビヨンセの投資で注目を浴びるアーティストグッズ販売「Sidestep」のビジネスモデルが話題に

2016.10.0918:00

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ビヨンセ

近年ライブコンサートと同等にアーティストの重要な収入源になっているライブグッズ。

日本でもライブ開始数時間前からグッズを求めて列を作り、会場限定グッズが即完売といった光景を見かけるが、アメリカでグッズ販売を手がけている「Sidestep」は、並ぶ苦痛を軽減する試みで急成長しているエンタメ系テック企業だ。

数日前にビヨンセ、率いるマネジメント「Parkwood Entertainment」が15万ドル(1520万円)を投資して注目を浴びた「Sidestep」だが、ライブ会場でのファンのニーズに答えた柔軟性溢れる販売方法で脚光を浴びている。

基本的にスマートフォンの専用アプリで注文は全て完結する。コンサート前に事前に注文して置けば、当日会場での受取りも可能。先に決済を済ませており、発行されたバーコードで速やかにグッズ受取場で受け取れるのでグッズ欲しさに数時間並ぶというストレスから解放される。また当日仮に買い逃したり売り切れていたとしても、グッズの多くは増産されるため後から注文することも可能なのだ。

「並ぶことから解放される」という点では、ファンにとってはありがたいサービスではあるが、気になるのはサービスの価格設定。「Sidestep」は、この便利過ぎるグッズの購入方法と引き換えに、商品の10%ものサービス料金を上乗せする。3000円のTシャツを購入したら3300円+送料ということで、少しでも安くグッズを手に入れたい人はやはりいつも通り会場に早く行って列に並ぶという行為を続けなければならない。

現在、アデルを始めSIA、キャリー・アンダーウッド、カウンティング・クロウズ、ロブ・トーマスなどもこのサービスを通じてグッズ販売を行っており、高額投資で話題となったビヨンセもアーティストとして利用している。

記事提供:AOL News