ドラマチックアラスカ、1月21日地元神戸・太陽と虎から始まる新しいミニ・アルバム『ロックンロールドリーマーズ』のリリース・ツアーのタイトルは『ロッククライミングツアー』だそうです。「TEPPEN超えてやんよ 生きたい高く遠く」と歌う新作の1曲目「TEPPEN」にかけてこう決めたのだと推測されますが、ならばツアーに先駆けて本当にやってみませんか?「TEPPEN」とれるかトライしてみませんか? と、「メンバー4人でボルダリングに挑戦」という、そのまんまにもほどがある企画を提案してみたところ、なんと「やります!」とお返事が。
都営新宿線菊川駅徒歩2分のボルダリングジム「HEADROCK CLIMBING GYM」が全面協力。今回はジムを貸し切りにして、オーナー兼インストラクターの渡部さんがていねいに教えてくださいます。4人ははたして「TEPPEN」をつかみとることができるのか!?
(取材/文・兵庫慎司)
(PHOTO・横井明彦)
エントリー選手
![エントリーNo.1サワヤナギマサタカ(Gt)](http://www.diskgarage.com/digaonline/wordpress/wp-content/uploads/2018/01/01.jpg)
メンバーから「最初にやって」と指定される。
![エントリーNo.2ニシバタアツシ(Ds)](http://www.diskgarage.com/digaonline/wordpress/wp-content/uploads/2018/01/02.jpg)
もっともリーチがあるのが吉と出るか凶と出るか。
![エントリーNo.3ヒジカタナオト(Vo&Gt)](http://www.diskgarage.com/digaonline/wordpress/wp-content/uploads/2018/01/03.jpg)
真剣な表情。あと、登るのも下りるのも速い。
![エントリーNo.4タケムラカズキ(Dr)](http://www.diskgarage.com/digaonline/wordpress/wp-content/uploads/2018/01/04.jpg)
とにかく身軽! とにかくうまい!
ルール説明
そもそもボルダリングとは?という方のために、念のため。
[ボルダリングとは、フリークライミングの一種で最低限の道具[シューズとチョーク]で岩や石を登るスポーツ]
「ボルダリング」フリー百科事典 ウィキペディア日本語版より引用
2017年1月19日 (木) 16:05 UTC
https://ja.wikipedia.org/wiki/ボルダリング
まず、壁を登っていくコースは決められています。登る時は同じ色のホールド(注:手がかり、足がかりに使用するボルダリング用の道具)にテープで指示された順番どおりに手か足をかけて、だんだん上を目指していき、ゴールのホールドを両手でつかむことができたらゴール。
![ドラマチックアラスカ](http://www.diskgarage.com/digaonline/wordpress/wp-content/uploads/2018/01/c70047e332311517403c8ba8d675cb5c.jpg)
同じ色のホールドを使って登っていく。どれをどの順番で使うかも決まっていて、貼ってあるテープでそれが指示されています。
手だけが決められていて足はどこに置いてもいい「足自由」と、足も同じテープが貼ってあるホールドを踏んでいく「足限定」というルールの2種類があります。コースは8級から初段まで難易度が分かれています。
「HEADROCK CLIMBING GYM」には何面もの壁があるのですが、お客さんが飽きないように、年に3回ぐらいのペースでホールドを全部外してコースを作り直すとのこと、そのうちいちばん登りやすい白いホールドの8級のコースを、「足限定」で登るところからスタート……あの、これ、全然登れる気がしないんですけど……。
「そんなことないですよ、ほとんどの人が登れます。ただ、最初は楽しいからみなさんガンガン登るんですけど、1時間もするとだいたい遠い目になりますね(笑)」と渡部さん。
![ルール説明](http://www.diskgarage.com/digaonline/wordpress/wp-content/uploads/2018/01/d08a269fc44f802d5d0b2d0911f806f6-1.jpg)
8級から初段までのホールドの色分けはこのようになっています。
テープに「S」と書いてあるのが「スタート」のホールド。それを両手で持って、両足がマットから離れた時点でスタートになります。ゴールのあと、下りてくる時は、どのホールドを使ってもいいとのこと。
ボルダリング用のシューズは「ゆるいと登りづらいから、爪先がちょっと曲がるくらいのサイズがいいです」と渡部さん。そして、手にすべり止めの白い粉(通称「チョーク」)をたっぷりつけて、エントリーNo.1:サワヤナギマサタカ(Gt)が最初に登ります。
![ドラマチックアラスカ](http://www.diskgarage.com/digaonline/wordpress/wp-content/uploads/2018/01/d457f3e1c02906bac2a181a504feb887.jpg)
先生の説明を聞きながら壁を見上げて脳内シミュレーション中。
いざ、実践!
![サワヤナギさん](http://www.diskgarage.com/digaonline/wordpress/wp-content/uploads/2018/01/aff85c6bce1dc7bb1747dfc92edeb1c9-2.jpg)
①まず手にチョークとしっかりつける。
②先生からコースの順番をきいて。
③スタート。一歩ごとに先生が「次は右手をそこです」という具合に教えてくれます。
④上の黄色いホルダーを両手でつかんだらゴール!
「はい、右手はそこ、左手はここで、右足はここ、左足はここからスタートです。じゃあ次は右手を斜め上のそのホールドに──」という渡部先生の指示に従って両手両足を動かしていくと、スルスル登れてあっさりゴール。みんな「おおっ!」と声を上げる。下りてきたサワヤナギさん、いかがでした?
![サワヤナギマサタカ](http://www.diskgarage.com/digaonline/wordpress/wp-content/uploads/2017/01/icon_sawayanagi.png)
でも簡単そうにスイスイ上がっていったように見えましたけど。
![サワヤナギマサタカ](http://www.diskgarage.com/digaonline/wordpress/wp-content/uploads/2017/01/icon_sawayanagi.png)
![ニシバタ](http://www.diskgarage.com/digaonline/wordpress/wp-content/uploads/2018/01/fb9cfb98d8fc1aa34a5fc122e3192151-1.jpg)
他のメンバーも挑戦。力をこめればこめるほど笑顔になるニシバタ。
では次、ドラムのニシバタアツシ。いちばん身体が大きい分不利かも、と思うも、彼も難なくクリア。
![ニシバタアツシ](http://www.diskgarage.com/digaonline/wordpress/wp-content/uploads/2017/01/icon_nishibata.png)
![ヒジカタ](http://www.diskgarage.com/digaonline/wordpress/wp-content/uploads/2018/01/a36b432b311cf8ef990774b4584bab23.jpg)
真剣な表情でスイスイ登っていくヒジカタ。
ボーカル&ギター、ヒジカタナオトもあっさりクリア。ほんとにあっさりで、登りながらカメラを意識する余裕も見せる。かなり身が軽いとお見受けしました。
![ヒジカタナオト](http://www.diskgarage.com/digaonline/wordpress/wp-content/uploads/2017/01/icon_hijikata.png)
![タケムラ](http://www.diskgarage.com/digaonline/wordpress/wp-content/uploads/2018/01/b1ee80d4484617de3b625e31f72fe025.jpg)
タケムラ、まるで忍者のような身軽さです。
そして最後はベースのタケムラカズキ。速い! いちばん速い! 下りながら「すげえ、楽しい!」と口にする余裕も。下りてからも
![タケムラカズキ](http://www.diskgarage.com/digaonline/wordpress/wp-content/uploads/2017/01/icon_takemura.png)
私(ライター兵庫)もやってみました。正直、スポーツ関係はまったく自信がないのですが、意外とすんなり登れました。ただ、確かにゴールから下を見下ろすと怖い!
そして女子もチャレンジ、挑むはディスクガレージのドラマチックアラスカ担当デスク・小林さん……おお、笑顔でスルスル登っていく。難なくクリア。
次は、難易度が高いコースへ挑戦!